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世界有数の聖域が芸術スポットに!
石川県、能登半島の先端に位置する珠洲市、珠洲岬。海と大地の「気」が交わる聖域の岬、日本三大パワースポットの一角にも数えられるこの地で、「奥能登国際芸術祭2023」が開催される。
前回の「奥能登国際芸術祭2020+」はコロナ禍の影響が直撃し制約の多いなかでの開催となったが、今回は59組ものアーティストが、珠洲市の全域を会場としてさまざまなアートやパフォーマンスを展開するのだ。
使われなくなった小学校や廃線が活用された作品もあり、「聖域の岬」珠洲市ならではのアートをたっぷりと体験することができるのである。
能登半島といえば、ここのところ規模の大きな地震に見舞われている地域でもある。昨年、今年と震度6級の地震が連続し被害や影響も決して小さくはないが、芸術祭が珠洲の復興にむけた光となるよう、地域の人たちと作家が一体になってこの芸術祭の準備を進めているという。
またご当地では「能登の里山里海」が国連食糧農業機関(FAO)から世界農業遺産に認定されているが、現在、この珠洲の食材を楽しめる全面ガラス張りレストランも建設中とのこと。見て、聞いて、食べて、と五感をフル稼働して能登の美を堪能したら、さらに第六感を発動させて能登半島の「気」を浴びる。この秋は全身で能登半島を体験してみたい。
webムー編集部
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