UFOや幽霊の目撃相次ぐグラストンベリー・フェスティバル開催! 音楽の祭典はオカルトの祭典でもあった
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世界各地で報告されているエイリアン・アブダクションだが、その中には軍によって巧妙に仕組まれた謀略事件があることを元軍関係者が暴露している。なぜ、そのような企てが謀られているのか――。
長らく噂されてきたように、アメリカの政府と軍はUFOとエイリアンについて核心に迫る理解があり、その情報開示のタイミングを見計らっているのだろうか――?
空軍特別捜査局(OSI)の元エージェントであるリック・ドティ氏が、ヴィニー・アダムス氏による暴露系YouTubeチャンネル「Disclosure Team」に登場。米軍によるUFO関連の防諜活動および偽情報作戦について驚くべき情報を明かしている。
今回の暴露において特に衝撃をもって受け止められているのは、軍が仕組んだ「偽装エイリアン・アブダクション」に関する情報だ。
ドティ氏は、1978~88年までOSIに所属し、あの「エリア51」を含む有名な基地で勤務していた。彼とUFOの関わりは、1980年にカートランド空軍基地にUFOが着陸したとされる事件からはじまった。
この事件により、ドティ氏はアメリカ政府のUFOプログラムに関する特別ブリーフィングを受けることになり、その中には悪名高い「ロズウェル事件」をはじめとする重要なUFO事件に関する情報が含まれていた。ドティ氏によれば、アメリカ政府は1947年と1949年にUFOを回収し、「ロズウェル事件」で負傷しながらも生き残ったエイリアンを保護した。しかも、このエイリアンは1952年まで生きていたという。
OSIでのドティ氏の主な任務の1つは、UFO研究者たちを監視し、時折彼らをミスリードする情報を与えて機密情報を保護することだった。たとえば、軍事機密のドローンをUFOと勘違いした研究者、ポール・ベノウィッツ氏もそのターゲットの1人で、ドティ氏らはベノウィッツ氏に偽のUFO情報を提供して混乱させ、実際の機密軍事プログラムから注意を逸らしていたという。
そうした軍によるディスインフォメーション活動の最たるものは、仕組まれた拉致、つまり「エイリアン・アブダクション」であった。
ドティ氏が知り得たケースでは、とある空軍少佐が第三者の女性に軍事機密情報を漏らしていた。そこで軍は、彼女を混乱させるために、偽装エイリアン・アブダクションを仕組んだというのである。この作戦で女性は実際に誘拐され、エイリアンに変装した職員が彼女を脅したのだという。
本件はドティ氏が把握している唯一の事例とのことだが、他にも同様の作戦が行われていた可能性はじゅうぶんにあり得ると示唆している。
ドティ氏は、ほかにも興味深い言及を行っている。
当時、軍には「エイヴィアリー(The Aviary)」と呼ばれる諜報員と科学者からなる極秘のグループがあったが、このグループはUFO情報を一般公開するにあたって国家安全保障を危険にさらしたり、国民をパニックに陥れたりすることのない手法を検討、協議していたという。
このグループの主要人物には、リチャード・ヘルムズ氏、キット・グリーン氏、ハル・パトフ氏などが含まれていた。
ドティ氏はまた、さまざまなUFO墜落事故で回収されたエイリアンの遺体の検死ビデオがあることを確認している。
さらに彼は、UFO情報開示の障壁の高さを語り、機密技術保護とともに宗教や社会への潜在的な影響を把握してじゅうぶんにコントロールする必要があると主張している。
現在、ドティ氏は退職した諜報員のグループの一員として、責任あるUFO情報の開示と、内部告発者の法的保護を提唱している。
さらに彼は、あのMIB(メン・イン・ブラック)への言及も行っている。
インタビューの中でドティ氏は、バージニア州フォートベルボアの陸軍施設に配置された「第7602諜報部隊(7602 Intelligence Squadron)」を真の“MIB(黒服の男たち)”であると暴露。UFO関連事件を隠蔽するために暗躍しているといわれるMIBは、米陸軍の組織だったことになる。
今回のドティ氏へのインタビューは、機密情報を守るために軍が行っている秘密作戦が垣間見られる貴重な証言であり、政府が秘密を守るためにどこまでも躍起になっている現状を浮き彫りにしているともいえる。
UFOとエイリアンに関する“真実”が一般に明かされる日は近いのだろうか。その準備が整うまでは、これまで同様、隠蔽工作が続けられるのだろうが、今後も続く内部告発によってなし崩し的に秘密のヴェールが引き剥がされる事態もじゅうぶん想定できるのだろう。
仲田しんじ
場末の酒場の片隅を好む都会の孤独な思索者でフリーライター。興味本位で考察と執筆の範囲を拡大中。
ツイッター https://twitter.com/nakata66shinji
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