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蜜猫コノミ 著
文字や音などにも色を感じる魔女のエッセイ
「共感覚」とは、ひとつの刺激に対して、通常の感覚以外の感覚も同時に生じる現象のこと。文字や音に色を感じたりするという。
著者・蜜猫コノミ氏は、生まれながらにこの共感覚の持ち主で、常時「カラフルな万華鏡」のような世界に生きているという。本書の表紙と各章の扉は、著者が有名な音楽を聴いて見えたものを自ら描いた絵画作品であり、これを見れば著者の見えている世界のイメージもつかみやすいだろう。
さらに、著者はいくつかの発達障害も抱え込んでおり、その生きづらさは並のものではなかったという。そうした苦悩の末に辿り着いたのが「魔女」という生き方であった。
本書は、魔女として生きる著者が、これまでの体験や考えを、珠玉の文体で自由自在に記したエッセイ集。全体は2部構成になっており、第1章の「共感覚の世界」では、まさに万華鏡のように、著者の体験する世界のさまざまなエピソードが展開される。「星月夜」「侯爵夫人」「宇宙人襲来」「アンノウン・バイオレット」など、標題だけでも興味をそそられるエピソードが目白押し。
さらに第2章「魔女として生きる」では、著者が「無理がなく、自分らしく生きるために」魔女となった顚末の他、「綿菓子の兎」(一般にいう引き寄せの法則)をはじめとする、魔女術の実践も語られる。
現在、何らかの生きづらさを抱えているすべての人におすすめしたい、異色の書である。
(月刊ムー 2025年3月号掲載)
星野太朗
書評家、神秘思想研究家。ムーの新刊ガイドを担当する。
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