韓国で大ヒット中のオカルト映画が「日帝風水謀略説」を題材に! 今週のムー的ミステリーニュース7選

文=webムー編集部

    3月15~21日に世界を騒がせたオカルト・考古学・民俗学などの最新不思議ニュースから、今知るべき7つを超常現象情報研究所と編集部が厳選!

    日本の悪霊を退治する韓国映画

     3月16日付『産経新聞』朝刊に掲載された、韓国特派員の連載記事「ソウルからヨボセヨ」が韓国で『破墓』と題するオカルト映画が評判になっていることを紹介していた。映画の内容は、女性祈祷師「ムーダン」と男性の風水師が、不思議な災難に見舞われるアメリカ在州の韓国人から依頼を受け、災いの元になっていた祖先の墓を掘り返したところ、男の祖父が韓国併合に協力した裏切り者であり、さらに墓には朝鮮に侵攻した豊臣秀吉の武将まで葬られていたというものらしい。災いの元である祖先の墓を掘り返し、そこから飛び出した日本の悪霊を退治する。大日本帝国統治時代、朝鮮の気脈を断つため鉄杭を地中に打ち込んだという「日帝風水謀略説(日帝断脈説)」も登場するようだ。

    https://www.sankei.com/article/20240316-N3YGMBGQUBOFDFOLIDZSSFMCMY/

    日本初ティラノサウルス科の下顎骨化石

     3月19日付『朝日新聞』夕刊「国内初ティラノの骨、天草で公開」は、熊本県天草市の離島御所浦島にある「天草市立御所浦白亜紀史料館」が、3月20日に「天草市立御所浦 恐竜の島博物館」としてリニューアルオープンしたことを紹介。今年2月には、熊本県苓北町から見つかった化石が、国内初のティラノサウルス科の下顎と判明したが、この骨の化石も展示されている。

    https://www.asahi.com/articles/DA3S15890768.html

    NHKスペシャルが古代日本の新事実に迫る!

     3月17日の『NHKスペシャル』は、「古代史ミステリー」と題する5回シリーズの第1回として、「邪馬台国の謎の迫る」を放送。番組では、邪馬台国連合もいうべき国家連合が前方後円墳をシンボルとし、日本列島の西側に勢力を築いたこと。狗奴国は前方後方墳をシンボルとし、東海から東北に勢力を築いたこと。卑弥呼は三国時代の中国の情勢を利用して親魏倭王の称号を得たこと。『魏志倭人伝』には戦いの結末はないが、その後、東北でも前方後円墳が見られるようになったことなどを紹介した。

    https://www.nhk.jp/p/special/ts/2NY2QQLPM3/episode/te/2Z8RVKV3G7/

    奈良時代の大嘗祭に迫る重要資料

     3月20日付朝刊各紙は、奈良市の平城京跡から、「大嘗」と書かれた木簡が見つかったと報じている。奈良文化財研究所が19日に発表したもので、「大嘗」の文字が書かれた木簡は4点あり、724年の聖武天皇即位時に各地から送られた物資に付けた荷札と考えられている。奈良時代の大嘗祭についてはこれまで実態がわからず、この種の木簡が確認されたのも初めて。

    https://www.sankei.com/article/20240319-5HU5AIGNJJLJDEPQ7JBSPV35LI/

    アトランティスはクレタ島のことだった?

     3月21日発売の『週刊文春』(3月28日号)は「今週の必読」で、ギャヴィン・メンジーズの『失われたアトランティス』を取り上げる。本書は、プラトンのアトランティスの記述は、クレタ島に栄えた文明をもとに書かれたという内容らしい。著者のメンジーズは以前の著書で、明時代の鄭和(1371~1434頃)の艦隊がアメリカ大陸まで達したと主張しているが、考古学者からは否定されている。

    https://www.amazon.co.jp/dp/4594091644

    「チャールズ国王死去」拡散の背後にロシア?

     3月17日より、ネット上で突然、イギリスのチャールズ国王が死亡したというフェイクニュースが拡散した。国王は1月下旬、前立腺肥大症の疑いで入院し、2月には癌と診断されたが、今月13日にはコモンウェルス事務局長と握手する写真も公開された。ニュースは、18日にロシアのメディアが報道したことで広がり、日本でも拡散した。3月19日付『朝日新聞』夕刊「「英チャールズ国王死去」フェイクニュース世界で拡散」にも関連記事。

    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240319/k10014395751000.html

    カーネル供養で、あの呪いがついに完全終息か

    水都大阪2009で展示されたカーネル像 画像は「Wikipedia」より

     ケンタッキーフライドチキンを展開する日本KFCホールディングスは19日、阪神タイガースが優勝した1985年に大阪ミナミの道頓堀川に投げ込まれ、2009年に発見されたカーネル・サンダース人形に関し、8日に住吉大社で人形納めの供養が行われたと発表した。この人形はかつて道頓堀店にあったが、1985年の阪神優勝の際興奮したファンたちが川に投げ込んだ。以後阪神の成績は長いこと低迷し、「カーネル・サンダースの呪い」と囁かれた。2009年に引き揚げられるとKFCの関西オフィスに保管されていたが、老朽化して保存が難しくなった。ちなみに、メガネ・両足首・左手など現在も発見されていないパーツもある。

    https://www.fnn.jp/articles/-/674001

    webムー編集部

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