ウンモ星人からの手紙の送り主とは? 14.4光年の彼方から届くメッセージ/ムーペディア
世界中にあふれる不可思議な事象や謎めいた事件を振り返っていくムーペディア。今回は、およそ60年間も世界のUFO研究家たちに謎めいた手紙を送りつづけている「ウンモ星人」を取りあげる。
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超巨大建造物から超常事件の現場まで、各地のさまざまなミステリーを、超常現象研究の第一人者・並木伸一郎がセレクトした〝世界の新七不思議〟をご案内! 今回は〝UMAの七不思議〟に選定したなかから、実在の可能性も高いゴビ砂漠の危険生物モンゴリアン・デスワームです。
ゴビ砂漠には、巨大化したミミズのような怪生物「モンゴリアン・デスワーム」が棲息するという。その姿がウシの腸に似ていることから「オルゴン・コルコイ」とも呼ばれるデスワームは、周辺地域の古文書に記録されているほど、古くから伝承される怪物だ。20世紀に入ってからは本格的な調査も開始されており、現地民たちの伝承や目撃談が獲得されている。
伝えられるデスワームの性質は、いたって獰猛で攻撃的。黄色い毒物を吐きつけて、人や動物を死に至らしめるという。「屋外で黄色のおもちゃ箱で遊んでいた子どもが、箱に入り込んでいたデスワームに触れて急死した」「馬に乗っていた男がデスワームを発見し、手に持っていた棒で掃おうとしたが、怪物をつついた途端、棒先が緑色に変化し、馬も男もその場で死んだ」と、猛毒の脅威を伝える逸話も数多く残されている。さらに、尾から放電させて襲いくることもあるといい、19世紀には数百人のロシア調査団が餌食となったという報告もある。
既述したとおり、巨大なミミズを思わせる姿で、推定体長は50センチ~1・5メートル。体色は赤、赤茶、茶褐色で、体表に黒い斑点があるという。その正体については、デンキウナギの変異体、あるいは進化体、ミミズトカゲの変異体という説もある。
ミミズトカゲは地中生活に適応して四肢が退化したトカゲ亜目で、ミミズのような外観を持つ。デスワームを2度も目撃した少年の証言によると、「ソーセージのような姿で、体長は約60センチ。目鼻は認められず、赤茶の体表にはヘビのようなウロコがついていた」というから、ミミズトカゲのような爬虫類種である可能性は高いだ。
近年では、デスワームと思しきミイラや動画なども獲得されているが、詳細不明なものが多く、証拠にはなりえない。しかし、調査団は粘り強く調査しており、いずれは生きた個体が獲得されるだろう。当地からの続報に期待したい。
並木伸一郎
「ムー」創刊当初から寄稿するベテランライター。UFO研究団体ICER日本代表、日本宇宙現象研究会(JSPS)会長などを兼任。ロズウェルやエリア51をはじめ現地調査を重ねて考察し、独自の仮説を「ムー」や自身のYouTubeなどで発表している。
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