チクタクUFOはロッキード・マーティン製の超兵器「CL-957 Gen 2」だった!? 謎の機密文書でニミッツUFO事件に新展開!

文=webムー編集部

関連キーワード:

    機密文書流出で「ニミッツUFO事件」の真相が判明!? 「チクタクUFO」は秘密裏に開発された超技術の航空装置だったのか?

    謎の航空装置「CL-957 Gen 2」

     ムー読者であれば「チクタクUFO」のことはご存じだろう。2004年にアメリカの戦闘機が遭遇したUFOの通称で、戦闘機が発艦した空母の名前から「ニミッツUFO事件」としても知られている。ここ数年におけるUFO情報開示の流れを決定づけるターニングポイントとなった歴史的事件だ。そして今、この「チクタクUFO」の正体を示唆する機密文書が流出したと騒ぎになっている。

     まずはチクタクUFOの基本情報について改めて確認しておこう。命名の由来は海外のタブレット菓子「Tic Tac」とよく似た楕円形の姿で、全長は約12メートル、動力は完全に不明ながら極めて不規則な動きと驚異的加速を見せたという。2020年に米国防総省が公式に存在を認めたものの、その正体については今も謎のままである

     だが、ここにきて登場した機密文書が事態を動かしつつある。なんとロッキード・マーティン社が秘密裏に開発していた「CL-957 Gen 2」という航空装置が、チクタクUFOそのものではないかとの声が広がっているのだ。今回、そのマニュアルらしき文書がSNS上に流出したことで騒ぎが広がっているのだ。

     もともと「CL-957 Gen 2」の開発は「プロジェクト・オービット・ランス」と呼ばれる米軍の機密プロジェクトの一環として2003年から始まったという。「慣性の影響を打ち消し、重力をベクトル化できる」推進システムを採用し、「水中、空中、宇宙のいずれでも運用可能」と謳われている。これが事実ならば、まさにUFOそのものの挙動が可能となる驚異的システムだ。

     事実、「チクタクUFO」と遭遇した戦闘機のパイロット本人は、CIAから「ロッキード・マーティン社が製造した飛行装置である」と説明を受けたとの話もある。流出したマニュアルの内容とも矛盾がなく、噂の真実味はいよいよ増すばかりだ。

    ミスリードを誘うフェイクの可能性は?

     しかし、「チクタクUFO」=「CL-957 Gen 2」と断定するには大いに不自然な点もあることを指摘しておこう。一つはマニュアルの表紙だ。「TO 1Q-554A-1」との記載があるが、この「Q」は通常、ソフトウェア管理システムや補助コンポーネントのマニュアルで使用される。航空機の主要操作マニュアルとしては非常に異例といえる表記なのだ。

    流出したマニュアルとされる画像

     もう一つの不可解な点は日付だ。マニュアルは2003年に発行され、2006年に改訂とされているにもかかわらず、2010年8月19日付のスタンプと手書きの署名が含まれている。CIAの印章や企業ロゴも通常より大きく、見栄えを重視したかのようなレイアウトになっていることから、流出した機密文書そのものが偽造である可能性も考慮しなくてはならない。

     はたして、チクタクUFOの正体は世界最大の軍需企業が極秘裏に開発した試作機なのだろうか? 仮にそうだとしたら、米政府はその正体を把握していたはずであり、なぜ“知らないふり”をするのか? そもそも今回流出した機密情報がまったくのフェイクだとしたら、それを意図的に流布することで、より重大な機密からわれわれの目を逸らせようと画策しているのではないか? 真相は不明だが、依然としてあまりにも多くの謎が残されている。騒動の推移をじっくりと見守り、真実を見極める必要がありそうだ。

    【参考】
    https://www.espaciomisterio.com/ovnis-y-vida-extraterrestre/filtran-supuesto-documento-explica-avistamientos-nimitz_59193

    webムー編集部

    関連記事

    おすすめ記事