FBIが「ビッグフットの毛」分析結果を公開! 極秘調査ファイルで判明した野生動物との一致
UMAビッグフットに関する極秘調査資料をFBIが公開。サンプルの分析結果から導き出されたのは、伝説の生物が実在する証拠だったのか――?
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犯罪捜査に霊能力は有効なのか――。引退したFBI捜査官は25年に渡って著名なサイキックとの深い絆を築きながら協力して犯罪捜査に取り組んでいたことを明かしている。霊能力が実際に事件を解明していたのだ。
現在は引退している元FBI捜査官ロバート・ヒランド氏が、キャリアの最後の25年間、著名な霊能者ジョン・エドワード氏の協力を得て犯罪を解決していたことを、昨年9月に刊行された共著『Chasing Evil(直訳:悪を追う)』で明かしている。
当初ヒランド氏は、エドワード氏の霊能力――特に故人との霊界通信ができるとされる霊媒能力――についてきわめて懐疑的であったという。
「しかしある日、理由はわからないのですが、“なにか”が私に『彼と電話して会う約束をするように』促したのです」(エドワード氏)
2人の初めての接触は1998年のニューヨークで実現した。この時期、ヒランド氏はコールドケースになっているオハイオ州出身のエンジニア、ジョン・スミスに関する事件を再捜査していた。
このスミスは2度結婚しており、妻たち(ジャニス・ハートマンとフラン・グラッデン)は2人とも跡形もなく姿を消していた。捜査当局は彼の犯行を疑っていたものの、証拠が見つからないまま捜査は打ち止めに。しかしヒランド氏は上司を説得し、再捜査の許可を得たのだった。
ヒランド氏は、捜査の過程で入手したフランのアクセサリーなどの所持品をエドワード氏に見せた。するとエドワード氏は、「異常なほど詳細に」フランの人物像を描写したという。しかも、その内容は正確だった。
さらにエドワード氏は、目の前のヒランド氏の父親と母親についても言及。特に「母親には亡くなった兄がいる」と指摘した。ヒランド氏自身は、母親に兄がいたとは知らされていなかったが、その後で母に確認したところ、祖母は確かに長男となる男の子を産んでいたが、母が生まれる前に死亡していたことが判明する。この事実は、それまでヒランド氏には伝えられてはいなかった。
エドワード氏のサイキック能力に大きなショックを受けたヒランド氏。「最終的に、理解できないからといってそれを否定すべきではないと悟り、もっと知りたいと思うようになりました。そして、それが私たちの関係の始まりだったのです」と回顧している。
こうして良きパートナーとなった2人だが、エドワード氏のサイキック能力が犯罪捜査において次々と功を奏しはじめる。
2007年に当時NFL「アトランタ・ファルコンズ」のスターQBだったマイケル・ヴィックが、自身の所有地で違法な闘犬賭博や犬の虐殺に関与していたことが発覚。この事件では、エドワード氏はFBIのポリグラフプログラム責任者に対し「フットボールの話をするように」とアドバイスし、そうすることで「ヴィックは最終的に自白する」と伝えたとされている。そして担当者がこのアドバイスに従ったことで、実際にヴィックの自白が引き出せたのだ。
また、2009年に行方不明となったエール大学の大学院生アニー・リーの事件では、エドワード氏がコネチカット州の同大学キャンパス内にある特定の部屋(の壁裏)に遺体があることを示唆し、発見に繋がったのだ。
さらに、2015年に行方不明になった5歳のノア・トーマス君の事件では、捜索開始から3日目の夜のこと。依然としてなんの手がかりも得られなかったFBIに対し、エドワード氏が「敷地内のプロパンガスタンクのそばにスター・ウォーズのおもちゃがあり、遺体の場所を指し示している」と深夜に電話で告げた。そこでヒランド氏が急遽現場に赴くと、その場所で少年の遺体が発見されたのである。
