イラン上空に円盤型UFO飛来! 中東情勢を懸念する未知なる存在からのメッセージなのか?
イラン・テヘランの上空にUFOが現れ、多くの住民によって目撃された! 戦争や紛争の当事国に飛来するUFOには、平和を願う未知なる存在が搭乗しているのか?
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地震は地球内部の岩石に蓄積された ひずみが限界に達したときに発生するといわれている。しかし地球は膨張していて空洞があるという「電気的地球科学」から見れば「地震放電説」が主流なのだ。プレートテクトニクス論への疑問を胸に、ついてきてほしい。
目次
主流科学では、地震は岩石に蓄えられたひずみのエネルギーが解放されることで起きると考えられている。ひずみを作っているのは、プレートの移動だ。
そもそもプレートとは何だろう?
現在、地球の構造は次のように考えられている。
地球の半径は約6400キロで、中心に重い鉄、ニッケルでできたコア(核)がある。その周囲をマントルが囲んでいる。マントルは主にカンラン石でできており、コアの熱を受けてセ氏約1000度の高温と高圧の状態にある。マントルはこの熱のために非常にゆっくりと対流している。
マントルの上には厚さ約100キロのプレートが乗っていて、マントルの対流で動いている。私たちが普段見る地表は、プレートの上に乗って移動している地殻と呼ばれる岩石の塊だ。
図1で地殻と上部マントルの間に挟まれている薄い層がプレートで、コアの外側、中心から2900〜100キロの間をマントルが占めている。
このマントルの対流に引きずられ、プレートが移動する。地球の表面は何枚かの大きなプレートに分かれていて、日本列島は大陸のプレートと太平洋のプレートがぶつかり合う場所に位置している。そのため、プレート同士が押し合っていて、常にひずみがたまっている状態にある。
地震には、プレートが押し合っている境界で起きるプレート型地震と、プレートに押された地殻の岩石がひずむ断層型地震があるとされる。2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震は代表的プレート型地震、2016年4月14日に発生した熊本地震、1995年1月17日に発生した兵庫県南部地震が断層型地震だ。
ところが、この説明には重大な疑問がある。プレートが存在する深さでは、温度はマグマが発生するセ氏1000度にも達する。最も浅い場所にあるプレートでも深さが10キロで温度はセ氏数百度と予想されている。この温度では、岩石がばねのように弾性を保つことは不可能だ。
深発地震は深さが700キロを超える場合もある。マグマの温度をはるかに超える領域だ。また、地震は大きな本震のあとに小さな余震が頻発する。熊本地震では約4200回の余震が起きた。岩石のひずみだけで、4200回もの余震は可能なのだろうか? それに日本周辺は過去から地震が多く、岩石には無数のひびがある。ひびだらけの岩石に地震を起こせるだけのひずみをためる能力はあるのか?
さらに、マントルの比重は3.3〜3.6、一方のプレートは2.7〜3.0だ。マントルの重い比重に軽いプレートが沈んでいくという大変な矛盾がある。沈み込んだプレートが残りのプレートを引っ張っているとか、海嶺から押しだされた力がプレートを沈ませている、といった説明がされているが、力学的に矛盾に満ちている。
このような疑問と矛盾に満ちたプレートテクトニクス論を離れ、電気的地球科学の視点から地震を考え直してみよう。
ところで、地球はなぜ自転しているのだろうか?
