地球外生命体やアカシックレコードがもたらす「天才とひらめき」の謎/ヒストリーチャンネル「古代の宇宙人」
古代宇宙飛行士説を、歴史学や考古学の視点から読み解いていく『古代の宇宙人』シリーズ。 今回は、人類史における名だたる天才たちのひらめきが、地球外生命体によってもたらされた可能性について言及していく
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未来人ウォッチャーがネットを騒がせた未来人を独自の視点で振り返るシリーズ。第3回目の舞台は「Twitter」。つぶやきの断片で未来を語る意図とは…?
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Twitterは、140文字という文字制限があり、誰もが気軽につぶやけるSNSである。Twitterの特徴は、他のSNSと違ってリツイート機能を使った拡散力が強みである。なので、未来人にとっても未来予言を一気に広く広めるにはうってつけのツールであっただろう。
人気SNSのTwitterに話題の未来人が登場しだしたのは2018年ころだと記憶している。これまで話題になった代表的な未来人を紹介しよう。
2018年1月にTwitterに現れた「YJ」は、首都が岡山になった2075年からやってきたと主張する。6万4千人以上のフォロワーがいる人気の未来人だ。「南海トラフ巨大地震は2024年8月」という予言が注目を集める。「北朝鮮は南北統一される」「2031年には死者との擬似的な会話が可能」「2023〜26年の間にはロボットが人間の人口を上回っている」などの予言がある。
2018年4月にTwitterに現れた「XU」は、衝撃的な予言で注目を浴びる。「2018年5月23日に南海トラフ巨大地震が発生」「2018年6月15日に富士山噴火」「2018年6月17日1時25分四国方面で震度9を観測する巨大地震発生し、死者30万7690人を出す」「2019年11月29日、日本中で腸管出血性大腸菌という殺人菌が多数発生し、6万人の死者を出す」「2020年東京オリンピックは開催されるが、何者かが東京を攻撃。東京スカイツリーは崩壊し、首都が岡山になる」というように、次々と不吉な予言を発表した。これらがもし全部当たってしまえば日本の存亡を揺るがすことにもなるが全部はずれている。ちなみに「XU」は「YJ」と知り合いらしい。
2020年3月にTwitterに現れた「技術2227」は、たった数か月で2万人ほどのフォロワーを獲得していた。別次元の宇宙からブラックホールを伝ってやって来たという「技術2227」は主に新型コロナウイルス関連のツイートが多かった。「技術2227」は、2020年4月7日に安倍元首相が発令した「緊急事態宣言」を4月3日の時点で予言し的中させたことで一気に有名になったのである。「2022年5月15日23時57分08秒に南海トラフ」の予言をしていたが、外れている。しかし現在、「技術2227」はいなくなりアカウントは別の名前になっており、ツイートも消されている。
このようにTwitterに降臨した数々の未来人の中で最も話題になったのが的中率100%の「國分玲」であろう。
2019年12月にTwitterに現れた「國分玲 @bV6eBJOQc7bUvgO」は2058年から来た未来人であるという。
「國分玲」は、東京オリンピックの金メダル数が27個であることを予言・的中させ話題となり、これがきっかけで約50万人のフォロワーを獲得した。それ以外にも安倍晋三元首相が辞任したり、菅義偉首相が誕生したりすることも的中させた。
「國分玲」が高く評価される理由は、予言(國分玲にとっては過去の事実だが)の的中率が100%であったという点だ。
國分玲の正体は、2034年生まれで某国立大学工学部の大学院生であるという。そして、任務を終えて未来に帰る前には「週刊SPA!」の取材に大阪で応じたという。顔出しをしてはいないものの、姿は確認されているようだ。
一世風靡した「國分玲」であるが、的中した予言にはトリックがあったのではないかという噂もある。これから起きそうなことを非公開状態で大量ツイートし、外れたツイートを削除してからアカウントを公開に切り替えれば、ツイートのタイミングで見れば的中率100%の未来人ができあがる、というわけだ。それを証拠に「國分玲」に、ツイートを大量に削除した形跡があるという指摘も多い。
しかし、「國分玲」は前出の「週刊SPA!」の取材の中で「大量ツイートできるような時間間隔でつぶやいていない」と答えている。確かに「國分玲」のツイートを見返すと数分単位の短い間隔で投稿されている。
「國分玲」が本物の未来人であるかどうかは、これから起きる「2024年1月10日十勝沖地震M8.2」「2024年10月高市早苗が日本人初の女性総理大臣になる」というような近未来の予言が的中するかどうかで決まりそうである。
「未来人の存在などにわかに信じられないでしょう」と語った「國分玲」は、最後に「日本の未来は明るいことを私が保証します」と残して2058年に帰って行った。
さてこれまで、ネット掲示板・YouTube・Twitterと、ネット上に現れて世間を賑わせてきた未来人たちを紹介してきた。
そして現在、トレンドに敏感な未来人たちは若者を中心に人気のSNSに多数降臨している。次回は今、最もホットなTikTokに登場している5大未来人を追いながらその傾向や予言に迫ってみる。
次回「TikTok編」につづく!
白神じゅりこ
予言・滅亡研究家。新感覚オカルトライター。滅亡系YouTuberとしても活動。
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