幽霊が生者を怖がらせるのは「犯罪」!?/死者と語る人たち-File01:秋山眞人
死者の姿が見える、死者と語りあうことができる——そんな能力を持つ方々に話をうかがい、この世ならぬ世界をかいまみる連載の第1弾。サイキックとして生まれ、1970年代に「超能力少年」として注目を集めて以来
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文=藤川Q
ゲーム雑誌「ファミ通」とのコラボでお届けする“ムー通”。今月おすすめする一本は、秘密結社の経営(!?)をシュミレートする、こんなゲームだ!
ムー民の皆様なら、イルミナティなど秘密結社と呼ばれる組織への興味は海よりも深いものだと思います。今回ご紹介する『Shadow Government Simulator: Prologue』は、その存在がささやかれる秘密結社を経営するシミュレーションゲームです。
陰謀論なんていっている場合ではなく、実際に権謀術数を駆使して、世界征服を目指すというターン制ストラテジーゲームなのです。
組織の頭脳であるあなたは、世界中でターゲットした地域で影響力のある政治の重要人物やインフルエンサーを調査。贈収賄や誘惑など、あらゆる手段で彼らを組織の派閥へと改宗させていきます。その後は、彼らの影響力を行使し国家に影響を与えられるエリートのネットワークを構築し、最適なタイミングで政治を影から意のままに操り、必要であれば戦争すら厭わないかもしれません。
しかしながら、あなたが世界の舞台裏から傀儡を躍らせるために手繰っている糸を見抜く輩がいます。
そう、まさにムー民の皆々様のような“陰謀論”に真実の緒を的確にかぎ取ってしまう……そんなカンのいい人たち。本作においては非常に厄介です。なので、そうした人たちに感づかれないよう気を使い、目立ちすぎないように政治に影響を及ぼしていかなくてはならないでしょう。
また本作では、そんな風に世界征服を地道に目指すなかで、フリーメイソンやテンプル騎士団など、かの有名な秘密結社的な組織を派閥に加えられるのも魅力。まだデモ版リリース段階ですが、完成の暁にはきっとムー民の皆々様にとって、さながら秘密結社版『スマブラ』とでもいいたいほどのメンツが一堂に会することになるかもしれません。
〈本作のムー民度 ★★★★☆〉
https://store.steampowered.com/app/2025750/The_Shadow_Government_Simulator_Prologue/
Steam/デモ版配信中 ©Chupacabra Game Studios
藤川Q
ファミ通の怪人編集者。妖怪・オカルト担当という謎のポジションで、ムーにも協力。
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