ディープステートの暗躍を、丹念に追った一冊「ディープステート」/ムー民のためのブックガイド
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フェイクニュースは事実だった!? 世界を操る闇の組織を三上編集長がMUTubeで解説。
2025年3月18日、トランプ大統領が「ケネディ・ファイルズ」(ケネディ大統領暗殺事件ファイル)の完全公開宣言を行った。黒塗りされている部分がまったくない状態で公開され、この原稿の執筆時点で、1万6000点近いファイルのうちの90パーセント以上ともいわれる資料の読み込みが世界各国で進んでいる。
ファイルが完成した当時は2039年までの非公開措置が設定されていたが、今回の大統領令によって公開のタイミングが10年以上も早まったことになる。〝サイン・オブ・ザ・タイムズ(とある特定の時代の象徴)〟。そんな言葉が脳裏をよぎる。アメリカでは今、建国以来といっていい大きな時代の波が訪れているのだ。
ファイルの読み込みで明らかになることは、いったい何なのか。作業が進むにつれて新たな洞察が生まれ、決定的証拠が見つかれば、これまで「陰謀論」と呼ばれていた多くのことが「事実」と証明されていくだろう。
たとえばケネディ大統領暗殺事件の背後にCIAが関与しているという話は、陰謀論の一部として常に語り継がれてきた。今のところまだ、事件とCIAを直接的に結びつけるような要素は見つかっていないが、代わりにイスラエルが関与していた可能性が浮上している。
このようにケネディ大統領暗殺事件には、あまりにも謎が多すぎる。いわゆるマジック・ブリット=魔法の銃弾説を始め、スナイパー複数存在説、ドライバー実行犯説、事件発生の瞬間を撮影した「ザプルーダー・フィルム」改ざん説など、事件発生後60年以上を経過した今もさまざまな謎が語り継がれているのだ。
そしてそこには、研究家やリサーチャーの大部分が共有しているひとつのコンセンサスがある。それは、リー・ハーヴェイ・オズワルドの単独犯などあり得ない、ということだ。つまり、犯人はほかにもいることになる。
事件を計画したのはだれなのか。
実際、アメリカという国家に対するイスラエルの影響力は、日本人が想像するよりはるかに大きいのが現実だ。2023年10月7日に端を発するパレスチナとイスラエルの紛争においても、仲介国アメリカの意向を無視する形でイスラエルが攻撃行動に出た場面は決して少なくなかったのだ。
アメリカ国内にはかなりの数のユダヤ人が暮らしている。大統領選においても、候補者が彼らの動向を意識することは少なくなかったはずだ。
AIPAC(American Israel Public Affairs Committee=アメリカ・イスラエル公共問題委員会)という強力なロビー団体の存在も知られている。
ただ、イスラエル勢力がアメリカ政府に対して影響力を行使するのとまったく同じ図式で、イスラエル勢力に影響力を発揮するグループの存在も取りざたされている。
そのグループはイスラエルのみならず、他の国家に対しても同じように影響を与えることができる立場にある。さらにいうならそのグループは、アメリカ政府内部で確固たる地位を築き、〝大きな流れ〟を生みだしつづけている。全世界レベルで、どんな人でも決して逃れることができない流れだ。
それを作っているのは何か。2025年を迎え、これまでは漠然としていたこの存在が、ついに具体的な名前で呼ばれるようになった。「ディープ・ステート」(以下DS)─闇の政府である。
定義についてはこれから詳しく触れていくとして、こうした勢力の存在は地政学や世界経済、自然災害、そしてテクノロジーなど、さまざまな側面で感じ取ることができる。
そのきっかけについて筆者は、アメリカ同時多発テロ事件だったと思う。
この歴史的な事件の裏側にある何千もの疑問をつまびらかにし、ひとつひとつに説明を加えていく過程は、第一義的にはデバンキング(虚実や嘘を暴く作業)だったのだろうが、同時に、虚実や嘘よりもはるかに恐ろしいものの存在の確認に一歩ずつ近づくプロセスにもなったのだ。 では、虚実や嘘よりも恐ろしいものとは何なのか。
(文=宇佐和通)
続きは本誌(電子版)で。
webムー編集部
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