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坂本政道 著
本書を一読しておけば、だれもが平等に迎える、死への恐怖は消滅する
この絶望的なまでに不平等な格差社会において、唯一、万人に平等に与えられているのが「死」という運命である。
イーロン・マスクやビル・ゲイツのような大富豪も、評者のような極貧の徒も、いずれ必ず、平等に死に、無に還る。そう思うと、評者にとって死は、ちょっと楽しみなイベントだったりする。
だが、本書の著者・坂本政道氏は、評者ほど脳天気ではなかった。幼いころから「死に対して並々ならぬ恐怖心を抱いていた」という、感受性豊かな子供であった氏は、たいていの人は、普段は死を意識することなく生きているが、「いざ自分が死ぬとなると、その恐怖におののくものだ」と断言するのである。
そんな坂本氏は、長じては東京大学理学部物理学科を卒業、ソニーやシリコンバレーのベンチャー企業で半導体素子、半導体レーザー等の開発に従事する、バリバリの理系技術者となったが、35歳のときに、体外離脱者ロバート・モンローの著書と出会い、自らも体外離脱を体験する。これにより、真の自分は肉体ではないこと、肉体の死後も自己は生きつづけることを、身をもって「知る」こととなった。
さらに、モンロー研究所の開発した「ヘミシンク」と呼ばれる音響技術に習熟することにより、自在に死後の世界に行って、身近な死者の話を聞いたりすることができるようになったのである。
坂本氏が、体外離脱で実際に行って確認したところ、死後の世界はフォーカス21~27という階層構造をなしており、そのうちのフォーカス27が「安寧な世界」で、「死後ここまで来られれば、安心満足できる」という(これとは別に、フォーカス34~35、42、49という、非常に高いレベルもあるらしい)。
さて本書によれば、人間は死後、肉体の外に出るが、このときに適切なフォーカスに行けるよう手助けするのが、標題にもある「お迎え」である。
お迎えは、先に亡くなった家族が来るのが基本だが、それ以外にもいろいろな場合がある。
著者のような達人ともなると、自らが「ガイド」となって、死者をフォーカス27に送り届けることもできるようだ。
いずれにせよ、本書を一読しておけば、だれもが平等に迎える、死に対する恐怖は消滅する。そのほうが、死後もいろいろ捗るようなので、ぜひ本書の内容は、心に留めていただきたい。
(月刊ムー 2025年5月号掲載)
星野太朗
書評家、神秘思想研究家。ムーの新刊ガイドを担当する。
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