米軍の公式地図帳に“野生動物”としてビッグフットが掲載されていた! 実在の証拠を掴んでいる可能性
1975年に米軍が制作した『ワシントン環境地図帳』に、ワシントン州の野生動物としてUMAビッグフットが掲載されていたのだ!
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「パターソン・ギムリン・フィルム」から間もなく60年──。ビッグフットを州の公式未確認生物に指定すべく、カリフォルニアの州議会議員が法案を提出した!
数多くの目撃証言が寄せられながら、いまだ実在の証拠は得られていない獣人、ビッグフット(サスカッチ)。1967年に世界中が騒然となった「パターソン・ギムリン・フィルム」が撮影されたカリフォルニア州で、なんとビッグフットを州の公式未確認生物に指定する法案が議会に提出された。
現地メディア「SFGATE」によると、同法案は「州議会法案666号」と呼ばれており、2月14日にクリス・ロジャース議員が提出。同議員の選挙区はデルノルト、ハンボルト、メンドシノ、ソノマ、トリニティの各郡にまたがっており、ビッグフット伝説の“震源地”としても知られる地域だという。
今回の法案提出を受けて、幾度となくビッグフットを目撃し長年研究を続けているマット・マネーメーカー氏は「冗談だと思った」と驚きを隠せない。一方で「カリフォルニアはビッグフットという言葉が普及した場所だから納得できる」と理解を示した。
また、ハンボルト郡ウィロー・クリークの博物館でボランティアを務めるエリック・ネルソン氏も、「知名度向上と観光振興という点では、ウィロー・クリークにとって素晴らしいことだ」と法案提出に賛同。ビッグフットは単なる未確認生物ではなく、「1958年以来、ビッグフットは人々の精神やコミュニティの中に存在してきた」と信じて疑わない。
ネルソン氏が口にした1958年の出来事とは、世界的にも広く知られている。のちに「パターソン・ギムリン・フィルム」が記録されたブラフクリーク地域で、ビッグフットと思われる足跡が見つかり、石膏にかたどられた“異様に大きな足”が世界的なセンセーションを巻き起こしたのだ。
法案はまだ初期段階にあり、委員会メンバーに配布されて検討がおこなわれているという。委員会を通過した場合、州議会と上院を通過してから知事の元へと届き、署名を受けてようやく成立となる。
ビッグフットを州の公式UMAに指定しようとする試みは、カリフォルニア州以外でもおこなわれている。ワシントン州では2018年と2019年に法案が提出されたが、いずれも実現には至っていない。法律の制定を目指した理由の1つには、隣接するオレゴン州よりも先にビッグフットを認定する目的があったという。しかしワシントン州議会は、そのような形でビッグフットを認定することに関心を示さなかったそうだ。
また、2024年にはアイダホ州議会議員候補のチャンドラー・スチュワート・ハドラバ氏が、ビッグフットを州の公式動物として認定することを公約に掲げて選挙戦に出馬。残念ながらハドラバ氏自身が落選してしまったため、公約は幻に終わっている。
果たしてワシントン州では法案通過となるのだろうか。また、偶然とはいえ州議会法案の「666」号という数字にも作為的なものを感じてしまう。いずれにしても法案成立の暁には、カリフォルニア州の住人にとってビッグフットがより身近な存在となるだろう。
【参考】
https://www.sfgate.com/northcoast/article/california-takes-steps-toward-officially-20175812.php
webムー編集部
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