福島の国際未確認飛行物体研究所に集まったUFOデータを解析! 天空に銀色のUFOが飛来していた!?

文=宇佐和通 画像解析=北島弘

関連キーワード:
地域:

    今年の6月24日に行われた、福島の国際未確認飛行物体研究所の報告会。当日、多数寄せられたUFO映像をスペシャリストが映像を解析した。はたして映り込んだ物体の正体とは?

    福島の国際未確認飛行物体研究所の資料を画像解析

     昨年に続き、今年の6月24日「UFOの日」に、福島市飯野町の国際未確認飛行物体研究所において活動報告会が行われた。会見場に集まった人々の関心が集まるのは、なんといっても過去1年間にわたって収集されたUFOの画像・映像と、それらに対する解析である。

    2022年の報告では「そら豆」UFO動画に世界が驚いた。

     今回は、かなりの数が寄せられた中から特に興味深い3本の動画をピックアップし、SPOC(宇宙現象観測所センター)の北島弘氏による分析とともに映像を紹介していこう。
     いずれの画像もまだ検証過程である。現時点の映像分析を踏まえると、紹介した物体は“風船や鳥”である可能性が高いという結果だが、UAPあるいはUFOである可能性が完全に否定されたわけではないことを明言したい。
     しかし、元の映像の解像度が低いため、最終的な結論を出すことは困難だという。今後も続行される検証を通し、物体の本質が明らかにされることに期待したい。
     今回の発表会も、国内外のさまざまな媒体によってカバーされた。去年にもまして、海外からの注目も集まるはずだ。来年の報告会に向けても、日本だけではなく世界中からの情報提供が望まれる。地道な情報収集と真摯な分析活動を通して、1日も早く決定的な証拠となる映像や画像が見つかることを望むばかりだ。

    ① わずか5秒の映像に映り込んだ謎の物体。フレームの幅は1280ピクセル、高さは960ピクセル。撮影日時、場所ともに不明。
     撮影者によれば、「旅行帰りに不思議な飛行物体を見ました」と語っているため、物体を視認している。映り込んだ物体は形が一定ではなく、変化しながら飛行している。さらに、ひも状の突起物も併せて認められた。空中を漂う未確認空中生物なのか? 方角などの詳細なデータがないため断言できないが、太陽光を受けて反射した空中を漂う風船の可能性が最も高いと考えられる。
    ② この映像については、撮影日時、場所などフレームなどの詳細な記録がいっさいわからない。鉄塔の上空に物体が認められるが、一定の形状を保つことなく、変化しながら空中を漂っているように見える。風に乗って漂う風船のようにも見える。鋭角ターンや瞬間的に移動するなどの飛行の特徴も確認できないため、UAPあるいはUFOの可能性は低いと思われる。画素数の粗さから、これ以上の解析は困難である。
    ③ 46秒の動画で、フレームの幅480ピクセル、高さ480ピクセル。撮影日時、場所ともに不明。物体が最初に出現したのは123フレーム目にあたる4.06秒。映像の8.83秒の266フレームで物体は右上に消滅した。しかし、22.47秒の675フレーム目に再び物体が左上部に出現。35.75秒にあたる1073フレーム目に、物体は右下へ画面から外れた。
     物体は直線的に移動していると思われたが、ゆっくり大きく蛇行して飛行していることが判明。形状は大型の鳥の酷似しており、時折、羽ばたいているようにも見受けられる。撮影時の太陽の向きや角度がわからないため、ハレーションの様子も不明。元動画の画素数が大変粗いため拡大や分析には限界があり、これ以上の解析は困難と思われる。正体は、高空を飛行する大型の鳥である可能性が高い。
    上記3点の画像も報告会に寄せられたものだ。この3点を含む、今回紹介している6点は、映像を見るかぎりでは"いかにも本物"という素材だった。しかし、分析にかけた結果、鳥や風船、またはヘリや旅客機などの飛行機の類いの可能性が高く、UFOの可能性は低いものが多かった。映像が高解像度であれば、より詳細な分析が行えるのだが、やはりこれ以上は困難であり、物体の全容は不明である。

    (月刊ムー2023年10月号より)

    宇佐和通

    翻訳家、作家、都市伝説研究家。海外情報に通じ、並木伸一郎氏のバディとしてロズウェルをはじめ現地取材にも参加している。

    関連記事

    おすすめ記事