命がけのボールゲーム!3400年前のメキシコ球技遺跡/遠野そら・MYSTERY HOT PRESS
延期となった2020年東京五輪の一方で、古代に大ブームとなっていた球技の存在が明らかになった。古代ギリシアのオリンピアに先駆けて、命がけのゲームだったようだ。
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ドナルド・トランプはタイムマシンを持っている? トランプ親子を予言するかのような小説が示唆する未来とは?
ネットを中心にカリスマ的な人気を持ち、陰謀界隈では何かと話題になりやすいトランプ前大統領であるが、彼がタイムトラベラーではないかという説まで浮上している。前回では、天才科学者であるニコラ・テスラと意外な繋がりを持つトランプ氏が実はジョン・タイターの正体ではないかと考察した。
そして、トランプ氏だけでなく、息子であるバロンくんもタイムトラベルをしているという説が持ち上がっているのだ。
19世紀に書かれた2編の小説が、そんな奇妙な噂の中心になっている。この小説を書いたのは、インガソール・ロックウッド(1841 年 8 月 2 日 – 1918 年 9 月 30 日)。アメリカの弁護士であり作家である。
彼が出版した『バロン・トランプの素晴らしい地下旅行』と『最後の大統領』という物語がある。
19世紀に書かれたこれらの書物は長らく存在を知られていなかったが、2017年に英語圏を対象としたインターネット匿名掲示板4chanのユーザーによって発見された。その内容が、トランプ氏やその息子バロン氏との類似点などが指摘され、注目を浴びるようになったのである。
トランプ氏とメラニア夫人の一人息子バロン氏は、2006年生まれの16歳である。身長は2mを越えているようで、すでに父であるトランプ氏の身長190cmよりも高い。イケメンでスラリとした高身長のバロンくんは、将来有望として世間から注目されている。
そんな大人気のバロンくんがタイムトラベラーではないかと囁かれているのだ。
バロン氏のことが書かれていると話題になっているのは、1893年に出版された『バロン・トランプの素晴らしい地下旅行』である。タイトルからして、バロン・トランプという名前が一致していることに驚かされる。
同書のあらすじはこうだ。
あるところに「バロン・トランプ」という少年がいた。バロン少年の父は現役の大統領である。貴族で裕福な暮らしをしていたバロン少年は「トランプ城」から冒険の旅に出ることにした。バロン少年には、「ドン(Don)」という名前の師匠がおり、彼に案内されて異次元世界(地球内部への入り口)がある北ロシアのウラル地方に旅に出たのであった。やがて、彼は不思議な地下世界を発見し、そこの先住民を怒らせ、地元の女性との絡みから逃げながら、最終的に「トランプ城」に戻るーー
というものである。
この物語に関して現実との奇妙な符号を見ていこう。
物語の主人公バロン少年の父親は大統領であるが、バロン氏の父トランプ氏は前大統領であった。
バロン少年は「トランプ城」に住んでいる。バロンくんはマンハッタン五番街にある「トランプタワー」に十数年住んでいた(現在はフロリダに移住)。
バロン少年の師匠は「ドン(Don)」というが、これはトランプ氏のファーストネームであるドナルドの愛称である「ドン(Don)」を連想させる。
19世紀に書かれた物語の主人公の設定が現代の青年に一致するのは、実に不思議である。
さらに、インガソール・ロックウッドが1896年に書いた『最後の大統領』では、トランプ氏と驚くべき一致が認められる。
同書のあらすじはこうだ。
11月初旬のパニックに陥ったニューヨークのシーンから物語は始まる。米国経済は崩壊寸前にあり、その時、ニューヨーク五番街に住んでいた裕福な男は大統領選に立候補する。そして、勝ち目のない戦いであったにも関わらず、大方の予想を覆して見事、彼は大統領に選ばれたのである。彼は自分自身の通貨を作ったが新通貨がうまく機能しなかった。やがて暴動が起き、アメリカ共和国が崩壊するーー
というものである。
この物語に関してトランプ氏との奇妙な符号を見ていこう。
主人公は、ニューヨーク五番街に住んでいるが、トランプ氏の自宅だった「トランプタワー」はニューヨーク五番街にある。
さらに、主人公は「大方の予想を覆して大統領に選ばれた」とある。2016年の米大統領選では、民主党のヒラリー・クリントン氏が有利との見方が圧倒的であったが、トランプ氏が逆転勝利をしている。
また大統領になった主人公を補佐する男の名前に「ペンス」がある。トランプ政権での前副大統領はマイク・ペンスである。
そして、暴動に関しては、2021年1月6日に発生したアメリカ議会議事堂襲撃事件を連想する。
これらのことから偶然だとしてもトランプ氏と『最後の大統領』に奇妙な一致を感じ取れるであろう。
しかし、どうして今から約120年前に書かれた物語にトランプ氏と息子のバロン氏を思わせるような記述があるのか?
前回記事では、ドナルド・トランプは二コラ・テスラが研究していたタイムマシンを入手し、利用していたという説を紹介した。
もしトランプ一家がタイムマシンを利用できるとすれば、過去にタイムトラベルをして19世紀のインガソール・ロックウッドという作家に自分たちのことを書かせたーーそんなことことも可能であろう。そして、19世紀のこれらの書物が陰謀論者によって発見され、現代で話題になるということも想定しているかもしれない。
最近では、インガソール・ロックウッドの”予言”的な小説がSNSでも取り上げられ、また注目を集めている。
すべては計算ずくであり、このように注目されることでトランプ氏は2024年の大統領選に再出馬するプランがあるのかもしれない。さらには、息子であるバロン氏を将来的に大統領にする目論見もあるのだろうか?
2020年の大統領選挙での敗北やその後の混乱が「想定内」だったのか、タイムトラベラーの未来知見をもってしても覆せなかった「現実」なのか、それはわからない。
ともあれ、もしトランプ一家がタイムマシンを利用できるのなら、疫病禍や戦争などの人類滅亡危機を防ぐために活用していただきたいものである。
白神じゅりこ
予言・滅亡研究家。新感覚オカルトライター。滅亡系YouTuberとしても活動。
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