主流科学では、大昔に火星ほどの大きさの衛星がぶつかった衝撃の慣性力で自転していると説明されている。しかし、毎日自転速度を観測しているIERS(International Earth Rotation and Reference Systems Service)のデータを見れば、慣性力ではないことがひと目でわかる。自転速度が速くなったり遅くなったりを繰り返しているからだ。速くなるのは、明らかになんらかの動力で自転している証拠だ。
では、自転の動力は何だろう? 上記のグーグル・アースの画像を見てほしい。日本海溝、マリアナ海溝は、まるで何かに引っぱられたように湾曲している。千島海溝、アリューシャン海溝も同じように湾曲している。ここは太平洋火山帯と呼ばれる地帯で、火山と地震が集中する地域だ。太平洋火山帯の地下には、マグマの帯が横たわっていると考えられている。海溝は、10キロほどの深さだが、マグマが水圧で押され、へこんでいる部分なのだ。太平洋の反対側にも、同じようにマグマが引っぱられた痕跡がある。
同じく、北米と南米の隙間からカリブ海に抜け、円弧状の地形がある。これは北米大陸、南米大陸に押しつけられたマグマの帯が大西洋側に抜けていると考えられる。南米大陸と南極大陸の間にも同じような地形がある。マグマが東に引っぱられているのだ。
火山が噴火するとき、雷が起きることが観測されている。火山雷は、噴出したマグマが静電気を起こしていると説明されるが、ほとんどの火山雷は噴出した瞬間に放電している。
つまり、マグマには地下にあったときから高電圧がかかっている。溶けた岩石、マグマは電気をよく通す性質を持つ。地下のマグマには高圧電流が流れていると推測できる。地球を縦にほぼ1周している太平洋火山帯のマグマの帯には、高圧電流が流れているのだ。
これと地磁気とを合わせて考えれば、マグマは地球を駆動しているモーターのコアになっていると考えられる。ファラデーが発見した最も単純なモーター、ファラデーモーター(単極子モーター)そのものなのだ。ファラデーモーターには反トルク(反作用)が働かないので、回転する反動がないのも特徴だ。地球の自転は、太平洋火山帯のマグマの帯をコアとしたファラデーモーターだといえる。
なぜマグマに電流が流れているのか、といった問題は残るが、ファラデーモーターと地震の関係は非常に深い。
実は地球の自転速度と大地震の発生には関連がある。先に紹介したIERSのデータから、2011年の地球の自転速度に大地震の起きた日にちを重ね合わせてみた。
グラフは一日の長さをミリ秒単位で計測している。下になるほど一日の長ささが短くなる。自転速度が速くなるのだ。マグニチュード7以上の地震が起きた日は、ほとんど自転速度が速くなっている(注:現在では大地震が起きるタイミングは太陽と月の位置も関係していることがわかってきた)。
地球の自転はファラデーモーターによるものなので、自転速度が速くなるということはマグマに流れる電流が増えるということだ。そこで、マグマの電流が増えると、マグマの帯の周囲に放電が起き、地震の発生となるのだ。
地下構造可視化システムから、日本列島の震源分布を見てみよう。
上図は、東北南部を横断した地下の構造と震源をプロットしている。左からユーラシアプレートが押して、右から太平洋プレートがもぐりこんでいると、プレートテクトニクスでは解釈している。
しかし、近年の研究では日本列島の地下40キロから下には大量のマグマが存在することがわかってきた。震源の分布はマグマの周囲にあるのだ。
震源のない空白は、マグマが存在する領域と考えられる。マグマ内部は電気抵抗が低いため、内部では放電が起きないからだ。
マグマの周囲に向かって電流が流れ、電気をためる誘電体である花崗岩、玄武岩に蓄積され、やがて放電に至る。これが地震の起きる仕組みだ。東側に震源が片寄っているのは、自転のローレンツ力が電子を引き寄せているからだ。
地震が地球の自転と関連しており放電現象であるとして、地震を予知することは可能だろうか? 実は、放電現象を予測することは非常に難しい。雷がどこに落ちるかを予測することと同じだからだ。
しかし、自転速度が速くなっている時期に大地震が起きる可能性が高くなるので、地震が起きそうな期間はある程度予想できる。地球の自転は、約2週間のサイクルで速くなったり遅くなったりを繰り返している。
また、地球内部の電子の量は太陽と月との距離に関連している。地球は1月に太陽に一番近くなり、7月に遠くなる。詳しい理由は別の機会に譲るが、太陽から離れると地球内部では電子が増えるのだ。そのため、自転速度も速くなる。地球内部の電子の挙動が地震の発生と関連している。
同じ理由で、太陽活動と地震も関係が深い。太陽フレアが起きて、地球に大量のプロトンがやってくると電離層のプラスが強くなり、地殻に電子が湧き上がってくる。2017年9月8日にメキシコで起きたマグニチュード8の大地震は、2日前に発生した太陽フレアの影響だった。
大地震がいつ、どこで起きるかを予測することは難しいが、電子の動きを調べることで、ある程度の時期は予想できると考えられる。
1995年1月17日に起きた兵庫県南部地震はマグニチュード7.3という大地震だった。震源は淡路島北部の深さ16キロ。このとき、震源とは反対方向の大阪の生駒山周辺で、発光現象が目撃された。
