「買ったら忘れる」のが引き寄せのコツ! 佐藤ただすけ「宝くじ必勝法」マインド&マントラ編

監修=佐藤ただすけ

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    高校生時代に自身の特殊能力に目覚め、東西の占術や西洋魔術を本格的に学びはじめたという佐藤ただすけ氏。2014年から個人鑑定を開始し、今では芸能界やスポーツ界、政財界などにも熱心なファンが多数いる。鑑定の場でさまざまな人に接し、運とは何か、それを引き寄せるにはどうすればよいかを真摯に考えてきた佐藤氏に、高額当選を果たすコツを指南していただいた。

    高額当選を果たすのは買ったことを忘れる人!?

    買いつづけることも大事なポイント

    「宝くじを当てるには、少額でもいいから買いつづけることと、買ったことを忘れること。これに尽きるのかな、と思います」
     買いつづけることと、忘れること! そんな印象的な言葉を語るのは、占い師で風水師、見えない世界が見えるスピリチュアルアドバイザーとして活躍する佐藤ただすけ氏だ。
     佐藤氏は小学生のころからタロット占いが得意で、当たると評判だった。また、高校生のときには自分に特殊な能力があることを自覚した。きっかけは当時の人気テレビ番組「オーラの泉」だ。この番組に触発されて何度か透視を試み、その結果を現実と照合したところ、8〜9割が的中していたという。
     やがて自分の能力を探求し、さらに磨くべく、東西の占術や西洋魔術を本格的に学びはじめた。2014年に個人鑑定を開始すると、あっという間にリピーターが増え、現在では芸能界やスポーツ界、政財界などにも熱心なファンが多数いる。

     鑑定の場では、どうしたら相談者がよりよい日々を過ごせるか、真剣に考えてアドバイスする。そこには当然「運」という要素も入り込んでくる。
     運は目に見えないし、手で触れることもできない。だが、それを引き寄せる人は確かに存在する。宝くじはその最たるものかもしれない。

     じつは2025年の春、佐藤氏自身がこんな体験をした。
    「以前、宝くじは買いつづけていると当たるものだという話を聞き、もっともなことだと思いました。また、高額当選者のほとんどは、たとえ100円分でも1000円分でも、宝くじを毎回買っている人だそうです」
     そこで佐藤氏は、毎週ロト7を買おうと決めた。その結果、70万円が当たったという。
    「4月から買いはじめて、当たったのは5月でした。最初のうちは当たるかどうかが気になりましたが、5月に当たったときは、結果をまったく気にしていなかったのです」
     つまり、買いつづけることと忘れること、このふたつを期せずして実践していたのである。これが幸運の女神をつかまえる究極のコツなのだろうか? 詳しく話を聞いていこう。

    占い師で風水師、スピリチュアルアドバイザーとしても活躍する佐藤ただすけ氏。2025年春、宝くじ当選を果たしたという。

    人間が求める幸運は、移り気な女神そのもの

     最初にお尋ねしたのは、運とは何か、ということだ。
    「運については、私もすべてを理解しているわけではありません。ただ、アガスティヤや神々がおっしゃるには、幸運とはラクシュミー的なものだそうです。気まぐれで、だれのもとにもやってくるけれど、すぐに去っていくということです」
     アガスティヤとは『リグ・ヴェーダ』などに登場する古代インドの聖仙だ。個人の運命が詳細に記されているということで、かつて日本でも大ブームとなった「アガスティヤの葉」の書き手としても知られている。
     じつは佐藤氏は、古代インドの過去世でアガスティヤの弟子だったという。そのこともあって佐藤氏は、アガスティヤの葉のなかでも「質問の葉」というものを通じて自分の知りたいことを聖仙に尋ね、教えを乞うということを何度か行っている。
     不思議なことだが、聖仙アガスティヤが書き残したのは葉を読みにくる人の運命だけで、縁がない人の運命は記していないという。同様に、未来において自分に投げかけられる質問に対してのみ回答を記した。その葉が「館」と呼ばれるいくつかの施設に保管されているのだ。
     そしてラクシュミーは、美と富と幸運を司るインドの女神で、ヒンドゥー教の最高神の一柱、ヴィシュヌの妻である。吉祥天として仏教に取り入れられ、日本にも伝わっている。
    「ラクシュミーはとても寂しがり屋です。出歩くのが大好きですが、すぐにヴィシュヌ神のところへ戻ってしまうので、1か所に長くはとどまりません。そんなふうに、絶えず循環しているけれど、つかまえておくのが難しいよい運気というのが、皆様の求める運だと思います」

    古代インドの聖仙アガスティヤ。「アガスティヤの葉」の書き手としても知られている。
    アガスティヤが古代タミル語で記したとされる「アガスティヤの葉」は膨大な量にのぼり、南インドの「館」と呼ばれる複数の施設で保管されている。

    「当たる」と意図し、マントラを唱えて呼吸法を行う

     本年の年末ジャンボ宝くじの発売期間は11月21日(金)~12月23日(火)、抽選日は12月31日(水)だ。本誌を手にしたその日から、当選に向けてさっそく次のことを実践しよう。

