謎アニメ『さきさのばし』とは何なのか!? 奇怪な都市伝説作品がホラーミームとして増殖している
あなたは『さきさのばし』というアニメ作品について聞いたことがあるだろうか? 日本が舞台でありながら、海外で異様な盛り上がりを見せるネットロアの秘密を暴く!
記事を読む
欧米でブームを巻き起こしている、寝る前に自分の手首に「690452」という“謎の数字”を書き記すネットチャレンジ。一歩間違えれば命を落としかねない、危険な行為だった!?
2021年に流行したインターネットチャレンジが、欧米のTikTokユーザーを中心に再びブームを巻き起こしている。行為自体は、就寝前の自分の手首に「690452」と書くだけの単純なもの。とはいえ、精神的ダメージを負いかねない危険なチャレンジだと多くの人々が警鐘を鳴らす事態となった。
海外メディアの報道によると、690452という数字は「呪われた数字」「天国または地獄の数字」と言われているという。手首に数字を記して就寝すると、眠っているあいだに「パラレルワールド(並行宇宙)」に移動できるらしい。それだけなら危険視されるようなチャレンジとは思えないが、問題は「並行宇宙で“呪われた時間”を過ごす可能性がある」と言われていることだ。
“呪われた時間”の内容には、暗い路地に迷い込む、悪魔や首のない人間を見る、巨大な怪物に遭遇する…… といった数々のパターンがあるらしい。つまり悪夢を見るということなのだが、さらに無気味なのが「夢の中で死ねば現実でも死ぬ」と主張されている点だ。そして、一部のTikTokユーザーから「通常の悪夢よりもはるかに危険に思える状態に陥った」という証言も上がり始めているのだ。
もちろん、実際にこのチャレンジに挑んだ人々からは「何も起きなかった」「自分には効果がなかった」という報告もあるのだが、危険なバイラルトレンドに挑戦した若者が命を落とすケースが近年相次いでいることもご存じの通りだ。この「呪われた数字」チャレンジは現実的に命を危険にさらす行為ではないものの、「心理的な悪影響を受けかねない」と訴える人も少なくないようだ。
呪われた数字チャレンジは、「690452」という数字がひとつの鍵になっている。しかし、なぜその数字なのか明確な由来は判明しておらず、誰が思いつき誰が言い始めたのかも不明だという。「魔術や黒魔術を教えた古代の悪魔の書物に由来している」という声もあったそうだが、はっきりと証明されていない以上、やはり現状は「謎の数字」と表現するしかないだろう。
悪魔が関連する数字といえば、やはり真っ先に想起されるのは「666」という数字だろう。『ヨハネの黙示録』に記された「獣の数字」「悪魔の数字」として知られ、宗教的な価値観を越えて忌み嫌う人も多い。今回の呪いの数字「690452」と関係があるのか不明だが、いずれにしても由来不明の数字がネット上でブームを巻き起こしている背景にはなにがあるのだろうか?
ちなみに、手首に書いて就寝することで異世界に行けるトレンドとしては「F74」も流行している。もしかすると、これらのメッセージをつなげることでTikTokユーザーの無意識に働きかけるものがわかるかもしれない。
【参考】
https://www.the-sun.com/tech/12867032/690452-meaning-tiktok-trend-heaven-hell-number-explained/
https://www.dexerto.com/entertainment/what-is-the-f74-trend-on-tiktok-1955317/
webムー編集部
関連記事
謎アニメ『さきさのばし』とは何なのか!? 奇怪な都市伝説作品がホラーミームとして増殖している
あなたは『さきさのばし』というアニメ作品について聞いたことがあるだろうか? 日本が舞台でありながら、海外で異様な盛り上がりを見せるネットロアの秘密を暴く!
記事を読む
「ピアスの穴から飛び出た白い糸」都市伝説は日本生まれだった! White Threadの恐怖/AI時代の都市伝説
都市伝説研究家の宇佐和通氏の新刊『AI時代の都市伝説』から、今改めて知るべきトピックを抜粋して紹介!
記事を読む
都市伝説「トレドの男」ミステリー! この世に存在しない国から来た男が作りだす世界線
“1954年、存在しない国トレドから来日し、騒動となったのちに姿を消した男がいた”……よく知られるこの有名都市伝説に、近年、新事実が発覚! それを元に、「トレドの男」の正体と事件の謎を考察する! 第1
記事を読む
悪魔の終末計画「全人類監視システム」の恐怖/MUTube&特集紹介
近年で最大の発明ともいわれるスマートフォン。 だが、そこに隠されたシステムにどれだけの人が気づいているのだろうか。 すでに人間の知能さえ凌駕するようになった人工知能=AIは今、次の階段を昇ろうとしてい
記事を読む
おすすめ記事