女性2人が細長い顔の異星人に拉致された「タジュンガ峡谷UFO事件」の謎! 1953年の詳細が闇に葬られかけていた
“エイリアンアブダクション”現象が広く知られるようになるはるか前にショッキングな事件が起きていた――。UFO内部に連れ込まれた女性が語るこの事件は何故かこれまであまり知られてこなかったのだ。
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大事故に巻き込まれれば、その後の人生に少なからず変化を強いられることになるが、悲劇的な自動車事故で四肢が麻痺した男性はそれ以降、UFOの目撃をはじめとする超常現象を日常的に体験するようになった――。
アーティスト、作家として活動するマット・ヘンドリック氏は、21歳の時に悲惨な自動車事故に遭い、首と脊椎を負傷して四肢麻痺の状態に陥った。
今年6月に出版されたヘンドリック氏の回想録『Uncommon Vision(異常なビジョン)』によれば、事故後の短い臨死体験(NDE)を皮切りに、彼は日常的に超常現象を体験することになったという。
事故発生直後、ヘンドリック氏は自分の精神が肉体を離れて現場上空を漂っていたことを覚えている。そして彼は、この体外離脱状態の間に“ある存在”に出会った。その存在はヘンドリック氏に、肉体と地球での生活を「手放す」ようにアドバイスし、そうしても「すべて大丈夫」で「無事に終わる」と説明したのだった。
しかしヘンドリック氏は“ある存在”の申し出を断り、損傷した肉体に戻ることを選択。その決断の結果、彼は腕と脚を動かせない身体に戻ったというのだ。手の指はわずかに動かせたものの、感覚はほとんど失われていた。
ホイットリー・ストライバー氏のポッドキャスト番組「Dreamland 」に最近出演したヘンドリック氏は、もし2度目のチャンスがあるなら、事故の直後に“ある存在”から勧められたように肉体を放棄するだろうと話している。
事故前のヘンドリック氏は、多くの友人を持つ人気者であった。四肢麻痺となった自分の状況を認めるために何年も苦労した後、ヘンドリック氏は厳しい現実を受け入れながら、きわめて制限された生活の中に喜びと目的を見出すことに専心することになったという。
事故から10年後の2011年、ヘンドリック氏は母親と弟と一緒に故郷であるコロラド州の風光明媚な田舎道をドライブしていた。するとその道中、突然上空に巨大で古典的な「空飛ぶ円盤」型のUFOが現れたという。彼らは驚いて唖然として眺めるしかなかった。
この時、ヘンドリック氏は高性能なニコンのカメラを膝の上に置いていたが、写真を撮ろうとは思わなかった。実は、これはUFO目撃事件では珍しいことではないという。目撃者たちは、今自分が見ているものに驚くあまり、写真を撮るという考えがすぐには思い浮かばないのだ。
目撃者が事後にUFOとの遭遇について話すことを拒否するケースも実はよくあるといわれている。この時の母親と弟も同様で、ヘンドリック氏自身はたった今起きた素晴らしい体験について興奮しながら話し合いたかったが、家族2人はただ黙り込むばかりであったという。
いずれにせよ、ヘンドリック氏はこの時のUFOの目撃は偶然ではなかったと考えている。彼はUFOの乗員、またはUFOの背後にある知性が、何らかの形で彼とつながっていることを知らせたかったのだと考えている。
そしてこの遭遇は、彼の人生により大きな目的意識と意味を与えたのである。
今日、UFO現象はさまざまな超常現象と関連していると考えられているが、ヘンドリック氏の場合はUFOの目撃に続いて次のような出来事が日常的に起きるようになった。
●奇妙なシンクロニシティと偶然の一致
●死者の霊による幽霊やハラスメント
●自宅での頻繁なポルターガイスト現象
●死と隣り合わせの出来事と、奇跡的な介入
●意識の拡張、幻覚体験
忘れてはならないのは、ヘンドリック氏は臨死体験からの生還者であることだ。あの日、“ある存在”の勧めを拒否して肉体に戻ることを選んだヘンドリック氏だからこそ、あの世からのメッセージが絶えることなくもたらされているのだろうか。
ヘンドリック氏の自伝的著作『Uncommon Vision』は、(Amazonの解説によれば)回復、自己発見、そして困難でも夢を追い続けることの重要性を訴えるものだという。事故後、病院のベッドで味わった絶望の淵から粘り強く立ち直ったヘンドリック氏の悪戦苦闘と、並外れた超常現象体験から得た深い洞察は大いに読者を魅了するとのことだ。
ヘンドリック氏はアーティスト活動の一方、UFOや超常現象のコミュニティにも参加しており、フェスティバルやカンファレンスで多数の作品を披露し、アートや執筆を通じて多くの人々にインスピレーションを与えている。
交通事故によって大きく人生を変えたヘンドリック氏は、きっとこの先にもさまざまな興味深い体験を味わうことになるのだろう。彼が今後どのような驚きの発表をしてくれるのか期待したい。
仲田しんじ
場末の酒場の片隅を好む都会の孤独な思索者でフリーライター。興味本位で考察と執筆の範囲を拡大中。
ツイッター https://twitter.com/nakata66shinji
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