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ネットロアとして昨今俄然ポピュラーな存在、「スレンダーマン」。最新目撃談からミーム化の背景まで、都市伝説研究家・宇佐和通が語る!
インターネットを介して拡がるネットロアのキャラクター。とりわけ有名なスレンダーマンは2009年に「サムシング・オウフル」というフォーラムで生まれたキャラだが、「実際に見た」という話や、姿をとらえた画像や映像が公開されたこともある。最新の目撃例を紹介しよう。
アラバマ州南部に住む女性の体験談として「Phantoms and Monsters」というサイトに掲載されているものだが、これは本当に、「ムー」本誌の「私のミステリー体験」コーナーに出てくるような話。
「私はスレンダーマンなんていないと思っていました。でも、何年か前のある夜、喉が渇いてキッチンに行き、水を飲んでいた時に、何気なく窓の外を見たら、隣の家の屋根に何かが動いていました。それには満月の光が当たっていました。私が見たのは、間違いなくスレンダーマンでした。見られているのに気づいたらしく、素早い動きで視界から消えました」
ちなみに、この女性が住んでいるアラバマ州のエルバータという町は湿地帯と森林地帯に囲まれていて、昔から土着の怪談系都市伝説が多い場所らしい。
一方スレンダーマンは、作者が判明しているキャラ。その後ミーム化して、フォトショップを使って作ったさまざまな画像がネット上に出回っており、2018年には映画化もされた。この映画、主に狙われるのが子どもというあたり、なんとなくスティーブン・キングの『IT』を思い浮かべてしまう。80年代のホラームービーのトリビュート的な感覚で広がった話なのかもしれない。いまだにポップカルチャーのアイコンとして君臨していることを見ると、少なくともアメリカ国内ではすでにトラディショナルなキャラとして認識されているのかも。
痩せて背が高く、ダークスーツを着ている。目も鼻も口もなく、殻をむいたゆで卵みたいな顔。腕が伸びたり縮んだりする。背中からタコの触手みたいなのを伸ばして子どもを捕まえる。ミーム化した画像はこんな感じだ。
ミームについてもう少し。たとえばバーニー・サンダース上院議員がバイデン大統領の就任式に出席した際のカジュアルなファッションが話題となって広がった例が有名。
それからネットロアのコンセプトとしては、日本で2003年あたりから流布している『くねくね』に似ているかもしれない。
都市伝説キャラは口裂け女とかトイレの花子さんとか、モモとか日本にもいろいろいる。機会があったら、集められるだけ集めてビジュアル図鑑を作ってみたい。
【参考】
https://www.phantomsandmonsters.com/2022/05/slenderman-seen-on-neighbors-roof-in.html
宇佐和通
翻訳家、作家、都市伝説研究家。海外情報に通じ、並木伸一郎氏のバディとしてロズウェルをはじめ現地取材にも参加している。
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