科学調査のネッシー=ウナギ説に反論! ネス湖の怪物は生きている/並木伸一郎
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アメリカ国防総省が保持する”UFOの破片”のテクノロジーをはじめ、UFO情報が公開間近!? トランプ政権最後の政策が禁断の事実を暴露するのか?
「今年6月。アメリカ政府が保持しているUFO情報が公開される予定だ」
そんな驚きの”予言”が、トランプ政権最後の国家情報長官「ジョン・ラトクリフ」氏によって発せられた。米ニュース番組でインタビューでのことだ。
国家情報長官とは、中央情報局(CIA)、国防情報局(DIA)、国家安全保障局(NSA)、連坊捜査局(FBI)等のインテリジェンスコミュニティを統括し、これらの機関から収集した情報を、毎朝大統領に報告する役目を持つ役職。報告書は、『大統領日報』と呼ばれ、大統領が下す政策決定に重要な役割を果たすと言われている。国家情報長官は、まさに国家最高機密を知る人物と言っても過言ではないだろう。
ラトクリフ氏は、自身の在任中にUFOに関する機密文書の解除を考えていたが、目撃情報は説明が難しく、ペンタゴンが6月1日までに公開する予定で準備を進めていると語っている。また、公開される資料には、不可能と思われる動きをする物体や、ソニックブームを伴わずに音速を超える物体など、人間の目だけでなく自動センサーでもとらえられた事象なども含まれており、「今後このような報告は増えるだろう」ということだ。
機密文書の解除といえば、つい先日も、国防情報局(DIA)が墜落したUFOの破片を極秘に研究していた資料を開示したばかり。その資料から、UFOの破片が曲げたり、押しつぶしたりしても元の形に戻る形状記憶合金であることや、物体を見えなくする不可視性、電磁エネルギーの集中化、さらには光速コントロールというような驚くべき特性を持っていたことが明らかになった。
ここで2019年にかつての軍事予算で行われていた38の軍事研究テーマを思い出してほしい。「透明マント」「通過可能なワームホール」「反重力」「ワープドライブ」といったテーマが並び、『まるでSFのようだ』と当時は大きな話題になった。その中に、「メタマテリアルの航空宇宙への応用」というテーマが含まれていたのは覚えているだろうか。メタマテリアルとは自然界に存在しない人工材料で、このメタマテリアルこそペンタゴンが保持していたUFOの破片を元に開発されたのではないか、と言われているのだ。
UFO研究家のアントニー・ブラガリア氏は、UFOの破片が「曲げたり、押しつぶしたりしても元の形に戻る」と記されていた点に注目。1947年にロズウェルにUFOが墜落した際には多くの目撃者が周囲に散らばった破片について証言を残しているが、今回公開された破片の特性が驚くほど酷似していることを指摘している。そう、この破片の出所はロズウェルに墜落したUFOではないか、というのだ。
もしこれがブラガリア氏の推測通りであれば、写真に映っている金属片はその後、ペンタゴンに運ばれ、極秘に調査・研究が行われていたことになり、ロズウェルにUFOが墜落したことを証明する確固たる証拠となる。
しかし、まだすべてが公開されたわけではない。これ以上の何かをペンタゴンは保有しているのは間違いないわけだが、元国家情報長官のラトクリフ氏がUFOについて言及したのは衝撃的な進捗ではないだろうか。6月1日に公開される資料には何が含まれているのか。今後も目が離せない。
遠野そら
UFO、怪奇現象、オーパーツなど、海外ミステリー情報に通じるオカルトライター。超常現象研究の第一人者・並木伸一郎氏のスタッフも務める。
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