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都市伝説研究家の宇佐和通氏の新刊『AI時代の都市伝説』から、今改めて知るべきトピックを抜粋して紹介!
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宇佐和通 著
気候変動、パンデミック……現在進行形の予言!
ノストラダムス、エドガー・ケイシー、出口王仁三郎、ジーン・ディクソン、そしてババ・ヴァンガ。本誌の読者ならだれ知らぬもののない、人類史上にその名を刻む予言界の「大御所」である。
本書の前半では、この5人の大御所の生涯や活動などを詳細に紹介し、彼らが、2025年以後の世界がどのようになると予言していたのかを、具体的に見ていく。
後半では、今をときめく5人の予言者、アビギャ・アナンド、アトス・サロメ、ミシェル・ハーイク、クシャル・クマール、クレイグ・ハミルトン・パーカーの紹介に一章が割かれる。
さらに米アニメ『ザ・シンプソンズ』の予言、「イルミナティ・カード」の予言、ホピの予言にそれぞれ一章ずつを当てて紹介・分析が加えられる。そして最終章では、シンギュラリティやグレートリセット、気候変動、パンデミック、そして第3次世界大戦など、現在進行形で実現中の予言にメスが入れられる。
実は本書は、同じ版元(笠間書院)から刊行されている『陰謀論時代の闇』『AI時代の都市伝説』に続く3部作の完結編(前2作はいずれも本欄にてご紹介ずみ)。過度にスピリチュアリティにのめり込むことのない、客観的でバランスの取れた著者の姿勢は、本書でも健在。この三部作を熟読吟味すれば、複雑怪奇な現代社会を読み解くための、ひとつの強力な視座が得られよう。
(月刊ムー 2025年4月号掲載)
星野太朗
書評家、神秘思想研究家。ムーの新刊ガイドを担当する。
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