「あの夜は、私にとって本当にクレイジーな夜でした…(中略)…ジョン(エドワード)を通して時折感じていた、自分よりも大きな何かとの繋がりを、改めて感じさせてくれました。引退してからはもう経験することがなくなったので、少し寂しく感じています。私たちの理解を超えた何かが、この世には存在するという感覚です」(ヒランド氏)
エドワード氏は、彼が解決の糸口を示してきたほとんどの事件においてヒランド氏ほど感情的に深く関わっていなかったが、トーマス君の事件については哀悼の意を表わしている。
「最近(事件当時)父親になったばかりで、この小さな男の子のことがすごく心に響いたのです。あの子には、今まで感じたことのないほどの情熱を掻き立てる何かがありました。普段はボブ(ヒランド)を助けているという感覚が強かったのですが、この件に関しては、男の子を見つけることに本当に強い決意を抱いていました」(エドワード氏)
エドワード氏の助力によりこうして数々の成功を収めてきたヒランド氏だが、そのキャリアの多くを前出のスミス事件に費やした。
ヒランド氏はスミスを繰り返し悪の権化と表現し、彼の妻たちだけでなく、はるかに多くの女性の死に関与していると確信している。
「スミスは何年も私の頭から離れなかった。私はこの難題に挑むべきだと感じていたし、自分自身やFBIを失望させたくなかった。重圧を感じてもいた。そしてもし私が失敗すれば、別の女性たちが命を落とすだろうと、心から感じていました」(ヒランド氏)
この事件についてエドワード氏は、マイケルという人物に話を聞いてみるよう提案。実際にスミスには、マイケルという弟がいた。マイケルは以前の事情聴取では警察に有用な情報を提供していなかった。
このエドワード氏の助言を受け、FBIはマイケルに二度目の事情聴取を行った。そしてマイケルは最終的に、スミスが特別に作った合板の箱の中に入った、ジャニス・ハートマン(最初に失踪した妻)のバラバラ遺体を見たことを自白したのである。
この新たな手がかりをきっかけに、ヒランド氏は最終的に、ハートマンの遺体が1980年にインディアナ州の畑で、道路作業員によって発見されていたことを突き止めた。現場で遺体を掘り起こした後、ヒランド氏はスミスをカリフォルニア州エスコンドイドまで追跡し、そこでスミスが3番目の妻と暮らしているのを確認。そして2001年、スミスはハートマン殺害の罪で有罪判決を受けたのである。
しかしヒランド氏は、スミスの2番目の妻フランの失踪事件で有罪判決を得ることができなかったことを今も悔やんでいるという。スミスは3年後に仮釈放の資格を得る予定だ。
ともあれエドワード氏と共に過ごした25年間は、明らかにヒランド氏を変えたという。
「私の経験から、疑いの余地なく確信したのは、あなたと私が今経験しているこの人生は、これから起こる何かの序章に過ぎないということです。私たちの意識は私たち自身で終わるわけではありません。何か別のものがあるのです。それが何なのかは分かりませんが、確かに存在します」(ヒランド氏)
ヒランド氏の引退以来、2人は一緒に活動していないものの、どちらもパートナーシップが終わったとは考えていないという。2人の“第二幕”はいったいどんなものになるのだろうか。ともあれサイキック能力が実際の犯罪捜査に活用されていた事例として、ヒランド氏とエドワード氏のタッグの物語は犯罪捜査史上きわめて稀で貴重な事件簿であることは間違いない。
【参考】
https://www.telegraph.co.uk/news/2026/09/18/fbi-agent-tv-psychic-cold-case-partners/
https://people.com/john-edward-robert-hilland-chasing-evil-interview-exclusive-11798647
仲田しんじ
場末の酒場の片隅を好む都会の孤独な思索者でフリーライター。興味本位で考察と執筆の範囲を拡大中。
ツイッター https://twitter.com/nakata66shinji
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