シミュレーション仮説を補強する新たな主張が登場! この世が仮想世界である3つの衝撃的理由
やはり我々はコンピューターシミュレーションの中の住民なのか――。ある物理学者は、我々がシミュレーションの世界に生きている理由が3つ考えられると説明している。
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時速52キロで飛ぶ鴨が、7年前と同じ日にち・場所に現れた。そして公開された写真の圧倒的な違和感ーー! これは、世界がシミュレーションである証拠なのか!?
スイス・ベルン近郊のケーニッツ市に設置された交通監視カメラが、4月13日にスピード違反を記録した。だが、そこに映っていたのは車ではなく、空を飛ぶ1羽のカモだった。制限時速30キロの道路を、時速52キロで飛んでいく姿がはっりとカメラに映し出されていたという。
市交通当局がSNSで公開した画像を確認すると、妙な違和感を覚えることだろう。たしかに羽を広げて飛ぶカモの姿に違いはないが、写真から動きが感じられない上、影の位置も不自然だ。全体的に、お粗末な合成画像化のような印象を受ける。
画像について、市交通当局は「写真やレーダー装置が改ざんされた可能性はありません。レーダー装置は毎年スイス連邦計量・認定局(METAS)による点検も受けています」と説明。さらに、写真には外部が容易にアクセスできない処理が施されていたという。記録の信頼性は極めて高いといえるだろう。では、いったいなぜこのような不自然な写真が撮影されたのか?
さらに注目すべきは、ベルンで7年前にも同様の“カモのスピード違反”が記録されていた点だ。しかも驚くべきことに、日にち・場所・飛行速度がすべて今回と一致していたのだ。まるでコピー&ペーストしたかのような再現性である。当時、警察は「カモは低空飛行で時速52キロ、30キロ制限区域を飛行していた」と発表しており、その記録は今回と寸分違わぬ内容だった。こうした一致に、「偶然とは思えない」という声も一部で上がっている。
今回の珍事を受け、現在さまざまな憶測が飛び交っているが、とりわけ注目されているのが「この画像は世界がコンピュータシミュレーションであることの証拠ではないか」という指摘だ。
数々の映画作品の題材にもなっているシミュレーション仮説。我々は完全に制御されたコンピュータシミュレーションの中で生きている、という同説に賛同する学者や専門家は実は数多い。英ポーツマス大学の物理学准教授メルビン・ボブソン氏によれば、光や音の伝わる速さに限界があるのは、私たちの“現実”が処理能力に制限のある仮想空間だからかもしれないという。自然界に見られる対称的な模様ーーたとえば蝶の羽や雪の結晶、花びらの配列などーーも、単なる美しさではなく「デジタルで構築された世界をレンダリングするための省電力技術」と考えられるそうだ。
つまり今回(と7年前)、ベルンで撮影された不可解なカモの写真は、この世界を構築するコンピュータシミュレーションのバグが記録された決定的瞬間ではないかというわけだ。たしかに、単なる偶然と片づけるには、あまりにも奇妙かつ条件が揃いすぎているようにも感じられる。
かつてあのイーロン・マスク氏も、我々が本当の現実に生きている可能性は数十億分の一だと語り、シミュレーション仮説を擁護している。今後、同じ場所で同じスピードの鴨がまたしても撮影されるようなことがあれば……それは“この世界の設計者”が仕掛けた何らかのサインである可能性も考えなければならないだろう。
【参考】
https://www.news18.com/world/swiss-speed-camera-captures-duck-flying-at-52-km-hr-9336453.html
https://www.dw.com/en/switzerland-duck-snapped-twice-for-speeding-in-30km-zone/a-43473734
webムー編集部
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