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年末年始にかけて、街ではなにかと耳に残る音楽が流れ、頭の中で勝手にリピート再生されて「聞き飽きた」という人も多いだろう。そんな厄介な現象を打ち消す驚くべき方法が存在した!
特定の音楽が脳内で勝手に繰り返し流れ、頭から離れなくなる現象「イヤーワーム」。1年の中でもクリスマスから年末年始にかけては特に印象的な音楽が街にあふれ返る時期だが、強制的に脳内再生される楽曲に飽き飽きしている読者に朗報だ。なんと、イヤーワームを消し去る方法が開発され、大きな注目を集めているのだ。
2011年に音楽心理学の専門誌に掲載された研究によれば、約9割の人が少なくとも週1回はイヤーワームを経験しているという。時に厄介なこの現象を消す方法は至ってシンプルで、イヤーワーム対策として制作された約40秒の曲を聴くだけだという。「The Earworm Eraser」と呼ばれる楽曲で、ソフトウェア開発企業「アトラシアン」が2023年4月から公開を始めたものだ。
トラック制作にはアトラシアンのエンジニアとともに、英国ダラム大学の音楽心理学准教授ケリー・ヤクボウスキー氏も携わっている。米公共放送「NPR」によると、ヤクボウスキー氏は研究の結果「ダンスに適したテンポの曲の方が耳から離れない傾向にある」ことを発見。さらに「全体的なメロディーの形が予測できる曲」も同様に耳から離れなくなるそうだ。
耳に残る曲をブロックするための効果的な方法として、「なにか他の曲を聴くこと」を挙げたヤクボウスキー氏。しかし、置き換えた曲が同じように印象に残るフレーズでは、結局イヤーワームを引き起こしかねない。そこで「The Earworm Eraser」はキャッチーな曲調を避け、数秒ごとにテンポが速いものと遅いものにチェンジ。拍子や音楽スタイルも、エレクトロニカからクラシックまで変化する不可思議な曲に仕上がったという。
残念ながら「The Earworm Eraser」は万能というわけではなく、YouTubeのコメント欄には「効果がなかった」という声も。とはいえ実際にイヤーワームを消すことができた人も多く、「NPR」には米フィラデルフィアに住むローレン・エットリンガー氏の実体験が掲載された。
エットリンガー氏によると、1歳の姪が子ども向けミュージックビデオ「ベイビー・シャーク」に一時期夢中になっていたという。そのため、独特なフレーズを繰り返す楽曲が脳内にこびりついてしまい、キャッチーな曲が多いテイラー・スウィフトの音楽で上書きしようとしても効果が見られなかったという。ところが「The Earworm Eraser」を聴くようになってから騒音(イヤーワーム)が消えて心が落ち着き、リラックスできるようになったそうだ。
「The Earworm Eraser」はデタラメに作られた音楽ではなく、音楽と脳の科学的原理を取り入れた楽曲。定番ソングなどでイヤーワームに悩まされている人は、一度試してみてはいかがだろう。
【参考】
https://www.npr.org/2024/11/27/nx-s1-5200065/earworm-eraser-christmas-songs
webムー編集部
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