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今回は、「α波」という言葉がまだ知られていなかった1970年代から脳波の研究に取り組んでいらっしゃる志賀一雅先生に取材! あの松下幸之助さんの不眠症をあっさり解消したという呼吸法を教えていただきました。
息を吸いながら「よかった」、吐きながら「ありがとう」と思いながら呼吸すると7.8ヘルツのスローアルファ波が増える、という革新的な呼吸法を発見した志賀一雅先生。1週間、入眠前にこの呼吸法を行うと条件づけがなされ、すぐにドーパミンが分泌されるようになるとか。 睡眠の質が改善されるだけでなく、疲れが取れてやる気が出る、クリエイティブ思考が強まる、食べ物がおいしく感じられるなど、いいことずくめです。 「何かを食べたときにまずいという感覚がない。よかった、おいしいにつながるんです」 と、志賀先生。 先日食べた惣菜がまずかったので、早くこの呼吸法を知っていれば……という思いです。 「転んだときも、息を吸いながら『よかった』と思えば、骨折しなくてよかった、とポジティブになって痛みが消えちゃう」 辛いときに「よかった」と思うのはMっぽいですが、苦しみの多い現世ではそれが最善の処世術なのかもしれません。 志賀先生は、日本にアルファ波という概念がなかった1970年代から研究を開始したそうで、お話に説得力があります。 「僕がアメリカへ行った1971年ごろは、アルファ波の大ブームだったの。カリフォルニア大学の心理学者、ジョー・カミヤ教授が、お坊さんの瞑想中の脳波を測ったらα波がいっぱい出ていることがわかって、話題になった。でも、当時はリラックスしすぎるとボケるとか、否定的な意見もあったね」 50年前の固有名詞がスラスラと出てくるすばらしい記憶力は、呼吸法の賜(たまもの)でしょうか。 半導体の学会に参加するため渡米した先生ですが、現地でアルファ波に出会い、一転して脳波研究に没頭。最近では、地球をとりまくバン・アレン帯と脳波の関係にも着目しています。 「この地球上のすべてのものはバン・アレン帯からくる4つの電磁波の影響を受けている。神様の周波数なんだよね」 志賀先生によると、地球にクリスタルや宝石が生まれるのもバン・アレン帯のもたらす電磁波の揺さぶりの影響だとか。 「よかった・ありがとう」と呼吸しながらバン・アレン帯を思うことで、健康運だけでなく財運も高まりそうです。
辛酸なめ子
漫画家、コラムニスト。芸能界から霊能界、セレブから宇宙人まで独自の視点で切りこむ。
志賀一雅
1983年、脳力開発研究所設立(現在は相談役)。パソコンを利用した脳波分析装置を開発し、大学や企業の研究所へ提供。アルファ波を指標としたメンタルトレーニング指導で、大手企業の脳力開発研修において高い評価を得る。
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