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未確認航空現象(UAP)の正体は大空に投影されたホログラムだった? 軍事技術の進展がもたらす想像を超えた変化を都市伝説研究家・宇佐和通が解説!
世界中で多くの人々に目撃されているUAPには、意図的なものも含まれているかもしれない。軍事テクノロジーが介在したリアルなUAP体験が創出されている可能性があるのだ。“そこにないもの”をリアルに出現させることができるホログラムテクノロジーの可能性とは?
ホログラムの軍事利用というのは、別に目新しいコンセプトではなく、気象操作兵器とか地震兵器とか言われているHAARPプロジェクトの目的の一部であったとも言われている。HAARPプロジェクトでは、イエス・キリストや預言者ムハンマドの立体的な姿を空中に投影し、戦闘中の兵士の士気を上げたり恐怖心を芽生えさせたりしようという計画が本気で検討された。しかも、これに関してはすでに完成しているという報道もある。
アメリカでUAPが話題になったきっかけは、2004年に撮影されたというTicTacフッテージ。これに関しては戦闘機のカメラで撮影していて、被写体となる物体が空中に存在しなければ撮影はできないが、いわゆるUAPの目撃例にホログラムがないとは言い切れないのが事実ではないだろうか。
眼で見るのと全く同じ状態でホログラムを写真撮影することはかなり難しいし、特殊な機材やノウハウが必要となるが、不可能ではない。スマホのカメラでホログラムのUFOを撮ることができるかと言えば、今のところはかなり難しいと言わざるを得ないが、撮影時の条件次第で結果はかなり変わるということもあるようだ。
HAARPプロジェクトは現在終了したと考えられてているが、これは各種テクノロジーが完成したからだとする説もある。ならば、ホログラムの軍事利用もある一定以上の完成度に達していると考えるのが普通だろう。
たとえば、高度が高い空域でホログラムを使ってUFOフラップを起こそうとするのは、そう難しいことではないのかもしれない。映像の解像度もそれほど高い必要はない。そもそも目的は心理的ダメージを与えることなので、インパクトが強いホログラム映像を投影すれば、数多くの人たちが目撃することが考えられるので、かなりの効果を得ることができるはず。
そう考えると、これから先は肉眼では見えるけれども画像や映像には残らないというUAPが増えていくのかもしれない。進化が著しいドローンテクノロジーと組み合わせて使えば、これまでになかったレベルのリアルな状況を生み出すことが可能かもしれないし、すでに実用化されているのかも。目で見るものすべてが真実や現実とは限らない、実に面倒くさい時代に突入するのだ。
【参考】
https://mysteriousuniverse.org/2022/08/Are-Some-UFOs-Military-Holograms-/
宇佐和通
翻訳家、作家、都市伝説研究家。海外情報に通じ、並木伸一郎氏のバディとしてロズウェルをはじめ現地取材にも参加している。
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