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フレア爆発が地球の電離層を励起させ、地殻に影響をもたらす!! この記事を三上編集長がMUTubeで解説。
日本の地震研究予算は111億円(2022年度 文部科学省)。これを多いとするか少ないとするかはともかく、来る来るといって50年たつ東海地震は来ることがなく、東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)も能登半島地震も警告すら出なかった。
東京大学名誉教授で地震学者のロバート・ゲラー博士のように、地震予知はできません、といい切る人もいる。たしかにこれだけ外れまくれば、地震の研究から地震予知は外したほうがすっきりするのではと思わなくもない。
ところがだ。まったく違う観点から、地震予知ができるのではないかという研究が発表された。京都大学大学院情報学研究科の梅野健教授らは、地震が起きる40分から1時間前に電離層の電子数が異常に増加することを発見したのだ。
梅野健氏に話を聞いた。
「もともと、地表と電離層の間が巨大なコンデンサーのように振舞っている、という考え方は昔からありました。地面側に電荷がたまり、上空の電離層に逆の電荷がたまる。そういう大きな電気的構造が地球にはある、という話なんです」
コンデンサーは電気をためるタンクのようなもので、構造は極めてシンプル。電極の間に絶縁体を挟み込んであるだけだ。絶縁体の中に電子がたまり、一気に流すことができる。その同じ原理が大地と電離層の間で起きているというのだ。電離層は地上約60から1000キロ上空で薄くなった大気が太陽の紫外線などで電荷を帯びイオン化している層で、電波を反射する性質がある。通信状態に影響することから、電離層の観測が長年行われてきた。
梅野氏らはその電離層の変動と地震との関連に気づいたというわけだ。では空と地面が強大なコンデンサーだとして、電気はどこでつくられるのか? 空? 雷?
それは地下なのだそうだ。地殻が粘土層でスリップし、滑って動く。そこで電気が発生する。ピエゾ電気といい、結晶構造に圧力が加わると電圧が発生するのだ。
これは圧電素子などに使われている。
「地面には圧力が加わると電気が生まれるという基本的な性質があるんですね。しかし、通常は電気がその場所にたまることができずに逃げちゃうんですよ。地面の中に電気がたまる構造があるかどうかがポイントなんです」
(文=久野友萬)
続きは本誌(電子版)で。
webムー編集部
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