猫顔異星人から生体・機械の異常現象まで…オーストラリア国立公文書館の「UFO文書」/遠野そら
オーストラリア国立公文書館が公開したUFOレポートには、世界各地のUFO・異星人情報が記されていた! 驚きの情報量には、なんとアレン・ハイネックがかかわっていた!
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「ムー」誌上で最長の連載「ちょっと不思議な話」をウェブでもご紹介。今回は2023年5月号、第469回目の内容です。
まだ14歳の少年ながら、自分の体重の2・5倍のパワーリフティングをやすやすとこなすイギリスはサンダーランド市在住のジョッシュ・ブランド君は、ひょっとすると世界ナンバーワンの怪力少年かもしれない。
パワーリフティング競技3種のひとつデッドリフトは、背筋力でウェイトのシャフトを持ち上げるが、その鋼鉄製ウェイトが、自重の2・5倍も重いのだ。
本年3月の段階では、まだ名乗りを挙げる競争相手もなく、ギネスブックにも認定されていない。われこそはと挑戦者が名乗り出るのを期待しよう!
インターネットで使用できるウクライナ語からロシア語への翻訳ツールが、ロシアをモルドール、ロシア人を侵略者、ロシア政府の外相セルゲイ・ラブロフを「悲しき小馬」と〝超訳〟した件に関して、グーグル社は「ハッカーのせいではなく、あくまでも〝技術上のエラー〟」と謝罪し釈明した。
ちなみにモルドールは、J・R・R・トールキンの『指輪物語』に登場する邪悪な仇敵の名前。
米フロリダ州エヴァーグレーズの大湿地帯で、このほど地元の環境保護団体の生物学者チームが、同地の記録に残る中で最大級のビルマニシキヘビを捕獲した。
同団体によると、捕獲された大蛇は全長約5・5メートル、体重約98キロの雌蛇で、体内に122個の卵を宿していた。
生物学者チームは無線送信機を装着した雄の〝偵察〟蛇の助けを借りて、記録的サイズのこのニシキヘビを発見したという。
ちなみに蛇類としては世界最長の10メートル10センチという記録も、近縁種のアミメニシキヘビがもっている。
2020年12月22日付「デイリーテレグラフ」紙によれば、東南アジア原産のビルマニシキヘビは本来、フロリダ州内では1980年代に初めて発見された侵略的外来種に該当し、ウサギやオポッサム、オジロジカなどを含む哺乳類の在来種を捕食している。
環境保護団体のスポークスマンの話では、これに限らず今ではフロリダ州内だけで、他国よりも数多くの種類の爬虫類や両生類が棲息しているそうだ。
アメリカン航空のニューヨーク発ロサンゼルス行きの便とサンタアナ発ダラス・フォートワース行きの便は、2022年7月以来ずっと呪われている?
というのも飛行中に機内アナウンスが流れると、それがエアバスA321機でもボーイング737−800機でも、必ずその声に唸るような、呻くような、罵るような声がかぶさってくるからだ!
「極度の苦痛に苛まれる明らかに人間の声だ」という乗客もいる。
でも、アメリカン航空会社が出した公式回答はこうだ——
「この怪音はPAアンプリファイアー(増幅器)の機械的問題が原因で発生した無害なノイズです」
オーストラリアはアデレード市内在住のマコーミックさんの一家が、2020年12月2日の夕方、外出から帰宅すると、ひと足早く飾りつけておいた大きなクリスマスツリーの中に、いつのまにかまだ幼い雌のコアラが、居心地よさげに座っているのが見つかった。
連れ帰った飼い犬が真っ先にツリーに走り寄って、くんくん嗅ぎ回りだしたのがきっかけだった。
「何かがおかしいって、最初に気づいたのはママだよ。床に飾り玉がいくつも落ちてたからね。見上げると、ツリーの茂みの中にコアラの子が隠れてたんだ!」
長男のテイラー・マコーミック君(16歳)が説明する。
「それと噛み跡がついたツリーの葉っぱが、何枚も落ちていた。でも本物じゃなくて作り物のプラスチックの葉だから、コアラはさぞかしがっかりしただろうな」
それでも子供のコアラはまだ諦めきれないのか、また別の葉を口に咥えてモグモグやっている。
ママのアマンダは最初、これは子供たちのイタズラで、コアラはただの縫いぐるみだわと思った。でもそれにしては、このコアラはのろのろとながら動いている!
これまでも、彼らの家の近くでコアラの姿を見かけたことは、何度かあった。だが、家の中にまで入り込んできたのは、これが初めてだ。おそらく開いたままのドアか窓から、屋内に侵入したのにちがいない。
手荒らに追い出すわけにもいかないので、マコーミック一家はそのままコアラを放っておいた。少なくともゆうに3時間以上、コアラは居座っていた。
結局、いつまでも出ていかないので、一家はとうとうアデレード&ヒルズ・コアラレスキュー隊に通報した。
ところが、今度はレスキュー隊の電話オペレーターのほうが、その通報をてっきりイタズラ電話と勘違いしてしまった。
コアラレスキュー隊共同設立者のディー・ハーンヘロン氏は、通報を受けたときの驚きをこう語る。
「われわれは24時間体制のホットラインで通報を受けつけていますが、人間の世界にうっかり近づきすぎたコアラを保護して、安全な自然に戻してやるのが本来の仕事です。本件のように人家にのこのこ入り込んで居座ったケースは、これまで聞いたことがない」
なお、テイラー・マコーミック君は、ツリーに隠れていたコアラを〝ダフネ〟と名づけて、動画をティックトックに投稿した。
動画はバズって、これまでにもう73万回以上再生されたそうだ。
南山宏
作家、翻訳家。怪奇現象研究家。「ムー」にて連載「ちょっと不思議な話」「南山宏の綺想科学論」を連載。
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