「一刻も早く取りに来てくれ!」古物商が田中俊行に託した「行者の遺品」怪談/吉田悠軌・怪談連鎖
怪談師たちが収集した珠玉の怪異を、オカルト探偵・吉田悠軌が考察する「怪談連鎖」。今月は〝呪物〟が山積みされたあのオカルトコレクター宅を直撃!
記事を読む
2021年についての「予言」をご紹介。かの大予言者ノストラダムスとババ・ヴァンガは2021年をこのように言い残していた!
新たな年を迎え1か月余りが過ぎた。2020年の大混乱を引きずって例年とは違う新年を迎えた2021年だが……フランスの予言者「ノストラダムス」とブルガリアの盲目の予言者「ババ・ヴァンガ」にはどのような未来が見えていたのだろうか。
ヒトラーの登場やケネディ前大統領の暗殺などを予言したと言われているフランスの占星術師「ノストラダムス」。彼は四行詩集を主体とする著書「百詩篇集」で現在の解釈では3797年までの予言を残しているのだが、2021年は「世界が壊滅的な惨事に見舞われる」と予言しているそうだ。
彼の残した不吉な詩の一節に、こうある。
「父と母は無限の悲しみの中で死ぬ。喪に服す女性。疫病の怪物。偉大なるものはもはや存在しない。そして世界は終わる」
これは地上に疫病が蔓延し、これまで類を見ない大飢饉が訪れることを意味しているという。他にも、人類をゾンビ化させるウイルスがロシアで開発され、生物兵器として使用されると解釈する研究者もいる。
そして壊滅的な惨事に見舞われるの人類だけではない。米カリフォルニアでは大地震が発生、そして、巨大な太陽嵐、さらには小惑星の衝突によって、地球は大ダメージを受けるという。
なんとも不穏な予言ばかりである。これで3797年まで人類は生き延びることができるのだろうか?
続いてはソ連の崩壊、ダイアナ妃の死などを予言したことで知られる「ババ・ヴァンガ」の予言を見ていこう。
「世界は大きな変動と災害によって苦しみ、人々の意識は変わる。人類は運命を変えるほど壊滅的な出来事を目の当たりにする」
ヴァンガもノストラダムスと同様、我々人類にとって非常に厳しい年になると予言しているようだ。ヴァンガは、イスラム過激派がヨーロッパ諸国に化学兵器を使った攻撃を仕掛けてくるとも予言しており、これによりヨーロッパ大陸は終末を迎えるという。
他にも世界のトップたちの暗い予言も残している。
ロシア・プーチン大統領は、ロシア国内で暗殺が企てられ、命を狙われる1年となる。また、アメリカではバイデン大統領が原因不明の病に侵され、聴覚障害を伴う脳損傷に悩まされるという。
まさに気が滅入るような予言ばかり。世界中のメディアでもこぞって彼らの予言を報じているが、出所をたどっていくと、「Yearly Horoscope(イヤリー・ホロスコープ)」というサイトのようだ。
ご存じの通りノストラダムスもヴァンガもはっきりと年代までは明言しておらず、予言の内容も抽象的に書かれているものがほとんど。上記で紹介した「予言」は、あくまでも「Yearly Horoscope(イヤリー・ホロスコープ)」による”まとめ”である。
ーーとなれば、妙に「ロシア方面の危機を煽っている」ように読めるのは、予言解釈としてではない”気になる”ところではある。
予言は、いかようにも解釈できることから懐疑的な意見が多いのも事実である。果たして2021年はどのような1年になるのだろうか?
遠野そら
UFO、怪奇現象、オーパーツなど、海外ミステリー情報に通じるオカルトライター。超常現象研究の第一人者・並木伸一郎氏のスタッフも務める。
関連記事
「一刻も早く取りに来てくれ!」古物商が田中俊行に託した「行者の遺品」怪談/吉田悠軌・怪談連鎖
怪談師たちが収集した珠玉の怪異を、オカルト探偵・吉田悠軌が考察する「怪談連鎖」。今月は〝呪物〟が山積みされたあのオカルトコレクター宅を直撃!
記事を読む
縄文のビーナスが示す超古代日本の信仰体系/斎藤守弘・極孔神仮説(前編)
前衛科学評論家を自称し、UFOから超古代文明まで視野を広げていた故・斎藤守弘氏は、晩年に縄文時代に信仰されていた「極孔神」についての研究を重ねていた。遺稿をもとに、原始日本の精神文明を解き明かす。
記事を読む
「紅い服の少女」は妖怪・魔神仔(モシナ)か? 台湾ホラー映画が描く怪異の正体
映画「紅い服の少女」のモデルとなった事件は、妖怪のしわざだったーー! 台湾で広く知られる「小さな赤い姿」の妖怪を追う。
記事を読む
「沖縄のロゼッタストーン」を展示! 沖縄県立博物館・美術館の歩き方/ムー的地球の歩き方
ムーと「地球の歩き方」のコラボ『地球の歩き方ムー 異世界の歩き方』から、後世に残したいムー的遺産を紹介!
記事を読む
おすすめ記事