地球への違和感を火星人に託すーー新月から別世界へのランデブーを望むヨルシカ「火星人」にオカルト的曲世界を見た
ヨルシカ新曲「火星人」は、新月を象徴とした厭世のオカルトミュージックである。ーー無謀な読み解きにお付き合いください。
記事を読む
マンガ=石原まこちん
都市伝説ウォッチャーの漫画家・石原まこちんがムー的スポットや人物を探訪! 今回はあの秘密結社にとてもとても縁のある専門店へ。 (2020年2月29日記事を再掲載)
*再掲載記事のため、取材時の2020年と現在では店舗の場所が異なります。
STRANGELOVE/M
http://strangelove.secret.jp/
「STRANGE LOVE」と「M」は2014年に「ムー」でも取材している場所。2016年に同じヴィーナスフォート2階の中で移転(そして拡張)していて、メーソンもしくはM会員限定の部屋や、非売品だけのミュージアムコーナーも充実していた。メーソンが自分や仲間のためにオーダーして制作されたもの、各ロッジで使用されていたものなど、実物が物語る歴史が雄弁だ。
そして、メーソンうんぬんをおいておいても、「STRANGE LOVE」と「M」に並ぶアメリカ、ヨーロッパの珍しいアンティーク雑貨は一見の価値あり。「M」にもメーソンに関係ありそうでないアイテム(フクロウ像とか)があり、全体で廣瀬さんのセレクトによる世界観が構築されている。メーソンうんぬんをおいて、味のあるインテリアを求める来店も多いという。
こちらが「STRANGE LOVE」。「M」同様に入り口がわからない構造になっている……。
ちょっと気になるのは「廣瀬剛さんはメーソンなのか?」という点だけど確認はもちろんできていない。
何かと噂だけは多いフリーメーソンだが(それはムーのせいだろう、という御指摘はありましょう)、シンボルをふんだんに用いた品々が語りかける「この象徴を読み解けるかな?」という無言の圧も、魅力のひとつ。来店し、廣瀬さんの話を聞いていると、ふらふら~っと「M」入会の手続きをしてしまっていた。指輪ひとつから、秘密結社の一端に触れた気がする。
関連記事
地球への違和感を火星人に託すーー新月から別世界へのランデブーを望むヨルシカ「火星人」にオカルト的曲世界を見た
ヨルシカ新曲「火星人」は、新月を象徴とした厭世のオカルトミュージックである。ーー無謀な読み解きにお付き合いください。
記事を読む
生物兵器チュパカブラの運用に悩むCIAの日常…マンガMUMINz
石原まこちん連載マンガの最新話を公開! 吸血UMAがヒマを持て余している?
記事を読む
夜の道にアヒルじゃクワッククワック/黒史郎・妖怪補遺々々
世の中の怪談ブームで、〝怖い〟怪談が溢れかえっていますが、そこは曲者・黒史郎!! 今月は〝怖いは怖い〟けど、見た目ほっこりな怪異を補遺々々します。 ーーホラー小説家にして屈指の妖怪研究家・黒史郎が、記
記事を読む
エルサレムから青森まで徒歩2540時間! 地球の歩き方とムーを混ぜたカオスな旅トークの行方は…?
イエス・キリストは八戸に来ていたし、青森にUFOは出る! 地球の歩き方とムーを混ぜた、日本の旅とミステリーについてのトークイベントの模様をお届け。
記事を読む
おすすめ記事