世界各地で相次ぐゴーストパニックの謎! 工場や学校が次々閉鎖、「あの世との境界が薄れてきた」指摘も

文=webムー編集部

    バングラデシュの工場で100人以上の労働者が謎の体調不良を訴えた。“幽霊”の仕業と囁かれる中、同様の事態が世界各地で相次いでいることが判明!

    逃げ惑い、失神する人も…… 集団体調不良の謎

     バングラデシュ中央部ナラヤンガンジ県シッディルガンジにあるアダムジーEPZ(輸出加工区)で、とある縫製工場の労働者たちが同時に体調を崩し、工場を臨時休業とする事態が発生した。

     工場関係者によると、集団体調不良が発生したのは8月22日。「ユニバーサル・メンズウェア」社の施設で働く女性労働者たちが、午後から相次いで体調を崩し始めたという。最終的になんと100人以上もの労働者が体調不良を訴えたため、当局は彼らをBEPZA(バングラデシュ輸出加工庁)の附属病院へ搬送。医療処置を受けさせ、その日は工場を閉鎖した。

     工場の従業員に、いったいなにが起きたのか――?

    画像は「Daily Observer」より引用

     多くの従業員が病院へ搬送された後、残された従業員の間では不可解な体調不良の裏に超常的な要因、つまり“幽霊の目撃”があるという話が広まったという。すると翌23日の朝、今度は勤務開始直後に数人の労働者が体調不良に陥ると、従業員の間でパニックが広がり、失神する者まで出る異常事態となった。

     懸念を抱いた工場側は、事態を調査するため23日も工場の操業を停止。BEPZA職員と工場経営陣が現場を訪れたが、集団体調不良を引き起こした要因は今も判明していない。

    当局の現場視察でも原因は不明

     一連の騒ぎを受け、ユニバーサル・メンズウェア社のビラル・ホセイン総支配人は「労働者たちは幽霊を見たと主張しています。彼らが見たものを否定できないが、理性のある人間なら到底信じられないだろう。体調不良は工場内の特定の場所だけでなく、複数の場所で発生しました。我が社では労働者の快適性のためにエアコンも設置しています。しかしなぜ彼らが倒れたのか、真相はまだ特定できていません」と発言。

    視察中の様子 画像は「Banglabazar Patrika」より引用

     アダムジーEPZのBEPZA副事務局長ナスリーン氏も、「従業員たちは幽霊の存在を口にしていますが、われわれは実際の原因を特定するため調査を進めています」と語っている。

     一部では換気不良の可能性も囁かれているが、ナスリーン氏が実際に現場を視察したところ、換気不良や窒息につながるような問題は見つからなかったという。集団ヒステリーではないかといった見方もあるが、そうだとするとなにがパニックの元凶だったのかという謎が残る。

    画像は「Banglabazar Patrika」より引用

     そして奇しくも、このニュースと時を同じくして世界各地で同様の集団ヒステリーが発生したことが判明している。中米ホンジュラスでは、サッカーの試合から帰宅途中だった子供たちが“無気味な人影”を目撃して次々失神。インドの高校では生徒が幽霊を目撃してパニックに発展。さらにインドの学校の寮では、女子生徒4人に霊が憑依して登校拒否が全校に拡大する事態も起きている。

     いずれの件でも捜査当局や関係者は、超常現象に起因するものではないとの立場を崩さず、ありふれた理由での説明を試みている。しかし、海外オカルトメディアからは「この世と“あの世”との境界が少しずつ薄れてきている」との指摘も届きはじめた。同様の現象はさらに他所へと拡大していくのか、ひとまず注視していく必要がありそうだ。

    【参考】
    https://observerbd.com/news/589569

    webムー編集部

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