    (1)「当たる」と決める

     佐藤氏によれば、最初のステップは、自分が宝くじに当たると「意図する」ことだという。
    「お客様におすすめして、自分でも実践してみて効果が出ているのは『自分は高額当選する』と決めることです。
     具体的には、ハートチャクラ(左右の乳首を結んだラインの真ん中)のあたりでイメージして、それをロックするといいますか、揺るぎないものにすると現実化しやすくなります」
     佐藤氏自身はどんなイメージを描いているのだろうか。
    「私の場合はスマートフォンで結果を確認して『当たった!』と喜んでいる場面をイメージしました。それに限らず、たとえばパソコンで確認する場面や、抽選会のテレビ中継を見て喜ぶ場面でもかまいません」
     大事なポイントは、当選を知って喜ぶその瞬間を強くイメージすることだという。
     海外旅行や高額商品の購入、ローンの返済など、当選金の使い道はいろいろあるだろうが、この段階ではそちらに気持ちを向けないほうがよいそうだ。
    「当選した先の願望をイメージすると、それも達成されるように運気が動くので、エネルギーが分散してしまいます。ですから、まずは当たることにフォーカスしてください」
    ハートチャクラは、左右の乳首を結んだラインの真ん中にある。ここで「当たる」と強くイメージするとよいそうだ。

    (2)マントラを唱える

     幸運の女神ラクシュミーのマントラを唱えることも宝くじ当選を後押しすると、佐藤氏はいう。佐藤氏自身、マントラを毎日唱えていた時期に当選を果たしているそうだ。
    「宝くじを買いはじめて2週間ほどたったころ、今はラクシュミーのマントラが世界的なブームになっていて、唱えることで運気が上がる、と報告する動画をたまたま見ました。
     じつは2年ほど前からラクシュミーのホーマ(供物を火に投じて神々に捧げる儀式)を行ってきましたので、きっとご縁があるはずだと思って、毎日午前11時に3回、マントラを唱えはじめました。これは太陽の時間帯です。インドでは4時半〜6時、11〜13時、19〜20時がそれに該当するといわれていて、物事が吉に変わるそうです」
     ラクシュミーのマントラは何種類かあるが、佐藤氏が唱えていたのは、ラクシュミー・ガヤトリー・マントラだ。その文言を55ページのコラムに記載した。意味は次のとおりだ。
    「偉大なる女神ラクシュミーを瞑想します。ヴィシュヌの妃にして富の女神ラクシュミーよ、私たちを導き、恩寵をお授けください」
     というわけで、4時半〜6時、11〜13時、19〜20時のどこかで時間を取り、ラクシュミー・ガヤトリー・マントラを3回唱えよう。余裕があれば、9回唱えるのがベストだという。
     また、可能であればロウソクに火を灯し、お香を焚いてマントラを唱えるとよいそうだ。
    「東西どの国でも、火を焚いて神様に願い事をします。また、お香を焚くと、その香りに自分の気持ちを乗せて神々に届けることができます」
     ロウソクやお香の種類は問わないとのこと。実践するときはくれぐれも火の取り扱いに気をつけていただきたい。
    美と富と幸運を司るインドの女神ラクシュミー。この女神のマントラを唱えると、宝くじ当選の確率がアップするという。

    (3)プラーナヤーマを行う

    「ラクシュミーのマントラを3回唱えたあと、私はプラーナヤーマを行っていました。そのことも、宝くじ当選と関係があるように思います」
     と、佐藤氏はいう。
     プラーナヤーマとは、ヨーガの呼吸法のひとつだ。この呼吸法のすごさは、執着や思い込み、こだわりなどを自然に手放せるという点にある。
     たとえば、前ページで「宝くじを買ったら、そのことを忘れる」「何かを意図したら、それに執着しないで手放す」というやり方を紹介した。われわれ凡人の身としては、どちらも簡単にはできそうにないのだが、プラーナヤーマは、そこをしっかりと助けててくれるそうだ。
    「宝くじを当てたいな、とつい執着してしまったときもそうですが、ネガティブな想念にとらわれたときや興奮したときなども、プラーナヤーマを行うと自然に気持ちが落ちつきます。日常生活のさまざまな場面で使える呼吸法だと思います」
     手順は次のとおりだ。
    (1)右手の親指で右の鼻孔を押さえ、左の鼻孔から8拍で息を吐いたあと、4拍息をとめる。
    (2)右手の薬指で左の鼻孔を押さえ、親指を離して右の鼻孔から4拍で大きく吸う→4拍とめる→8拍で吐く→4拍とめる。
    (3)右手の親指で右の鼻孔を押さえ、薬指を離して左の鼻孔から4拍で大きく吸う→4拍とめる→8拍で吐く→4拍とめる。
     以下、(2)と(3)をくり返す。
    「何分つづける、何回行うといった決まりはありません。行っていると、自然に気分が落ちつく感覚がわかると思います。私はいつも『落ちついてきたな』と感じたらやめています」
     プラーナヤーマを行うには、どうしても数を数えることに集中しなくてはならない。言葉を換えれば、ほかのことをあれこれと考える余裕がなくなる。そこに鼻での呼吸を組みあわせることによって、一気に気持ちがニュートラルになるようだ。
     佐藤氏によれば、米軍の兵士が戦場などで極限状態に置かれたときに行う「ボックス呼吸法」が、まさにプラーナヤーマだという。この呼吸法を身につけて、気持ちが高ぶったときや反対に沈んだとき、あるいは何かにとらわれてしまったときに活用するとよさそうだ。
    プラーナヤーマは、まず右手の親指で右の鼻孔を押さえ、左の鼻孔から8拍息を吸い、4拍とめる。次に右手の薬指で左の鼻孔を押さえ、親指を離して右の鼻孔から4拍で大きく吸い、4拍とめ、8拍で吐き、4拍とめる。詳しくは本文参照(イラスト=ふらんそわ〜ず吉本)。

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