保安官事務所が公開した「地味だが、リアル」な心霊現象! 拘置所に潜む幽霊の仕業なのか!?

文=webムー編集部

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    米ワイオミング州の保安官事務所が公開した心霊現象。呼びかけに応じて、原因を探る議論が白熱している。

    保安官事務所で起きた奇現象

     誰もいないオフィスで仕事をしていると、突如として奇妙な現象が……。心霊譚でよく語られるこのシチュエーションは、世界共通なのかもしれない。米国の拘置所から、驚きの映像が届けられた。

     今月初頭、ワイオミング州スウィートウォーター郡の保安官事務所が、Facebookアカウントに1本の動画を公開した。「ゴーストハンターズ 保安官事務所版」とのタイトルがつけられた問題の動画は、拘置所のデスクでパソコンに向かって仕事をするグロス副保安官の背中をとらえている。

     オフィスには他に誰もおらず、副保安官も集中して画面に見入っている。静かな時が流れる中、突然、副保安官の右手側にある缶が滑るように移動をはじめたのだ。同映像は監視カメラによる撮影のため、音声がついていない。しかし、副保安官は音や振動を感じていたのだろう。まるで、自分に近づいてくるかのようにスライドする缶を凝視し、驚きのあまり固まっている。

     結局、缶は10センチにも満たない程度で移動を停止する。副保安官は缶を持ち上げて元の位置に戻したが、移動の原因はわからないよう。戸惑ったような表情を見せ、動画は終了する。

    解析を呼びかける保安官事務所

     保安官事務所はFacebookのコメントで、「なにかが感にぶつかったわけでも、隙間風が入ったわけでもない」と説明。また、「歴史的な観点からすると拘置所の建物は決して古いわけではないが、超常現象が起きたのはこれが初めてではない」「多くの職員が同じような奇妙な出来事を報告しており、拘置所には幽霊が出ると言われている」とも明かしている。

    缶を凝視したまま固まってしまった副保安官 画像は「facebook」より引用

     保安官事務所が公開したという信憑性の高さも相まって、同映像は大きな話題に。保安官事務所の「私たちは霊とオフィスを共有しているのでしょうか? あなたの推理を書き込んでください」という呼びかけに対して、「結露で缶の下に水が溜まって、テーブルの角度の影響で動いたのでは」「外を通る車の振動が影響しているのかも」など分析を試みるユーザーも多く登場している。超常現象なのか、はたまた科学で説明のつく出来事なのか、盛んな議論が続いているようだ。

     缶が数センチ移動するという、現象としては決して派手とは言えない今回の事例。しかし、地味であるからこそ意図や作為を感じにくく、それが信憑性を高め、恐怖を掻き立てているようにも思える。真相が解明される日はくるのか、同事務所からの次なる報告を待ちたい。

    【参考】
    https://www.facebook.com/watch/?v=872739531571339

    webムー編集部

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