第二次世界大戦中のUFO「フー・ファイター」正体に迫る最新研究! プラズマ生命体の可能性も
第二次世界大戦中、戦闘機のパイロットたちによる目撃が相次いだUFO「フー・ファイター」。今まで謎に包まれていたその正体に迫る研究結果が発表された!
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メキシコと中米専門の旅行代理店・メキシコ観光社とVIAJES PASELA社の協力で、現地の「UFO&宇宙人スポット」をレポート! UFOが飛来する山の歴史を探る。
世界有数のUFO出現多発地帯、メキシコ。国内いたるところでUFOの目撃が報告されているが、その中でもモレロス州にあるテポステコ山はUFO出現スポットのひとつである。
テポステコ山は、メキシコシティから南へ1時間半ほどの場所に位置するモレロス州テポストランにある。切り立った山々に囲まれたテポストランは人口わずか55000人ほどの小さな町でありながら、住民の半数以上がUFOを目撃しているという。特に聖なる山とされるテポステコ山での目撃が多く、山頂にあるテポステコ神殿での報告が後を絶たないそうだ。
テポステコ神殿とはアステカ期に建築された土地の守り神であり、風の神エエカトルの子であるテポステカトルを祀ったピラミッド型の神殿である。地元では古くから信仰の対象とされており、周囲の山々に見られる独特な形状は、“テポステカトルの風”が作り出したものだと信じられているそうだ。
テポステコ山がUFOの出現スポットとして取り上げられるようになったのは、1981年。メキシコ人の写真家カルロス・ディアスのテポステコUFO遭遇事件がきっかけのようだ。
1981年1月早朝、当時雑誌のカメラマンとして仕事をしていたカルロスは、テポステコ山近くの公園の駐車場で仕事相手を待っていた。少し早く来てしまったカルロスは車内から外をぼんやり眺めていると、突如現れた巨大な光の塊に目を奪われたのだ。それは車から30メートルほどしか離れておらず、山火事と勘違いするほど眩く、オレンジ色に輝いていたそうだ。発光体は直径30~50メートルほどの楕円形で、まるでカルロスの様子を伺うかのようにゆっくりとその場でホバリングしていたという。
驚いたカルロスはすぐさま物体をカメラで撮影。その姿を写真で捉えることに成功したのだ。
カルロスが撮影した衝撃的な写真はすぐさまアメリカの専門家や、地元メキシコ大学によって検証されている。なかには懐疑的な意見もあったが、検証の結果はどちらも「合成や加工の痕跡が一切ない本物」であることが結論付けられ、疑惑を一蹴したのだ。
このニュースはたちまち話題を呼び、一躍UFOの町として有名になると、今度はそのUFO出現率の高さにも注目が集まるようになったのだ。
しかし、ここで疑問なのがなぜUFOはテポステコ山に集中して現れるのか、である。
「テポストラン」は先住民・ナワトル語の言葉で「鉄」「銅」、そして「豊かさ」を意味する。その名の通り「鉄や銅が豊富にある場所」を意味しているそうだ。事実、テポステコ山には豊富な鉱物資源が眠っていることが明らかになっており、一説によると山から特殊な磁気放射が確認されているそうだ。
地元では「テポステコ山の地下にUFO基地がある」「テポステコ神殿でエネルギーをチャージしている」など囁かれているが、これはUFOがこの地に引き寄せられていることを意味しているのだろうか。
『聖地』と呼ばれる場所に出現するUFOの報告は非常に多い。地元・テポストランでは今でもテポステコ山を登ったものには聖なる力が宿ると信じられているそうだ。テポステコ神殿へは、約1時間前後の登山コースが用意されているが、いたるところでハイパーディメンションパワーを感じることができるという。
標高1700メートルに位置し、年間を通して快適な気候であるテポストランは、メキシコ政府観光局の観光促進プログラム「プエブロ・マヒコ(魔法のように魅惑的な場所)」にも選出された観光地のひとつであり、そのアクセスの良さから小旅行にも人気の場所である。
町には16世紀に建築された世界遺産のナティビータ旧修道院などがあり、テポストラン名物のアイスクリームやカラフルな工芸品など、美しいコロニアル調の街並みは、歩くだけでも楽しそうである。
メキシコで花開いたマヤ・アステカ文明。彼らの考古学・歴史学の知見を凌駕する技術は今なお説明がつかないままである。古の人々が神と崇めた人知を超えた存在は、彼らにどのような影響を与えたのだろうか。
我々の知り得ない「未知なる力」が、テポステコ山には存在しているのかもしれない。
取材協力=メキシコ観光/VIAJES PASELA
https://pasela.mexicokanko.co.jp/
遠野そら
UFO、怪奇現象、オーパーツなど、海外ミステリー情報に通じるオカルトライター。超常現象研究の第一人者・並木伸一郎氏のスタッフも務める。
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