所有者は世界の王となる! 聖遺物ロンギヌスの槍/羽仁礼・ムーペディア
ムー的な視点から、世界中にあふれる不可思議な事象や謎めいた事件を振り返っていくムーペディア。今回は、磔刑に処されたイエス・キリストの脇腹を刺し、その血に触れたとされる聖遺物を取りあげる。
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旅行ガイドで歴史も学べる、1冊で何度も楽しめる新レーベルが誕生!
旅行ガイドの老舗ながら新機軸を打ち出し続ける“攻め”のブランド「地球の歩き方」から、またもユニークな新レーベルが誕生しました。その名も「歴史時代シリーズ」。
その第一弾となるのが『ハプスブルク帝国』なのですが、この本、旅行ガイドの枠をこえてめっぽう面白いのです!
全体は3部構成。まず第1章「ハプスブルク帝国の歴史をたどる」では、近代ヨーロッパに絶大な影響を与えたハプスブルク家とはなにか、その栄枯盛衰の歴史をたっぷりと学ぶことができます。
地図はもちろん、年表や王たちの肖像画など図版もたっぷり、まるで世界史の資料集のような濃密な内容に思わずひきこまれながらしっかりと900年に及ぶハプスブルク家の歴史をマスターしたところで、第2章「ハプスブルク帝国を旅する」では、宮殿や当時の街並みが残る必見スポットが、オーストリア、スイス、ドイツなど国ごとに紹介されています。ここはもう「地球の歩き方」の真骨頂。
……と、ふつうの旅行ガイドならばこれで十分、特に困ることもないのですが、ここで終わらないのが新レーベル「歴史時代シリーズ」のすごさ。最後を飾る第3章「19世紀のヨーロッパを旅するための準備」では、19世紀の人たちがどんな乗り物に乗っていたのか、どんな通貨を使っていたのか、といった歴史がハンディにまとめられています。
そう、もしも万一あなたが19世紀にタイムワープしてしまっても、この本があればなんとか乗り切れそう、そんな内容になっているのです! 本書には「タイムトラベルでたどる帝国と王家のストーリー」というキャッチがつけられていますが、まさに読むタイムトラベルといった趣き。
ちなみにブックカバーはリバーシブルになっていて、裏返すとガイドブックだと悟られずに読める仕掛けも。これなら過去世界に迷い込んでも時間旅行者だとバレずにすみそう。
巻末には、ハプスブルク家に関連する映画やドラマ、書籍の紹介もあり、まさにオールインワンなガイドブックになっています。
『地球の歩き方歴史時代シリーズ ハプスブルク帝国』地球の歩き方編集室、税込2,420円、Gakken
webムー編集部
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