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格闘技の世界で世界的ブームを巻き起こした、K-1創始者の石井和義氏。多数の神聖物を授かる司祭でもある石井氏が成功させた物質化現象を三上編集長がMUTubeで解説。
天の扉開きの最中に出現した正道の「S」
「正道会館のイニシャル『S』をずっと考えていました。すると天の扉開きのプジャ(儀式)が始まって、私の肩にポンッと落ちてきた神聖物の形がまさに『S』だったのです!!」
感慨深く話すのは空手団体正道会館館長であり、格闘技イベントK-1の創設者である石井和義さんだ。「石井館長」として世界中に知られているから、ご存じの読者も多いだろう。
実は石井館長は、これまで何度も天の扉開きに参加し、多数の神聖物を授かってきた。しかも本年2月にはタイの洞窟で初めて司祭としてプジャを行い、自ら物質化現象を成功させている。
そこで今回、筆者は天の扉開きの北関東の拠点「ニラヤム」を訪問し、石井館長にお話をうかがうことになった。場所はJR小山駅から車で数十分。田園風景がおだやかに広がる。そこにはすでに、石井館長はもちろん、日本人初の司祭であるスワミ・Aなど10人以上の日本人司祭が集まっていた。
天の扉開きは、洞窟や山頂、森など、何もない空間からさまざまな物体(神聖物)が物質化される儀式だ。
聖なる存在により出現した神聖物にはその存在のコピーが入っていて、持ち主を守護し、願望実現を助ける働きがある。また出現にはすべて意味があり、行き先も決まっていて、儀式を行う司祭が神聖物に望む行き先を聞き、その人に授けることになっている。
「○でも×でも仏像でも何でもいいから、自分で瞑想して祈り、それを出すようにしなさい」
この日はアチャン司祭からそう指示があった。そこで石井館長が「S」をイメージしていると、肩の上に落ちてきたのが、なんと「S」形の神聖物だったというのだ。さらに驚いたことに、アチャン司祭はプジャの後、その神聖物を石井館長に授けたというのだ。
過去世の修行において館長を護った神聖物
次は岐阜県養老に、石井館長を含む求道者が100人ほど集まったときの話だ。滝の上の広場に、別の世界へと続く扉「ミッティ」が開いているよい場所があった。そこでアチャン司祭がプジャを行うと、さっそく空から次々と神聖物が落下してきた。
「聖水を作る器からシャーッ、パーンという音がして、トントントントンと神聖物が落ちていった。そのなかに大きなゲオ(ガラス状神聖物)があったのですが、プジャが終わり、さあ取ろうと思ったらもうないのです!! みんなが見ている目の前で、ですよ」
と、興奮気味に語る石井館長。
出現したゲオを、非物理的存在であるペタヤトーンが横取りしたのだ。ペタヤトーンは神聖物が大好物だ。天の扉開きは、出現した神聖物をペタヤトーンと取り合う、戦いの場でもあったのだ。
不思議な話はさらに続いた。
実はこの日は、石井館長の誕生日だった。そのことを知っていたアチャン司祭が、「はい、これは館長のだよ。ハッピーバースディ!!」と、プジャで出現した棒状のタクッというお守りを、館長に授けた。
石のようであり、かなり昔のもののようにも見える。石井館長は昔からアチャンの弟子で、過去世でもアチャンからこの御守を授かり、身につけて勉強していたのだそうだ。
スワミ・Aがいう。
「こうした場に集まってくる人はみな、過去世で弟子だった人たちなのです」
天の扉開きにおける物質化現象は、いわゆる超常現象──念写現象やテレパシー、透視など──でも説明できるかもしれない。だが、本質部分では大きく異なっている。その奥には、生まれ変わりやカルマと徳分の法則など、深淵なるダルマ(法)の世界が広がっているのだ。
(文=神楽武道(ATB総研)写真=小澤佳彦+ATB総研)
続きは本誌(電子版)で。
webムー編集部
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