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著名なビッグフットハンターが、タイでの新プロジェクトを発表した。これまで顧みられることがなかった東南アジアのUMAに新たな展開か?
ネッシーとよく似た首長竜タイプのUMAが世界各地の湖でも確認されているように、ビッグフットの亜種らしき類人猿タイプのUMAも(北米に限らず)世界各地に出没している。
東南アジアの代表的な獣人が「オラン・ペンデク(背の低い人)」で、タイでの報告が多い。
今回ビッグフットハンターの米国人トム・ビスカルディ氏が新たなプランを立ち上げた。なんと、東南アジア版ビッグフットを捕獲するための調査隊を結成し、間もなくタイに遠征することを決めたというのだ。
5月26日、ビスカルディ氏が大々的に発表した声明によると、「タイや東南アジアにビッグフットやオラン・ペンデクの目撃報告は古くからある。しかし、まともな捜索が行われてこなかった」「米国ではビッグフットや他の未確認動物の探索が産業化しており、誰でも自由に探索できる。しかし、タイでは天候・地理・文化・政治などの制約がある。ビッグフットハンターとして50年を超える経験を持つ私のようなチームだけが、挑戦できるのだ」と、なにやら自信に満ちている。
ちなみにオラン・ペンデクとは、インドネシアのスマトラ島に棲息すると考えられているUMAで、現地の言葉で「背の低い人」を意味する名前の通り、身長は80cm~1.5mと小さい。腕のほうが脚よりも長く、臆病だが怪力の持ち主で、13世紀から目撃報告がある、本家ビッグフットをそのまま小さくしたようなUMAだ。
一方、タイのジャングルに棲息するというUMAの初期の記録は16世紀のこと。身長は約3mで、これは本家ビッグフットを上回る巨体だ。1920年代から目撃報告は数千件に上り、70年代以降は科学者による計12回の探索が行われているが、今も正体の特定には至っていない。
このように一口に東南アジア版ビッグフットと言っても、地域ごとに種類や特性は大きく異なっているのだが、今回ビスカルディ氏が主なターゲットにしているのは後者、タイのジャングルに現れるビッグフットということになるだろう。
「タイ政府関係者、学術分野のリーダー、そして目撃や遭遇体験のある地元住民の支援と協力を得ています。この遠征が、タイにおけるビッグフットの歴史に新たな展開をもたらすとともに、モンスターの明確な証拠も得られるはずです」
このようにビスカルディ氏の鼻息は荒い。今後チームには、有名ハンターとアーキビストのほか、仏教僧の仲間も合流する予定だという。調査日数は21日間を予定し、遠征の模様はドキュメンタリーにまとめて全世界での放送も構想中とのこと。
果たして、これまで本格的な調査が行われず、名前すら与えられていないタイ版ビッグフットをビスカルディ氏は発見することができるのか? 映像に収めることができれば、それだけでも大ニュースになるだろう。世界のUMAコミュニティが調査の行方を固唾を呑んで見守っている。
【参考】
https://www.einnews.com/pr_news/635856085/thai-bigfoot-expedition-announced
webムー編集部
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