福島の国際未確認飛行物体研究所に集まったUFOデータを解析! 天空に銀色のUFOが飛来していた!?
今年の6月24日に行われた、福島の国際未確認飛行物体研究所の報告会。当日、多数寄せられたUFO映像をスペシャリストが映像を解析した。はたして映り込んだ物体の正体とは?
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昨年に続いて福島県飯野町で「UFOフェス」開催! 日本各地から、そして世界からUFOマニアが集まった!
2023年11月11日。 “UFOの里”福島県飯野町において、『UFOフェスティバル2023』が開催された。
このイベントは、今回が2回目。地元だけではなく、日本全体のUFOカルチャーの熱量を上げていくプロセスで大きな意味を持つ場となった。昨年の初回も運営サイドの予想をはるかに上回る2000人規模だったのだが、今回は3000人レベルの動員となったようだ。会場に向かう車の中からいくつも準備された仮説駐車場を見たのだが、かなり早い時間から埋まり始めていた。昨年よりも確実にスケールアップしていることを実感する。
月刊ムーの三上編集長を「所長」に迎えて国際未確認飛行物体研究所を立ち上げたのが2021年。UFOの里というアイデンティを改めて打ち出した飯野町の知名度は各種メディアを通して確実に上がっている。駐車場には他県ナンバーの車がかなり多く見られた。メイン会場前の商店街に並ぶフードスタンドの数も昨年より増え、歩行者専用エリアも面積がぐっと広がっていた。イベントが成長していることが目に見える。
会場をぎっしり埋めた参加者に向ける三上編集長の挨拶も、昨年にも増して力が込められていたように感じた。思えば、この1年でアメリカ国内のUFO情勢は大きな転換点を迎えた。議会による公聴会が2回も開催され、UAP関連の政府機関(AARO)が新設され、早くもトップが更迭されるという事例も起きている。
吉本興業の福島住みます芸人・ぺんぎんナッツさんの司会で楽しい時間が進んでいく中、ステージ脇に立って会場全体を見回してみると、「宇宙人パレード&コンテスト」にも観客にも海外からの参加者もかなり多くなっている。インバウンドの影響だろうか。このイベントも確実に国際化が進んでいることを実感する。
「ベントラー、ベントラー、スペースピープル!」のUFO呼びの声が晴れ渡った空に響き渡った後は、そのまま「宇宙人パレード&コンテスト」の開幕だ。参加者が会場内や飯野町のメインストリートを練り歩きながら、自慢のコスチュームを披露する。昨年も開催された「宇宙人パレード&コンテスト」の参加者総数は.1.5倍になったという。個人でのエントリーが多かった昨年と比べると、今年は家族や職場のチームでの参加が多い。コスチュームの完成度で勝負するパターン。コンセプトの面白さで勝負するパターン。決勝に進出した15組の顔ぶれを見ると、二種類のパターンのバランスが取れていたと思う。大賞に輝いたのも赤ちゃん含め銀色のコスチュームに身を包んだ3人家族。風が強くてアウトドアのイベントにしては少し寒かったが、会場は熱気に包まれ、楽しげな表情の沢山の人たちで満たされた。
また、会場を訪れる人たちにも、カジュアルな仮装をしている人たちが目立った。このイベントを自分ごととして楽しもうとする人たちが、去年よりも増えたということなのだ。
仮装コンテストの受賞者発表の後は、ぺんぎんナッツさんを司会に、編集長とスカチャンのお二人、そして筆者も参加させていただいてのトークショー。 最新UAP情報、アメリカ議会とNASAの動向などを三上「所長」がテンポよく語っていく。話を聞いていていつも思うのだが、「言い切る」姿勢、それを可能にする知識は聴衆に響く。なにしろ自己紹介で「日本一怪しい雑誌、月刊ムー編集長の三上です」と言い切ってしまうのだから。
前述の通り、今年のイベントは国際化という要素が強く感じられた。それを端的に示す出来事にも触れておきたい。終了後撤収が進む中帰り支度を整えている編集長と筆者に、白人男性が声をかけてきた。少し前、国際未確認飛行物体研究所宛てにメールを送ってくれた人物だ。UFO研から連絡を受けて、ムー編集部としても情報を得ていた。日も落ちかけていて寒くなっていたので、とりあえず福島駅まで行って詳しく話を聞くことにした。
30代前半と思われる彼は、オーストラリアから来たという。大都市のひとつで公務員をしていたが、子どもの頃から不思議な現象が大好きだった。母国オーストラリアの国内でUFO/UAP現象に関する情報があまりにも少ない現実に辟易し、仕事を辞めてムー的要素に特化したプラットフォームを構築して、来年から本格的に活動を開始するという。そのための情報ネットワーク開拓のため1か月の滞在の予定で来日し、「UFOフェスティバル2023」の開催を知り、福島に来て三上編集長を現場で捕まえ、準備してきた資料をプレゼンする……という流れだった。
あたりがすっかり暗くなり、さらに冷たくなった空気の中を福島駅に向かって歩いていく彼の背中を見ながら、改めて思った。わずか2回目なのに、「UFOフェスティバル」の国際化は確実に進んでいる。これからも、さまざまな側面で「UFOの里」はパワーアップしていくことは間違いない。
宇佐和通
翻訳家、作家、都市伝説研究家。海外情報に通じ、並木伸一郎氏のバディとしてロズウェルをはじめ現地取材にも参加している。
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