日常の行動が「魔術」となる! 佐藤ただすけの「シュリー・オリエンタル・マジック」実践法

監修=佐藤ただすけ

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    聖仙アガスティアの弟子にして大人気スピリチュアリスト、佐藤ただすけ氏が指南する「シュリー・オリエンタル・マジック」の実践は、日常の中にある!

     前回までの記事に引き続き、今回は、日常生活の中で実践できる4つの「魔術」をご紹介する。

     月刊ムー 2024年4月号の巻末付録「フォーチュンカード」をお持ちの方は、これらの魔術を実践することで、カードの効力がさらに高まる。カードを持っていない人も開運効果が得られるので、ぜひ実践していただきたい。

    *付録の現物については月刊ムー2024年4月号でお楽しみください。
    https://www.amazon.co.jp/dp/B0CW3N8TQR

    魔術1:感謝されるような行いを心がける

    「人から感謝されたり、ありがたいと思われたりすることがプラスのカルマになります。小さいことで十分なので、コツコツと積み重ねてください。それが今の人生によい影響を与えますし、来世での徳を積むことにつながります」
     電車やバスの中で席を譲る、道端に落ちているゴミを拾う、具合いの悪そうな人や困っている人に手を差し伸べる、周囲の人たちに温かい言葉をかけるなど、なんでもかまわない。できることを実践しよう。
    電車やバスの座席を必要に応じて譲るなど、人に感謝されるようなことを積極的に行うと、今世ばかりか来世にもよい影響が及ぶという。

    魔術2:関係者の名前と「ありがとう」を書く

     仕事がうまくいっていないという相談者に、佐藤氏は、あることをすすめている。
    「今かかわっている仕事上の人間関係のなかで、あまりよい関係ではない、イヤだと思う相手の名前を書きだして、それにつづけて『ありがとう』と書くことをおすすめしています」
     驚くべきことに、これを実践した9割近くの人が、早々に明確な変化を実感したという。
    「確か一昨年だったと思いますが、廃業を考えていた人が立ち直り、会社をひとつ増やしたというケースもありました」
     問題となっていた人間関係については、改善されることもあれば、本人または相手が異動するなどして、きれいに縁が切れることもあるという。
     実践するタイミングは、就寝前がベスト。変化が感じられるまで毎日行うのが望ましい。名前と「ありがとう」を書くだけでもよいが、具体的に感謝することがあれば「○○をしてくれてありがとう」と内容を書く。
    「これをくり返すことで、脳に染みついた思考の癖がクリアできます。脳は怠惰な臓器で、いったん思い込むと、延々とそれをくり返す癖があります。ですので、たとえば何かのきっかけでAさんはイヤな人だと思い込んでしまうと、その思いが脳内で自動的にくり返されて、より強固なものになっていきます。それをとめると同時に、感謝の気持ちで上書きすることが、この魔術の目的です」
     早ければ1週間ほどで変化が訪れるだろう。
    仕事などでかかわりのある人、とくに苦手な人の名前を書きだし、その隣に「ありがとう」と書くことで、すみやかに関係が改善される。

    魔術3:ネガティブな思いを体の外へ排出する

     もうイヤだ、辛いなどのネガティブな気持ちを抱えがちな人は、イメージの中でそれを体の外へ出し、天上からポジティブなエネルギーを引き寄せて、体の中に入れるとよい。具体的な手順は次のとおりだ。
     (1)自分の頭のてっぺんから爪先までをスキャンするようなつもりで、ネガティブな気持ちやイヤな出来事の記憶が体のどこにあるかを調べる。
     (2)見つかったら、ネガティブな気持ちやイヤな記憶を自分の胸の前に出す。
     (3)胸の前に出した気持ちや記憶がキラキラした細かい光に変わり、天上へ帰っていくのをイメージする。
     (4)天上には、あらゆるエネルギーに満ちた光の世界がある。そこから「幸せで満たされている」というポジティブなエネルギーを自分のところまで引っぱってきて、先ほどネガティブなエネルギーを取りだして隙き間ができた場所に入れる。
     (5)取り入れたポジティブなエネルギーが、体中を循環しているとイメージする。
     以上の手順を終えてポジティブなエネルギーが循環しはじめると、自然と体が緩み、リラックスできる。そうなったら、この魔術がうまくいっている証拠だ。もしも体が緩まないようであれば、もう一度実践してほしいと、佐藤氏はいう。

    魔術4:内なる子供を自分自身で癒す

     子供時代になんらかのショッキングな体験をし、それが大人になっても心の傷として残っているために、健全で前向きな日常生活が阻害されているという人は少なくない。
    「そうした体験をした場合は、当時の傷ついた子供の自分が、傷を負ったままの状態で、大人になった自分の中にいます。イメージの中でその子に会いにいき、ケアをしてください」
     ケアの仕方は臨機応変に。過去の自分が「本当にしてほしかったこと」を大人になった今の自分が「してあげる」のが基本だ。たとえば、イメージの中でその子を遊びに連れていく、お腹が空いているようなら食事を与える、その子が求めているような優しい言葉をかけるなど。
    「完全にケアできたら、その子がイメージしにくくなったり、いなくなったりします。そうなるまでケアしてくださいとお伝えしています」
     ここでご紹介した4つすべてを実践しようと気負う必要はない。できることだけでも試していただきたい。
    幼いころに受けた心の傷を抱えたまま大人になってしまった人は少なくない。イメージの中で幼い自分に寄り添い、癒すことで人生に光が差す。

    余裕があれば実践を! 金運と良縁を招く、さらなる魔術

    【金運を招く】
     シナモンスティックを奇数用意して、玄関に吊るすか、小皿に盛って置く。年に1回を目安に交換する。
     オレンジのエッセンシャルオイルを財布や玄関に垂らす。垂らす量は5滴くらいを目安に。香りがすればOK。
    【良縁を招く】
    「こんな人に出会いたい」という人物の特徴を紙に箇条書きして、ラベンダーのエッセンシャルオイルを垂らし、枕の下に置いて眠る。
     特定の相手と親しくなりたい場合は、麻の袋を用意し、自分と相手の写真と、好きな花の花びら(乾燥させておく)を入れて、南東の方角にしまう。
    金運アップに使用するシナモンスティック。奇数を玄関に置く。

    webムー編集部

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