UFOの推進原理「反重力科学」研究最前線/MUTube&特集紹介 2024年4月号
反重力子は反物質と相互作用する!? 高速回転や音響振動が鍵となる!? UFOの推進原理「反重力科学」を三上編集長がMUTubeで解説。
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19世紀アメリカの空を飛んだ未確認飛行船の謎について三上編集長がMUTubeで解説。
1896年11月から1897年晩春にかけて、アメリカ西海岸から中西部・南部・東部にわたり、夜空に謎の発光体、飛行船、あるいは何らかの航空機が多数目撃された。「謎の飛行船(Mystery Airship)」と呼ばれる有名な事件である。
目撃者たちにとって、その航空機の飛来は衝撃的だった。なにせ、ドイツのフェルディナント・フォン・ツェッペリン伯爵が初の硬式飛行船「ツェッペリンL Z-1」を初飛行させたのが1900年7月2日、アメリカでライト兄弟が「ライトフライヤー号」で有人飛行を成功させたのが1903年12月17日のことで、自動車ですらほとんど目にすることがなく、まだ馬車が主流の時代だったのである(T型フォードが発売されたのは1908年)。
当時、一部の発明家らが飛行船を試作しつつあったものの、まだ短距離を数十分間浮いていられるかどうかというレベルであった。そのため、現代のわれわれからすれば、完全に「未確認飛行物体(UFO)」だったといえる。
だが未確認飛行物体といえば、1947年6月24日に、アメリカの実業家ケネス・アーノルドが、ワシントン州レーニア山付近を小型機で飛行中に一連の円盤状物体を目撃し、「空飛ぶ円盤(flying saucer)」と名づけたのが始まりとされる。
その翌月にニューメキシコ州ロズウェル付近でUFOが墜落し、米軍によって回収されたとされる「ロズウェル事件」が起こった。そのため、未確認飛行物体は1947年が起点となっている。つまり、謎の飛行船は未確認飛行物体ではあるが、その概念すら存在しなかった時代の目撃事件であった。
当時の人々が目撃した飛行物体とは、いったいどのようなものだったのだろうか?
謎の航空機は、まず1896年11月17日から12月半ばにかけて、アメリカ西海岸で目撃された。オレゴン州やワシントン州、カナダのブリティッシュ・コロンビア州においてもいくらか目撃報告はあったが、大部分はカリフォルニア州に集中していた。
多くの新聞は、航空機の正体は飛行船であり、飛行船の発明家による大陸横断飛行が目撃されたものと報じた。
最初に航空機が目撃された11月17日夜について、「サクラメント・ビー」紙と「サンフランシスコ・コール」紙は、「明るい光が上空約300メートルをゆっくりと横切っていったのをサクラメント市民が目撃した」と翌日の記事で報じている。中には、「光の背後に飛行船のシルエットが見えた」という目撃者たちもいた。
目撃者のひとりであるR・L・ラウリーは、教会の尖塔にぶつからないように高度を上げるよう命令する声を聞いたと主張している。ラウリーは「間違いなく読者へのウィンクのつもりだった」とつけ加え、「近くに教会はなかったので、船長と思しき人物は地元のビール醸造所の塔のことをいっていたのだと思う」と述べた。
さらにラウリーは、「飛行船はふたりの男性が自転車のペダルを漕ぐことで動いている」と説明した。ペダルを漕ぐ男性たちの上には乗客用の区画があり、それは飛行船本体の下に位置していた。前端には明るいライトが取りつけられていたという。目撃者の中には、光が頭上を通過するときに話し声や歌声が聞こえたと報告した者もいた。
ほかにも、目撃者の証言の中には「翼があった」「プロペラがあった」というものもあった。たとえば、11月19日付の「サンフランシスコ・コール」紙の一面に掲載された絵には、17日からカリフォルニア州オークランドの上空で目撃された発光体が描かれている。それは熱気球やグライダーなどではなく、下部にプロペラがついた飛行船のように見える。
3日後の11月22日の夕暮れ、謎の光が再びサクラメント上空に現れた。サクラメントの副保安官と地方検事を含む目撃者たちは、その光は通常のアーク灯の2倍の明るさだったと述べている。
また、同日の夜遅く、フォルサム、サンフランシスコ、オークランド、ペタルマ、サンタローザ、セバストポル、モデスト、マンティーカ、その他いくつかの都市の上空でも目撃され、サンフランシスコ市長アドルフ・スートロの家政婦を含め、目撃者は少なくとも数百人におよんだと伝えられている。
これらの報告から、目撃された飛行物体は、発明家による当時最新鋭の飛行船だったと考えられそうだ。数人の乗船を許す能力を有し、アーク灯の2倍の明るさを発するライトを備えていたことから、重いバッテリーを積んでいた可能性もある。水素ガスを充塡した飛行船だったのだろうか?
一方で、自転車のペダルを漕いでいたという目撃証言もあることから、動力源は原始的な人力のようにも思える。そのため、さらなる詳細がなければ、特に驚くに値しない事件だと思われる読者もいるかもしれない。
だが、飛行船は当時の正統な技術とは相容れない方法で操縦され、時速100マイル以上で移動していたと主張する人々もいた。また、発明家が名乗りでて、飛行船を披露するということもなかった。
実は、この事件は決して単純なものではない。目撃報告の中には、金属製の宇宙船から身長2メートルを超える異星人が現れ、目撃者を誘拐しようとしたとする事例を含め、信憑性が疑われるものも少なくなかった。だが、それらを精査していくと、驚くべき「秘密」が存在していたことに筆者は気づいた。未知の反重力技術の関与が浮上してくるのである。
(文=ケイ・ミズモリ)
続きは本誌(電子版)で。
webムー編集部
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