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超巨大建造物から超常事件の現場まで、各地のさまざまなミステリーを、超常現象研究の第一人者・並木伸一郎がセレクトした〝世界の新七不思議〟をご案内! 今回は〝UMAの七不思議〟に選定したなかから、実在の可能性も高いゴビ砂漠の危険生物モンゴリアン・デスワームです。
ゴビ砂漠には、巨大化したミミズのような怪生物「モンゴリアン・デスワーム」が棲息するという。その姿がウシの腸に似ていることから「オルゴン・コルコイ」とも呼ばれるデスワームは、周辺地域の古文書に記録されているほど、古くから伝承される怪物だ。20世紀に入ってからは本格的な調査も開始されており、現地民たちの伝承や目撃談が獲得されている。
伝えられるデスワームの性質は、いたって獰猛で攻撃的。黄色い毒物を吐きつけて、人や動物を死に至らしめるという。「屋外で黄色のおもちゃ箱で遊んでいた子どもが、箱に入り込んでいたデスワームに触れて急死した」「馬に乗っていた男がデスワームを発見し、手に持っていた棒で掃おうとしたが、怪物をつついた途端、棒先が緑色に変化し、馬も男もその場で死んだ」と、猛毒の脅威を伝える逸話も数多く残されている。さらに、尾から放電させて襲いくることもあるといい、19世紀には数百人のロシア調査団が餌食となったという報告もある。

既述したとおり、巨大なミミズを思わせる姿で、推定体長は50センチ~1・5メートル。体色は赤、赤茶、茶褐色で、体表に黒い斑点があるという。その正体については、デンキウナギの変異体、あるいは進化体、ミミズトカゲの変異体という説もある。
ミミズトカゲは地中生活に適応して四肢が退化したトカゲ亜目で、ミミズのような外観を持つ。デスワームを2度も目撃した少年の証言によると、「ソーセージのような姿で、体長は約60センチ。目鼻は認められず、赤茶の体表にはヘビのようなウロコがついていた」というから、ミミズトカゲのような爬虫類種である可能性は高いだ。
近年では、デスワームと思しきミイラや動画なども獲得されているが、詳細不明なものが多く、証拠にはなりえない。しかし、調査団は粘り強く調査しており、いずれは生きた個体が獲得されるだろう。当地からの続報に期待したい。


並木伸一郎
「ムー」創刊当初から寄稿するベテランライター。UFO研究団体ICER日本代表、日本宇宙現象研究会(JSPS)会長などを兼任。ロズウェルやエリア51をはじめ現地調査を重ねて考察し、独自の仮説を「ムー」や自身のYouTubeなどで発表している。
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