全米に響きわたる無気味な爆音とアポカリプティックサウンドの恐怖/遠野そら
いずこからとも知れない無気味な音が響き渡る「アポ化リプティックサウンド」現象がアメリカで多発している。これらの爆音は黙示録の到来を予言するのか?
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UFO研究家として中南米で広くその名を知られている人物がいる。メキシコを拠点として、テレビや雑誌などにも出演しているアナ・ルイサ・シッドさんだ。 元は教育者だったというアナさん。UFOと思しき物体が写り込んでいる画像や映像は、特殊なフィルターを使用し、その真偽を徹底的に確認。納得できるものだけを公開しているという。 その真摯な研究姿勢からUFO研究家としての人望も厚く、日夜さまざまな情報が彼女の元に集まるというが、そのなかでも特に有名なのが、メキシコ南西部に位置するゲレロ州の田舎町で起きた「メスカラ事件」である。
メキシコで発生したUFO事件、メスカラ事件をご存じだろうか。
メスカラ事件が起きたのは、2007年12月。人口わずか3000人ほどの小さな村メスカラ上空に突如、無気味な発光体が出現し、その後、約3日もの間、上空に留まり続けたというもの。これは映像的な証拠はもとより、その目撃者の多さから非常に信憑性が高いUFO現象として今なお調査・研究の対象となっている事件である。

アナさんの報告によると、12月31日の夜11時過ぎ。メスカラの山岳部にあるピエ・デ・ミナス丘周辺にまばゆく光る3体のUFOが出現。ひとつは非常に大きく、まるで辺りを照射するかのように強い光を放っていた。残るふたつは中型で、バナナ畑上空を旋回するかのように飛行していたが、しばらくすると、徐々に光が弱くなり消えてしまったという。
これだけでも十分興味深い事件であるが、これは恐怖の始まりに過ぎない。なんと2日後の1月2日早朝まで、大型のUFOがピエ・デ・ミナス丘の上空に留まり続けたのである。

「地球外生命体が、ついに地球侵略を始めたのかと思った」
目撃者の男性によると、その様子はまるでメスカラ周辺を監視しているかのようであり、地球外生命体がいつ襲ってくるか気になって夜も眠れないほどだったそうだ。また、UFOのまばゆい光は、メスカラから約20キロ以上離れた町々でも目撃が報告されていたことから、かなり強い光を放っていたのだろう。加えて、目撃者が撮影した写真や動画は、どれもオレンジや青緑、黄色、赤とさまざまなことから、ホバリングしながら色相を変えていたことが推測されているのだ。
なぜUFOはピエ・デ・ミナス丘に留まっていたのか。その理由として、メスカラ監視説の他、周辺一帯に眠る豊富な鉱物資源からエネルギーを補充していた、などさまざまな説が囁かれているという。もちろん、何かの実験や、電線がショートした火花といった説もあったようだが、ピエ・デ・ミナス丘周辺には建物はおろか、道路や電気さえ通っていない場所であることから、UFOで間違いないと考えられているようだ。

そこでアナさんは、地元紙の協力を得て、現地調査と目撃者へのインタビューを敢行。すると小さな子供から年配者まで、かなりの数の住民が目撃しており、映像的な証拠も数多く残されていたという。アナさんはこのメスカラ事件を、前代未聞のUFO事件として大々的に公表したところ、その衝撃的な内容から地元メディアの他、ヒストリーチャンネルといった多くの番組で広く知られるようになったのだ。

アナさんの公表により明らかになったメスカラ事件だが、世界屈指のUFO目撃地帯とされるメキシコである。世間には知られていない大きな事件が眠っている可能性もゼロではないだろう。近年では、文学や地学、歴史学といった研究区分に、「UFO学」という学部の新設を検討している大学もあるということから、その活発さには目を見張るものがある。
今後もまたさらなる情報に期待したいと思う。

遠野そら
UFO、怪奇現象、オーパーツなど、海外ミステリー情報に通じるオカルトライター。超常現象研究の第一人者・並木伸一郎氏のスタッフも務める。
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