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4月19日、米議会が再びUFO公聴会を開催した! ペンタゴン責任者の口から飛び出した衝撃の新事実を速報する!
数日前にムーが速報でお伝えした通り、米上院で19日(現地時間)に「UFO公聴会」が開かれた。昨年5月、実に50年ぶりの開催となった(下院の)UFO公聴会から約1年という短期間のうちに開かれた今回の公聴会。国防総省(ペンタゴン)でUFO/UAP調査を一手に引き受ける「全領域超常現象解決局(通称:AARO)」のトップであるショーン・カークパトリック局長が何を語るのか、世界中が固唾を飲んで見守っていたが、その期待に応える新たな情報が次々と飛び出したようだ。
上院軍事委員会に姿を見せたパトリック局長は、まずUFO/UAP調査の最新状況を尋ねられると、神妙な面持ちで「地球外起源であるという証拠はまだ見つからない」と告白。過去に遡ってAAROが収集した650件超のUFOレポートを徹底的に分析しているが、そのうち大多数は「気球、無人航空機、レーダー上の乱れ、自然現象などで合理的に説明できるだろう」とした。
ところが、物理法則に明らかに反した挙動を見せるなど、「合理的に説明できる大多数」に含まれない事例が(僅かながらも)確かに存在すると強調。そして、新たなペンタゴン“公認”のUFO映像を公開したのだ。
問題の映像は昨年7月12日、中東の某国上空を飛行していた無人攻撃機「MQ-9リーパー」が撮影したもの(動画 0:23前後より)。そこに映っているのは、銀色に輝くオーブが空中をまるで滑るように飛び去る光景だ。スピードは無人機のカメラでも追いつかないほど高速、かつ排気も確認できず動力は完全に不明。局長は「もはや、ビデオだけで分析することは事実上不可能」と匙を投げている。
またカークパトリック局長は、今年1月15日に南アジアで同じく「MQ-9リーパー」が撮影したというUFO映像も公開(動画 2:35前後より)。こちらのケースも一見した限りでは未確認航空現象としか思えないのだが、実は別アングルからの撮影にも成功しており、両方の映像を詳しく分析することで(特定はできないが)民間機だった可能性が示唆されたという。これはつまり、複数のアングルから撮影することで正体に近づける場合もあるということだろう。
イラクのオーブUFOといえば、先日に紹介した「モスルオーブ」も記憶に新しい。関連も含めて当局や研究家の見解を待ちたいところだ。
さらに局長は、未解決のUFO/UAP現象について平均的な属性をまとめたデータを提示。それによると、UFO/UAPの52%が直径1〜4mの球体であり、色は白・銀・半透明、高度3〜9kmの空域に出現すること、その挙動は静止しているものから時速2450km(マッハ2)で高速飛行するものまで多様であることを示した。
謎の解決に向けて引き続き全力を尽くすことを強調した局長。しかし、その口から飛び出した次の言葉には十分注意する必要がありそうだ。
「UAPが地球外起源だという重要な科学的データが得られた場合、NASAなどのパートナー機関と協力して、その発見を政府の指導者に適切に通知することをお約束します」
つまり、AAROは異星人の宇宙船であるUFOを見つけた場合、その情報を関係機関や指導者と共有するのであって、一般に向けて公表するとは一言も語っていないのだ。もし、すでにAAROが異星人の宇宙船を見つけていたとしても、一般への公表はおろか議会の場(公聴会)でさえ報告することはないと暗に宣言しているように聞こえないだろうか?
新たな情報が飛び出すほどに謎が深まっていく印象が拭えない上、今回の公聴会では“闇”を感じさせる一幕もあったが、UFO問題をめぐるAAROと米政府の動きは今後も注視しなければならない。
webムー編集部
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