予言が外れる理由と、占いが当たる理由は表裏一体? エントロピーで考える「生命は宇宙の特異点」
古今東西、予言が外れてしまった例は枚挙に暇がない。しかし、エントロピーと時間の観点から人間を見れば当たり前のことだった?
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2003~04年に伊シチリア島の小さな村を襲った連続発火事件。当時、現場を調査した関係者の口から明かされた新事実とは――!?
2003~2004年にかけて、イタリア・シチリア島で発生した「カンネート・ディ・カロニーア連続発火事件」。人口約150人のカンネート村で突然、ある民家のテレビが爆発したことを皮切りに、他の家々でも冷蔵庫や携帯電話など電気製品の発火による火災が相次ぎ、やがて村民への退避指示が発令される事態に至った。
電力会社が村への給電を停止しても謎の発火現象は止まず、警察や検察から軍関係者、さらに物理学者や公共事業関係者まで結集した政府(イタリア市民保護局)の調査団が派遣されるも原因解明には至らず、なんと公式に「エイリアンによって引き起こされた可能性が高い」と結論づけたのだ。
その後も、一連の事件をめぐっては「プラグが抜かれた電気ケーブルが突然炎上した」などの奇怪な証言が相次ぎ、エイリアン説のほか超自然現象、さらに秘密兵器やポルターガイストを疑う声のほか、聖職者からは悪魔の所業とする指摘まで飛び出した。しかし、謎が解明されることはなく、すべての調査は2008年に打ち切られていた。
ところが今、この連続発火事件の原因が「UFOだった」可能性が急激に高まったとして改めて注目を集めているようだ。
今回、事件に再び光を当てたのは、ペンタゴンの先端航空宇宙脅威特定計画(AATIP)の元責任者ルイス・エリゾンド氏と、UFO調査機関「To the Stars Academy(TTSA)」を運営する元ミュージシャンのトム・デロング氏。2人は米ヒストリーチャンネルの最新番組の取材でローマへと飛び、かつて「カンネート・ディ・カロニーア連続発火事件」の調査に参加したイタリア海軍特殊部隊の元中佐に直撃取材を敢行。その結果、現地では、これまで明かされてこなかった驚異的UFO事件が起きていたことが判明したというのだ。
2004年、カンネート村で不可解な発火現象が相次いでいる最中のこと。地元の漁師から「夜中、光る飛行物体が海に入っていった」という報告が続々と寄せられたことから、海軍は現地にヘリコプターを派遣し、謎の解明を試みたという。
そして同年4月のある夜、決定的瞬間がやって来る。カンネート村上空を飛行しながら異変がないか入念に確認していた海軍ヘリコプターだったが、しばらくすると尾翼の数百メートル後方に正体不明の光る飛行物体が出現。すると次の瞬間、強烈な電磁ビームをローター(回転翼)に向けて放ってきた。ビームの直撃を受けた海軍ヘリの動力は完全に無効化され、逃げたり反撃することはおろか、なんとか緊急着陸するだけで精一杯だったという。しかも今回、ビームを受けて損傷したヘリコプターの写真も数点だが公開された。
いずれにしても当時、カンネート村周辺でUFO目撃が相次ぎ、実際に攻撃を受けていたケースが確かに存在したのだ。実際、村の野原に未確認飛行物体が着陸したという記録は当時から存在し、その場所に“謎の焼け跡”が残されていたことまで確認されているという。
「以前からずっと心に引っかかっていたのだと、明かしてくれました。非常に詳しい情報を提供してくれた人もいます。しかし彼らは、まだまだ私たちが知っている以上のことを知っている可能性がある」
エリゾンド氏はこのように語り、まだまだ「カンネート・ディ・カロニーア連続発火事件」では数多くの真実が隠蔽されていることを訴えた。今後、さらなる新証言が飛び出したり事件の再調査が行われる可能性はあるのだろうか? どうやら、事件の背後には想像以上に深い闇が隠されているようだ。
【参考】
https://www.history.com/shows/unidentified-inside-americas-ufo-investigation/season-1/episode-6/
webムー編集部
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