JAXA「地球防衛チーム」誕生、2029年の小惑星衝突を回避へ! 今週のムー的ミステリーニュース7選
10月4日~10日に世界を騒がせたオカルト・考古学・民俗学などの最新不思議ニュースから、超常現象情報研究所と編集部が厳選!
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10月18日~24日に世界を騒がせたオカルト・考古学・民俗学などの最新不思議ニュースから、超常現象情報研究所と編集部が厳選!
9月19日付『朝日新聞』朝刊別冊の連載記事「ののちゃんのDo科学」は、恐竜の性別判定について解説。2005年、米モンタナ州の約7000万年前の地層から見つかったティラノサウルスがメスと判定されたのは、鳥類が卵を産む時にできる骨髄骨という組織が見つかったためであるが、恐竜の性別判定は難しく決め手にはならないと述べる。年令については、骨の断面の年輪を数えることで推定できる。
https://www.asahi.com/articles/ASSBJ0VC8SBJULBH00LM.html
10月19日付『朝日新聞』夕刊「30年眠る…ツチノコの標本?」は、徳島県勝浦町図書館に保存されているツチノコの標本について報じる。これは、1989年6月30日に町内の男性が捕獲し、町に寄贈したものだという。捕獲時の説明によると、男性はミカン畑で、頭と尾をくっつけるように丸くなっている奇妙な生物を見つけた。長い鎌で転がしてみると、胴体がビール瓶のように膨れていて、3〜4メートル飛んできたのでのでトックリヘビ(ツチノコ)と考えて捕まえたという。町は希望者に対して図書館の開館日に公開しているが、写真撮影は禁止。写真を見た徳島県立博物館の井藤大樹学芸員はアオダイショウではないかとする。
https://www.asahi.com/articles/DA3S16062847.html
10月19日付『毎日新聞』朝刊「今週の本棚」では、ロンダ・シービンガー著『奴隷たちの秘密の薬』(工作舎)を紹介している。これは、アフリカから西インド諸島に連れてこられた黒人奴隷たちの間に伝わった独自の民間療法について述べた書物で、本書ではこの治療法を「オービア」と呼んでいるようだ。実際には、オービアには治療だけでなく呪いや除霊など魔術的な技法も含まれる。ジャマイカでは奴隷反乱の際、オービアの術師が魔術で銃弾に当たっても死なないなどと煽動したことがあるため、現在でも法律で禁じられているという。
https://mainichi.jp/articles/20241019/ddm/015/070/024000c
10月20日付『毎日新聞』朝刊「Sunday Column」では、篠田航一ロンドン支局長がストーンヘンジの石を運んだ方法について考察。ストーンヘンジの建造目的については、人骨が150体以上見つかっていることから墓としての機能を持ち、天文観測にも使用されたらしい。他方、今年8月にストーンヘンジを構成する巨石のうち、内側にある石のひとつで重さ6トンの「オルターストーン」が約750キロ離れたスコットランドから運ばれたと判明。これだけの距離をどうやって運んだのか、その方法が議論を呼んでいるという。
https://mainichi.jp/articles/20241020/ddm/007/030/102000c
現在、直径10メートルほどの小惑星「2024 PT5」が一時的に地球の重力につかまって、第二の月となっている。この小惑星は今年8月7日、南アフリカのアトラス望遠鏡で発見され、9月29日に地球周回軌道に入った。11月25日には太陽周回軌道に戻るが、31年後と60年後に戻ってきて再び地球の衛星「ミニムーン」となる。過去には3年ほどミニムーンになった小惑星もあったという。10月19日付『朝日新聞』夕刊に関連記事。
https://www.asahi.com/articles/DA3S16062845.html
地球に接近する小惑星を核爆発で回避するという、映画『アルマゲドン』で用いられた手法が有効だとする論文が発表された。米サンディア国立研究所のネイサン・ムーア博士らは、小惑星の近くで核爆発を起こしたときの効果を実験。石英などでできた模擬小惑星に核爆発で出るX線を照射したところ、表面が溶けてガスが噴き出し、反動で動く様子を確認した。本物の岩石にあてはめると直径4キロほどの小惑星なら上空約2キロから核爆発によるX線を浴びせることで軌道を逸らせる可能性があるという。10月21日付『朝日新聞』夕刊に関連記事あり。
羽仁 礼
ノンフィクション作家。中東、魔術、占星術などを中心に幅広く執筆。
ASIOS(超常現象の懐疑的調査のための会)創設会員、一般社団法人 超常現象情報研究センター主任研究員。
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