推定全長200キロメートル超! 月面を飛ぶ超巨大UFO飛行物体/並木伸一郎・月の都市伝説
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先日のUFO公聴会に出席した米下院議員によれば、地球外生命体は我々の手には負えない高度な技術を有しており、その気になれば我々を練炭のように変えてしまうことさえ簡単なのだいう――。
先日、米下院が開いた近年では3回目となる「UFO公聴会」が大きな話題を呼んでいるが、その場に出席した政治家たちはどのような感覚を持っているのだろうか。さまざまな発言が報じられている。
作家でフューチャリストのジョン・マイケル・ゴディア氏のYouTubeチャンネル「Event Horizon」に、先日の公聴会を監督した下院監視委員を務めるティム・バーチェット下院議員(共和党、テネシー州)が出演を果たした。同氏は未公開の機密UFO映像を見たと主張し、次のように厳しい警告を発している。
「彼ら(地球外生命体)は光速、あるいは我々が知っている物理学を無視した速度で移動することができる」
つまり、バーチェット氏は地球外生命体が人類の手に負えないテクノロジーを持っていると推測しているのだ。そして、人智を超えた技術を持つエイリアンは、その気になりさえすれば人類と地球をいとも簡単に“滅亡”させることができるという。
「彼らがこの種の技術を持っているなら、私たちを練炭(Charcoal Briquette)に変えてしまうことだって可能でしょう」(バーチェット氏)
エイリアンのテクノロジーをもってすれば、地球全体を焼き尽くすことなど造作ないことであるようだ。そして残念ながら「私たちはそれに対処することはできません」とバーチェット氏は念を押している。エイリアンは脅威だが、我々には為す術はないようである。
バーチェット氏によると、米国人はこれまで政府の隠蔽にさんざんつき合わされてきたという。そして、隠蔽は1947年に起きたUFO墜落事件「ロズウェル事件」から始まったとのこと。
また、同氏はUAP/UFO現象はもっと注目されるべきであり、議会と国民の両方が未確認飛行物体に関する情報にアクセスする権利があると主張。UFOは些細な問題ではなく、むしろ「優先順位リストの最上位にある」と憤る。
さらに、先日の公聴会に登場し「政府が、無傷および部分的に無傷のUFOを所有している」との主張を繰り広げた元米軍将校、デビッド・グラシ氏の主張を信じているとバーチェット氏は表明している。
アフガニスタンで勲章を授与された元米空軍将校で、国防総省内で説明不能な航空異常現象(UAP)の分析を指揮していたグラシ氏が先頃、米メディア「The Debrief」に語ったところによれば、保管されているUAPに関する機密情報を同氏が議会に提出した際、政府当局者が圧力をかけてきたという。
この訴えに関してバーチェット氏は、「連邦政府に対し、白抜きまたは黒塗りだらけの報告書はやめて、すべての情報を私たちに提供し、アメリカ国民の判断に任せるよう求めました」と明かす。
「傲慢な態度を改めてください。汚職をやめてください。すべてを公開しましょう」(バーチェット氏)
まだまだ当局が隠蔽していると思われるUAP/UFOに関する“真実”を開示させようという機運がバーチェット氏らの活動によってさらに高まりを見せている。今後も続くであろう内部告発に注目していきたい。
仲田しんじ
場末の酒場の片隅を好む都会の孤独な思索者でフリーライター。興味本位で考察と執筆の範囲を拡大中。
ツイッター https://twitter.com/nakata66shinji
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