神戸周辺は花崗岩地帯だ。花崗岩に高電圧を加えると圧電効果で変形する。圧電効果による変形は1メートル分の1万ボルトあたり0.01パーセントと小さいが、発生する力は非常に強力だ。兵庫県南部地震では野島断層が2メートル移動したとされるが、厚さが2キロの花崗岩に200万ボルトの電圧が加わった計算になる。
しかし、生駒山周辺に現れた発光現象は200万ボルトではなく、数千万ボルトにも達した。これは花崗岩の圧電効果に加え、昇圧効果も現れたからだ。圧電体はトランスとしても機能することが知られている。震源の淡路島と生駒山は地下で花崗岩がつながっていることが地質図からも確認できる。
淡路島に加えられた200万ボルトが花崗岩の昇圧効果で、端にある生駒山に数千万ボルトの電圧をもたらした。これが発光現象の正体だ。東日本大震災でも正体不明の発光現象が報告されている。
多くの大地震で見られる発光現象は、震源から離れた場所で生じた圧電効果による超高電圧だった。
圧電体の振動が地震の揺れの原因であるとすると、余震の仕組みも解明できる。圧電体は内部で小さな極性を持った部分に分かれている。分極という。電圧がかかる前は、分極はばらばらだが、一度、高電圧が加えられると分極が揃う。この状態では、わずかな電圧で圧電効果が現れる。本震で高電圧が加えられると圧電体内部の分極が揃うため、低い電圧でも大きく岩石が変形する。分極は時間がたつと解消されるが、これは余震のメカニズムそのものだ。
2018年9月6日に起きた北海道胆振(いぶり)東部地震では、P波(地震波の第一波)がないので人工地震ではないかと噂が立った。従来の地震の説明では、断層がずれると岩石が破壊され、衝撃が円形に広がる。縦振動は横振動よりも速いので、岩盤を振動が伝わるうちにP波とS波に分かれる、という説明がされる。なぜP波がないと人工地震なのかはよくわからないが、もともとP波、S波の正体がよくわからないといえる。
しかし、地震が放電現象ならば、P波は放電の衝撃波、S波は岩石の圧電効果による変形ということがわかる。放電の衝撃波は大きな揺れを伴わないのと短時間で終わるので、目立たないのだ。
人工地震を起こす方法はある。核爆弾やHARRPを使わなくても、地震は起こせる。
旧ソ連では地面に電流を流し、人工的に地震を起こすことに成功している。その方法はこうだ。
できるだけ深いボーリング孔を離れた場所にふたつ掘る。神戸と同じ花崗岩地帯が望ましい。
そして、数十万キロワットの発電所を造る。地震が起きるまで最低1週間は電流を流しつづける必要があるからだ。
ボーリング孔に電極を埋め、両側から直流電流を流す。電圧は10万ボルト程度でいい。
電流を流しはじめても最初の数日は何も起きない。
1週間ほど流しつづけると地震が起きはじめる。
地震はどんどん大きくなっていき、流した電流のエネルギーを超える規模の地震が起きる。
たとえば、東京で地震を起こそうとするなら、超高層ビルを利用すればいい。超高層ビルは、基礎を地下深く打っている。そこに電流を流す。大きなビルには変電所がついているから、大都市なら電源も困らない。しかし、電流を流す時間が1週間以上必要なので、準備にはかなり時間がかかるうえ、電流を流しはじめると周囲に影響が出るので、狭い日本ではすぐに気づかれてしまうだろう。
東日本大震災では津波が大きな被害をもたらした。通常の地震よりも長い時間揺れていたことが記録されている。
上図は宮城県涌谷町で記録された地震波形だ。いくつかの地震波形から、東日本大震災では2回か3回の揺れがあったのではないかと考えられている。
涌谷町の波形には2回の揺れが記録されている。少し離れた場所で続けざまに地震が起きた、という説もある。しかし、岩石内部で放電が2回も続くことは考えにくい。近接した場所に高電位が2か所同時に発生することは、電気的にありえないからだ。
そこで考えられるのが、海中での放電だ。実は海水は非常に優れた誘電体なのだ。真空の80倍も電気をためる性質を持つ。水中での放電は、ものすごい衝撃を生じることが実験でわかっている。地震のあとに行われた潜水調査では、海底に巨大な亀裂が発見された。
水中での放電実験では、放電による衝撃波が容器の下に向けて強力な圧力をかける現象が起きる。海底の亀裂は放電により起きた大量の海水の圧力なのだ。そのため、海底が揺さぶられ、長時間の揺れになった。海面に向かった衝撃は津波になった。
最初に岩盤内部で放電が起きて、その電流が海中での放電を起こした。2度の波形が作られた原因だ。海底を震源とする地震で、津波がある場合とない場合があるのは、海中で放電したかの違いによるものなのだ。
2018年12月22日、インドネシアで地震を伴わない津波が生じた。すぐ近くのアナククラカタウ火山の噴火で、マグマが海中に噴出、マグマに流れる大量の電流が海水中で放電を起こしたためだと考えられる。地震のない津波は海中放電を裏づける現象だ。
電気的地球科学では、地球の自転は太平洋火山帯のマグマの帯をコアにしたモーターであると考える。マグマに流れる電流が変化すると周囲に放電、地震になる。地震は地球の自転速度を調整する役目も果たしている。
地球は電気で動いているのだ。
三浦一則
電気的宇宙論を研究する異端のサイエンス・ライター。
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