終末預言「三日間の闇」は2026年4月30日に成就する!? フランスの神秘家が幻視した「神の怒り」の光景

文=遠野そら

関連キーワード:

    フランスの神秘家マリーが言い遺した「すべてを破滅させる三日間の闇」が注目されている。なんと、その時期は2026年4月30日だという説があるのだ。

    預言の終末は2026年だった?

     すべてを破滅させる三日間の闇がやってくる。それは木曜日に始まり日曜日に明ける。闇が始まったらすぐ家へと入り、紫色のスカプラリオを吊るし、ドアと窓を完全に塞ぎなさい。そして祝福されたミツロウのロウソクを灯し、ロザリオの祈りを捧げなさい。絶対に外を覗いてはいけない。神の聖なる怒りを目にしたものは、その場で命を落とすことになる。
     空は燃え、大地は裂け、地獄に繋がれていたすべての悪魔が解き放たれる。地上は疫病が蔓延し、悪魔があなたの愛する人や友人、助けを求める隣人の声をまねてドアを叩くでしょう。しかし決して応じてはなりません。沈黙を守りなさい。そして絶えず祈り続けなさい。絶対に外をのぞいたりドアを開けてはいけません——。

     これは19世紀から20世紀にかけてフランスで活動した神秘家、マリー・ジュリー・ジャエニー(Marie-Julie Jahenny)が聖母マリアから受けたという終末預言のひとつである。「三日間の闇(Three days of darkness)」として広く知られるこの預言だが、なんと今年「2026年」に該当する可能性が高いとして話題になっているのだ。

     まずマリー・ジュリー・ジャエニーという人物から紐解いていこう。
     マリーは1850年にフランス・ブルターニュ地方で生まれ、23歳の頃にイエス・キリストの受難を再現する聖痕(スティグマ)を身体に宿してからというもの、亡くなるまで約68年もの間、キリストや聖母マリアの顕現を受け続けたという聖痕者(スティグマティスト)である。

     マリーはそこで多岐に渡る啓示を受け、これまでも数々の歴史的出来事を的中させてきたとされるが、いまだ実現していない預言のひとつがこの「三日間の闇」なのだという。

    91歳で亡くなるまでキリストの受難を追体験したというマリー・ジュリー・ジャエニー。彼女の奇跡は数多く報告されている。https://lesalonbeige.fr/quand-les-propheties-annoncent-le-retour-dun-roi-pour-la-france-apres-de-terribles-epreuves/

     無論、この預言はカトリック教会における聖書解釈と異なるため、「三日間の闇」はあくまでも私的啓示の範疇を出ない。しかしながら、聖ガスパル・デル・ブーファロ、福者アンナ・マリア・タイギ、エレナ・アイエロなどの他、多くの神秘家が幻視を経験し、マリーの語る「三日間の闇」と酷似した預言を残している。これはただの偶然なのだろうか。

    預言の日は「2026年4月30日」か

     実際、「三日間の闇」を研究している団体『threedaysofdarkness.org』によると、マリーを始め彼らの預言にはある共通点があるのだという。それは「花の月」「2つの月が現れる時」「春の寒い日」「木曜日」といった発生時期の描写である。彼らはそれらの描写に加え、聖母マリアの受胎告知やカトリック教会内部の混乱といった条件をすべて精査。そして象徴的な符号が重なる日を分析したところ、決定的な日付が浮かび上がってきたそうだ。

     それは――2026年。聖カタリナの旧祝日とされる、4月30日木曜日である。

     カトリックにおける「花の月」とは聖母月=5月のこと。そして「2つの月が現れる」を満月がひと月に2回訪れる現象「ブルームーン」に解釈すると、5月にブルームーンが発生する年、つまり今年2026年になるという。だがブルームーンは19年に1度発生することから、そこまで珍しい現象ではない。

     しかしながら、マリーに多くの啓示を授けた聖カタリナの旧祝日「4月30日」は木曜日であり、奇しくも同日(世界時)には部分日食が発生する――。このことから、「天の印が重なる日」として注目を集めているのである。
     2026年にかぎったことではないが、4月30日はヴァルプルギスの夜であり、北欧・中欧で春の到来を祝う伝統行事が実施される節目でもある。

      

    記録に残されているマリーの手の聖痕。他にも足や胸にも聖痕を宿し、毎週金曜日になると聖痕から血が流れ出たという。画像:https://kath-zdw.ch/maria/Marie_Julie_Jahenny.html

     この「三日間の闇」については、物理的に発生するのか、それともアセンションのような古い世界の崩壊を指しているのかはわからない。その衝撃的な内容から「小惑星の衝突」「核戦争による人類滅亡」など様々な解釈や見解までも飛び交っているが、現在の世界情勢を踏まえるといかようにも受け取れるだろう。

    空は燃え、大地は裂け、地獄に繋がれていたすべての悪魔が解き放たれる」ーーいやおうなしに、核兵器を含む戦争を連想するが、1941年に没したマリーがどんなビジョンを預かったというのだろうか。

     ただマリーは、闇が明けた4日目の再生の日についても預言を語っている。

    「花の月の復活が始まり、太陽が再び上るだろう。地上は浄化され悪しきものは消え去っている。生き残った人々は神の偉大さをたたえ、『黄金時代』が始まるのを目にするだろう」

     という言葉を遺しているのだ。闇が明けたとき、我々人類ははたしてどのような世界を目にするのだろうか。

    マリーは、神からどんなビジョンを授かったのか? https://antiquesanastasia.com/religion/references/other_people/france/20e/marie-julie_jahenny/general_info.html

    参考
    http://www.threedaysofdarkness.org/

    遠野そら

    UFO、怪奇現象、オーパーツなど、海外ミステリー情報に通じるオカルトライター。超常現象研究の第一人者・並木伸一郎氏のスタッフも務める。

    関連記事

    おすすめ記事