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米大統領の元上級顧問が、1960年代にCIA高官から「異世界の技術」について説明を受けていたことを告白! 世界のUFO研究家たちの間に衝撃が走っている――!
かねてより墜落したUFOの回収や、地球外生命体とのコンタクトが疑われているアメリカ。歴代のそうそうたる大統領たちの側近として働いてきた人物が、かつてCIA(米中央情報局)の高官から「異世界の技術」について説明を受けていたことを告白し、大きな注目を集めている。
衝撃的な主張を展開するハラルド・マルムグレン氏は、これまでジョン・F・ケネディ政権やリチャード・ニクソン政権で大統領補佐官を務めた人物だ。60年以上前のことだが、ペンタゴン(米国防総省)における核兵器とミサイル防衛に関する最高機密レベルの仕事を率いていたという。
マルムグレン氏は8月20日にXで、「異世界の技術」に関する情報をもたらした人物として、かつて空軍基地「エリア51」などを管理していたCIA高官リチャード・ビッセル氏の名前を挙げた。ビッセル氏は1962年にCIAを辞任しているが、その後「非公式」に報告を受けたそうだ。肝心の内容についてだが、口外しないと誓約していることから明かせないようだ。
マルムグレン氏に極秘情報を明かしていたのはビッセル氏だけではない。1963年、ロケット科学者のローレンス・プレストン・ギーズ氏(アマゾン創業者ジェフ・ベゾス氏の祖父)と会話を交わした際、「UAPのリバースエンジニアリングに関する研究」について聞かされたという。
マルムグレン氏と同様に、 かつてペンタゴンの中枢に在籍していながら機密事項を暴露して注目を集めているのが、ルイス・エリゾンド氏だ。現在のUFO調査組織である全領域異常解決局(AARO)の前進である先進航空宇宙脅威識別プログラム(AATIP)を率いていたエリゾンド氏は、今年出版した回顧録の中で、「人類は宇宙で唯一の知的生命体ではない」と語り、米政府が「地球外で作られた先進技術を保有している」と打ち明けた。
このエリゾンド氏によれば、政府傘下の特命チームが1947年の「ロズウェル事件」で墜落したUFOの回収プロジェクトに従事したという。エリゾンド氏はこの特命チームの“管理者”から資料提供を約束されていたものの、煩雑すぎる手続きによって入手することは叶わなかったそうだ。
ハラルド・マルムグレン氏の主張について留意すべきは、彼自身がUAP研究に直接取り組んだことはなく、自分の仕事に利用したこともないと明言している点だろう。また、マルムグレン氏に回顧録を出版したエリゾンド氏との接点はなく、自身の主張とは関係がないとしている。
もう一点、エリゾンド氏の回顧録は出版前の審査プロセスでペンタゴンが編集に関与したと考えられている。つまり、書かれている内容は米政府が「オープンにしても問題ない」と判断したものである可能性が高く、かといって米政府が公式にその内容を保証しているわけでもない。しかも、当の国防総省の広報担当者は、エリゾンド氏についてAATIPで責任ある立場ではなかったと主張しているのだ。
それぞれの主張が食い違う米政府と元高官たち。いったい誰の情報が真実なのか、そしてさらなる暴露はあるのか、今後も経緯を注意深く見守る必要がありそうだ。
webムー編集部
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