首都ワシントン上空に多数のUFOが飛来! 国防総省UFO捜索チームも「何も答えられない」事態に
立て続けに開催されたUFO公聴会に大きな注目が集まる中、なんとアメリカの首都上空にUFOが出現! 人類とUAPの関係が「重大な局面」を迎えている証拠なのか!?
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米ニュージャージー州で頻発する「謎の飛行物体」の出現──。その正体は本当にドローンなのか? FBIも首を傾げる事態に発展している。
先日、連邦議会上下両院での「UFO公聴会」も注目を集めたアメリカ。UAPに対してかつてないほどの関心が寄せられる中、ニュージャージー州で謎の飛行物体が連日目撃され、住民や当局関係者を困惑させている。複数の現地メディアが事件を報じており、日に日に緊張感が高まっている状況だ。
報道によれば、不可解な空中現象の中心地はニュージャージー州のモリス郡。この数か月でほぼ毎晩目撃されているという。当初はドローンだと考えられていたが、誰が操縦しているのか、どこから飛来しているのかわからず、いまだ1機たりとも捕獲・発見に至っていないことからUFO説を唱える人も多い。
実際に目撃者が提供した映像も複数共有されており、夜空をスムーズに滑空する物体が映り込んでいる。機体の形状は不明だが青白い光源を3つ有し、回転などもせず同じ間隔を保ったまま飛び去っていく姿は不気味としか言いようがない。
飛行物体の目撃は11月中旬から州内の少なくとも10郡で確認されており、貯水池・送電線・鉄道駅・警察署・軍事施設など、重要なインフラの上空に出現したそうだ。米陸軍当局によると、モリス郡北部の米陸軍基地で11件の目撃情報があり、数件は連邦航空局がドローンの上空飛行を一時的に制限した後も発生したと明かしている。
飛行物体をめぐっては、ニュージャージー州のフィル・マーフィー知事が「一般市民に対する脅威は判明していない」とコメント。一方でドローンとされる物体は目撃されるとすぐに姿が消えるため、「高度に発達している」と言及した上で連邦政府にさらなる関与を求めた。
一時はモリス郡のピカティニー兵器廠軍事研究基地から飛来している可能性も指摘されたが、基地司令官が軍の関与をキッパリと否定。謎の飛行物体について、捜査に協力中であることも明かした。12月3日には州警察の捜査にFBIも加わっており、日を追うごとに捜査の規模が拡大している状況だ。
しかし依然として飛行物体の正体は判明しておらず、FBI・緊急事件対応グループのロバート・ウィーラー副部長も「事件が特定の個人によるものなのか、それとも大規模な集団によるものなのかわかっていない」とコメント。無人航空機システムに焦点を当てた公聴会では、FBIに対して複数の議員から不満の声も上がり、ニュージャージー州選出の共和党議員ジョン・ブラムニック氏は「限定的な非常事態」宣言を発令するよう求めたという。
ニュージャージー州ではドローンの持ち主が操縦認定を受けていれば、ドローンを飛ばすこと自体は違法ではない。軍が基地に近づいたドローンを撃墜するためには“明確な脅威”が示された時に限られているため、現状では謎の飛行物体を回収することは難しいのだろう。FBIをも動かした飛行物体の正体が判明する日がくるのか、続報を待ちたい。
webムー編集部
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