古代エジプトの墓を開いた現役考古学者が明かす 「ミイラに呪われた瞬間」の恐怖とは? ファラオの呪いの正体
永遠の眠りを妨げた大きすぎる代償なのか――。古代エジプトの墳墓を600年ぶりに開いて生死の境をさまよった経験を持つエジプト学者が、事の顛末を語っている。
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12月13~19日に世界を騒がせたオカルト・考古学・民俗学などの最新不思議ニュースから、超常現象情報研究所と編集部が厳選!
12月16日付『朝日新聞』夕刊「米で謎の飛行物体目撃相次ぐ」は、11月からアメリカ各地で目撃が相次ぐ不審な飛行物体について報道。目撃情報は、11月18日にニュージャージー州で複数の報告が警察に寄せられたのを皮切りに、ニューヨーク州やペンシルベニア州フィラデルフィアなどの沿岸地帯に広まり、計5,000件にも達した。ニューヨーク州の地方空港では、一時滑走路が閉鎖された。他方12月14日にはFBIと国土安全保障省の担当官などがオンラインで記者会見を行い、「多くは有人飛行機を誤認したものだ」と述べた。
https://www.asahi.com/articles/DA3S16107570.html
イギリスのノースヨークシャー州の「サースク博物館」には、座ると死ぬという、通称「バズビーの椅子」が展示されている。12月13日付『毎日新聞』夕刊「呪いの椅子 霧に包まれた伝説」は、この椅子の伝説について紹介。それによれば、1702年に殺人罪で絞首刑になったトーマス・バズビーという人物が、執行の直前、通い慣れたパブでビールを一杯飲むことが許され、いつも座っていた椅子でビールを飲むと、「これは俺の椅子だ。今後ここの座る者は死ぬ」と言い残したのが発端で、以後椅子に座る者が死ぬという伝説が広まった。
https://mainichi.jp/articles/20241125/k00/00m/030/020000c
12月17日付『日経新聞』朝刊「湖国・近江に息づく妖怪伝説」では、『淡海妖怪拾遺』を執筆した杉原正樹が、近江地方に伝わる妖怪を紹介。地域情報誌の編集をしながら近江地方の妖怪伝承について収集した成果をまとめたもので、カッパや天狗、大入道など全国に伝えられるものの他、白い毛玉の妖怪「おたまさん」やタブの木に現れる「木娘」、「ガオーさん」、「二丈坊」なども紹介。
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO85496490W4A211C2BC8000/
12月13日付『日経新聞』朝刊「シンガポール 次世代衛星の黒子に」は、存在感を増すシンガポールの宇宙産業を紹介。シンガポール政府は、約170億円の助成金で民間の宇宙開発を支援しており、国内の宇宙関連企業数は70社に及び、航空宇宙産業の市場規模は過去10年で7割増大した。代表的な企業には、衛星に搭載する通信装置を開発した「スペクトラル」、衛星通信機器の「アドバリュー・テクノロジーズ」衛星で使用できる耐放射線ICの「ゼロエラー・システムズ」などがある。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE06AQM0W4A201C2000000/
日本の宇宙ベンチャー企業「スペースワン」は12月18日、和歌山県串本町の民間宇宙空港「スペースポート紀伊」から小型ロケット「カイロス」2号を打ち上げた。しかし80秒過ぎに一段目のノズルの駆動制御に異常が発生、3分7秒後には飛行中断となり、空中で爆破された。「カイロス」1号機は3月に打ち上げられたが、打ち上げ直後に爆発している。「スペースワン」の豊田正和社長は記者会見で、3号機については原因究明後に措置を講じ、なるべき早期の打ち上げを目指すと述べた。12月13日から19日にかけての各紙に関連記事あり。
https://www.yomiuri.co.jp/science/20241218-OYT1T50154/
現在、太陽活動がピークとなっており、大規模な太陽フレアが地球にさまざまな影響を及ぼすことが懸念されているが、12月17日付『日経新聞』朝刊「ビジュアルでわかる太陽フレアがピーク期に」は、予想される被害について3段階にまとめる。まずX線やガンマ線が8分で地球に到達し、通信障害や低軌道衛星の高度低下を招く。第二波は超高速で飛び出した陽子などの高エネルギー粒子によるもので、30分から2日で地球に到来、人工衛星を直撃して機器故障の原因となる。さらに数日後にはプラズマの塊が到達、地球磁場の擾乱を引き起こすという。
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO85496360W4A211C2TLH000/
京都大学と鹿島建設は12月18日、人類が火星や月に移住した際の居住空間となる人工重力施設の共同研究を開始したと発表、2000分の1スケールの模型や、CGによるイケージ図も公開した。京都大学と鹿島は、重力の少ない火星や月に人類が居住するため、おわん型をした高さ400メートル、直径200メートルの建物を回転させ、遠心力で擬似的な重力を作り出すことを提案している。今後は京都大学が模型を使った実験を始めるほか、大型施設を国内に建てることも計画されている。12月19日付『日経新聞』朝刊「人工重力施設の研究開始」に関連記事。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUF181AU0Y4A211C2000000/
羽仁 礼
ノンフィクション作家。中東、魔術、占星術などを中心に幅広く執筆。
ASIOS(超常現象の懐疑的調査のための会)創設会員、一般社団法人 超常現象情報研究センター主任研究員。
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