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「UFO現象は国家安全保障上の脅威である」ーーアメリカ政府を動かした“衝撃のUFO証言録”邦訳版の「序文」を公開!
2021年6月、アメリカ国防総省は「未確認空中現象(UAP)に関する予備報告書(通称:ペンタゴンUAPレポート)」を公表した。これまでUFO事件を黙殺あるいは隠蔽してきたといわれるアメリカ政府が、「これらの現象は国家安全保障上の脅威である」と初めて公式に認めたのだ。
アメリカ政府の変化に大きく影響を与えた証言録が、情報公開法にもとづいて粘り強くUFO情報の開示を求めてきたレスリー・キーンの著書「UFOs: Generals, Pilots and Government Officials Go on the Record」だ。
邦訳版「UFOs 世界の軍・政府関係者たちの証言録」(二見書房)が刊行された今、本稿にて、クリントン政権下で上院法務委員会の顧問、そして「UFO情報の開示」を公約に掲げたヒラリー・クリントンの選挙対策本部長を務めたジョン・ポデスタ氏による「序文」を紹介する。
UFO現象に関心を寄せる一人として、私は常に、事実とフィクションの違いを明確に区別してきたつもりです。そして、好奇心旺盛な懐疑論者であると自認しており、「政府が国民にUFOの真実を隠している」というような陰謀論にも懐疑的です。だからこそ、私は、クリントン政権下で上院法務委員会の顧問として、そして現在はシンクタンク「アメリカ進歩センター(CAP)」において、政府の透明性を守るために三〇年間活動してきたのです。
この取り組みをとおして、私は本書の著者であるジャーナリストのレスリー・キーンと彼女の組織が、情報公開法に基づいてUFO関連文書を入手するために二〇〇一年に発足させた「情報の自由のための連合(CFi)」(訳注:現在休止中)の活動を支援してきました。キーンは、綿密な調査に基づいて、情報公開法の下で、一つの重要な案件について連邦裁判所に差し止め請求をすることに成功しました。
前置きが長くなりましたが、本書は、まさにそのような努力の結実であり、私のような、偏見のない人間の心に訴えるものがあります。この本は、その本質がまだ解明されていない魅力的な現象について、最も信頼できる立場にある人たちからの情報を提示しています。著者や本書の寄稿者たちは、不当な主張をすることなく、最良の情報に関する合理的な分析を提供しています。そして、そこに提示された多くの出来事に対して、さらなる調査が必要であると述べています。キーンは、政府内における嘲笑と冷たい視線に直面しながらも、不屈の調査ジャーナリストとして、この厄介な問題に一〇年間、熱心に取り組んできました。彼女が忍耐強く執筆したこの本は、UFOをことさらにタブー視することなく、とても真摯に扱っています。
キーンと本書の寄稿者たちは、UFOに関する情報を公的に調査し、すでに情報公開している他の諸国と協力するために、アメリカ政府に対して調査機関の設立を求めています。この新しい機関は、UFOに関する文書の公開と、将来の調査を公正かつ円滑に進めるためのものです。これは実に検討に値する提案であり、政府や科学者、航空専門家が協力して、これまで闇の中に置かれていたUFOに関する疑問を解明するために、大いに役立つに違いありません。ようやく、UFOについての真実が何であるのかを知るときが到来したのです。アメリカの人々、そして世界中の人々は、UFOの真実を知りたがっています。そして、今こそ彼らは、その真実へ向き合うことができるのです。本書は、そのための極めて重要な一歩であり、新たな前進への布石となるでしょう。
(文=ジョン・ポデスタ)
「UFOs 世界の軍・政府関係者たちの証言録」
著/レスリー・キーン、訳/原澤亮
2100円+税 二見書房
https://www.futami.co.jp/book/index.php?isbn=9784576220826
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