今年2度めのネッシー出現事例か!? 水面からのぞく無気味な“背中”、高まる捕獲可能性

文=webムー編集部

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    スコットランド・ネス湖の深みから、不気味な泡とともに“灰色の物体”が浮上! 今年3月に話題を呼んだ“黒い影”に続く貴重な目撃事例となるか──。

    湖岸近くで浮上&沈降した謎の物体

     2024年のネッシー公式目撃記録が、過去10年で最低の3件に終わったネス湖。ところが2025年はネッシーを捉えた可能性がある写真が相次いで公表され、5月22日からの大規模捜索イベント「ザ・クエスト」を前に、神秘をたたえた湖に改めて注目が集まっている。

    画像は「Daily Mail」より引用

     ネッシーと思しき新たな目撃写真は、ネス湖センターが4月8日に公開したもの。目撃者はサウス・ラナークシャー州イースト・キルブライド出身のアネット・ハーキンスという女性で、写真は3月2日に湖西岸にあるアーカート城近くで撮影したものだという。

     センターが公開した写真には、白い波頭のすぐ近くに浮かんだ明らかに異質な物体が捉えられていた。仮にネッシーだった場合、頭頂部もしくは背中の一部だろうか。なめらかな曲線を描いていることは確認できるものの、残念ながら写真から正確な部位を判断することは難しい。

     当時の状況について語ったハーキンスさんによると、湖畔を双眼鏡で観察していた際、珍しい波が立っているのが目に留まったという。「波の中にいくつか泡が浮かび、それが私の注意を引いた」そうだ。

    画像は「Daily Mail」より引用

     水面を割って現れた不気味な泡を双眼鏡で覗いていると、深みから“暗い灰色の物体”が浮上。少しだけ移動すると再び水中へと沈んでいき、ハーキンスさんの咄嗟の判断によってカメラでの撮影に成功した。

     湖面に浮かんだ物体の後方には木立も写りこんでいるため、湖岸に比較的近い場所に浮上したといえる。果たしてハーキンスさんが撮影した物体はネッシーだったのか、多くの怪獣ハンターが議論を重ねている状況だ。

    高まるネッシー初捕獲への期待

     ネッシー目撃騒動といえば、ネス湖センターが3月4日に公開した“黒い影”を捉えた写真が思い出される。北岸のドレスビーチから数分間にわたって目撃されたネッシーらしき物体だが、今回ハーキンスさんが撮影した物体の曲線的なラインと非常に似ている。

    「ザ・クエスト」に向けて準備を進める同センターは、相次ぐ目撃情報が「良い兆候」であることを願っているという。ゼネラルマネージャーのナギナ・イシャク氏は、「クエストは世界中のネッシーハンターやネス湖愛好家にとって、最も待ち望まれているイベントのひとつ」とコメント。「説明のつかない何かを発見できるかもしれないという希望を抱いて、より多くの人々が水面を眺めるようになるだろう」と語っている。

     今年の大捜索にはネス湖探検隊のアラン・マッケナ氏による長時間のボートツアーが含まれ、最大100メートルの深さまで画像やビデオを撮影できる遠隔操作型水中探査機も配備される。ネッシーらしき姿が立て続けに目撃された状況を考えると、例年以上に“ネッシー発見”の可能性は高いかもしれない。

    【参考】
    https://www.dailymail.co.uk/news/article-14584645/Loch-Ness-monster-surfaced-Nessie-hunter-bubbles-wave-dark-grey-shape.html

    webムー編集部

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